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	<title>脳科学辞典 - 利用者の投稿記録 [ja]</title>
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	<updated>2026-04-20T16:57:29Z</updated>
	<subtitle>利用者の投稿記録</subtitle>
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		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14891</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-17T04:53:32Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源をたどるのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称だと考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFC（訳語がわかりませんでした）は情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉と後頭葉&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
後頭葉ではエピソード記憶の符号化の際にカテゴリ特異な活動を行っていると考えられており，例えば異なる種類の材質や言葉を符号化する場合には，紡錘状回の異なる部位が活性化される。このような後頭葉の活動は前頭全野からのトップダウンの変調を受けているとされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16605307 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
後頭葉のいくつかの領域が符号化の際に特徴やカテゴリに選択的な活動を見せるのに対し，頭頂葉は特徴(位置，色など）に関わらず，一般に符号化や想起に関わっていると考えられている。例えば頭頂間溝（intraparietal sulcus）はいくつかの特徴を統合する際に活動が活発になる領域であるが，同時にある一つの特徴ではなくさまざまな特徴を符号化する際にも活発になることが知られている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17088219 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
このような特徴一般の処理と，その他の領域で行われている特徴に特異な処理が前頭全野からどのような変調を受けているかを調べることは，ソース記憶の主観的経験の理解につながると考えられている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまで盛んに行われてきた神経イメージング法を用いた研究は，ソースモニタリングが脳のどのような領域でどのように行われているかについての知見を深めてきた。しかし，これらの研究はいまだ現象学的体験としての記憶がどのようなものかについてを解明するにいたっていない。記憶と関連する脳領域だけでなく，主観的経験と関連する領域がどこであり，記憶とどのように関係しているかが体系的に整理されることが期待される。&lt;br /&gt;
最近では，「親近性」と「回想」という，近いけれども異なった感覚を呼び起こす２つの概念が，現象学的経験への理解を深めるのに重要な概念として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。回想については多くの研究が進められ，どのようなプロセスにより回想の感覚が強められるかなどかなりのことが明らかとなってきている一方，親近性はより複雑な処理から生じる感覚であるため，多くのことがわかっていない。これらの概念を理解することでソースモニタリングについてのより深い知見が得られると考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14890</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-17T04:34:17Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称だと考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉と後頭葉&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
後頭葉ではエピソード記憶の符号化の際にカテゴリ特異な活動を行っていると考えられており，例えば異なる種類の材質や言葉を符号化する場合には，紡錘状回の異なる部位が活性化される。このような後頭葉の活動は前頭全野からのトップダウンの変調を受けているとされている。&lt;br /&gt;
後頭葉のいくつかの領域が符号化の際に特徴やカテゴリに選択的な活動を見せるのに対し，頭頂葉は特徴(位置，色など）に関わらず，一般に符号化や想起に関わっていると考えられている。例えば頭頂間溝（intraparietal sulcus）はいくつかの特徴を統合する際に活動が活発になる領域であるが，同時にある一つの特徴ではなくさまざまな特徴を符号化する際にも活発になることが知られている。&lt;br /&gt;
このような特徴一般の処理と，その他の領域で行われている特徴に特異な処理が前頭全野からどのような変調を受けているかを調べることが，今後の必要とされている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまで盛んに行われてきた神経イメージング法を用いた研究は，ソースモニタリングが脳のどのような領域でどのように行われているかについての知見を深めてきた。しかし，これらの研究はいまだ現象学的体験としての記憶がどのようなものかについてを解明するにいたっていない。記憶と関連する脳領域だけでなく，主観的経験と関連する領域がどこであり，記憶とどのように関係しているかが体系的に整理されることが期待される。&lt;br /&gt;
最近では，「親近性」と「回想」という，近いけれども異なった感覚を呼び起こす２つの概念が，現象学的経験への理解を深めるのに重要な概念として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。回想については多くの研究が進められ，どのようなプロセスにより回想の感覚が強められるかなどかなりのことが明らかとなってきている一方，親近性はより複雑な処理から生じる感覚であるため，多くのことがわかっていない。これらの概念を理解することでソースモニタリングについてのより深い知見が得られると考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Davachi, L. (2006). Item, context and relational episodic encoding in humans. Current Opinion in Neurobiology, 16, 693–700.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Mayes, A., Montaldi, D., &amp;amp; Migo, E. (2007). Associative memory and the&lt;br /&gt;
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14888</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14888"/>
		<updated>2012-10-17T02:23:02Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまで盛んに行われてきた神経イメージング法を用いた研究は，ソースモニタリングが脳のどのような領域でどのように行われているかについての知見を深めてきた。しかし，これらの研究はいまだ現象学的体験としての記憶がどのようなものかについてを解明するにいたっていない。記憶と関連する脳領域だけでなく，主観的経験と関連する領域がどこであり，記憶とどのように関係しているかが体系的に整理されることが期待される。&lt;br /&gt;
最近では，「親近性」と「回想」という，近いけれども異なった感覚を呼び起こす２つの概念が，現象学的経験への理解を深めるのに重要な概念として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。回想については多くの研究が進められ，どのようなプロセスにより回想の感覚が強められるかなどかなりのことが明らかとなってきている一方，親近性はより複雑な処理から生じる感覚であるため，多くのことがわかっていない。これらの概念を理解することでソースモニタリングについてのより深い知見が得られると考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Davachi, L. (2006). Item, context and relational episodic encoding in humans. Current Opinion in Neurobiology, 16, 693–700.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Mayes, A., Montaldi, D., &amp;amp; Migo, E. (2007). Associative memory and the&lt;br /&gt;
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14715</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14715"/>
		<updated>2012-10-03T07:56:39Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Davachi, L. (2006). Item, context and relational episodic encoding in humans. Current Opinion in Neurobiology, 16, 693–700.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Mayes, A., Montaldi, D., &amp;amp; Migo, E. (2007). Associative memory and the&lt;br /&gt;
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14714</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-03T07:55:51Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Davachi, L. (2006). Item, context and relational episodic encoding in humans. Current Opinion in Neurobiology, 16, 693–700.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Mayes, A., Montaldi, D., &amp;amp; Migo, E. (2007). Associative memory and the&lt;br /&gt;
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14713</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-03T07:41:17Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Davachi, L. (2006). Item, context and relational episodic encoding in humans. Current Opinion in Neurobiology, 16, 693–700.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Mayes, A., Montaldi, D., &amp;amp; Migo, E. (2007). Associative memory and the&lt;br /&gt;
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14712</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14712"/>
		<updated>2012-10-03T07:38:27Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。&amp;lt;ref name=Mitchell&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 19586165 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; 。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm&amp;lt;ref name=ref8&amp;gt;&#039;&#039;&#039;H L Roediger III, K B McDermott&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition,&#039;&#039;:1995, 21(4), 803–814&amp;lt;/ref&amp;gt;) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている&amp;lt;ref　name=Davachi&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17097284 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる&amp;lt;ref name=Davachi /&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 17270487 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8134342 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 21227255 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 12676062 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18787230 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる&amp;lt;ref name=ref8 /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い&amp;lt;ref name=ref9&amp;gt;&#039;&#039;&#039;L L Jacoby, C Kelly, J Brown&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Journal of Personality and Social Psychology,&#039;&#039;: 56(3), 326–338&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される&amp;lt;ref name=ref10&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 16574433 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある&amp;lt;ref name=ref12&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 9356560 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい&amp;lt;ref name=ref13&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 10473317 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18808253 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803602 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 2803603 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている&amp;lt;ref name=Mitchell /&amp;gt;。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Davachi, L. (2006). Item, context and relational episodic encoding in humans. Current Opinion in Neurobiology, 16, 693–700.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Mayes, A., Montaldi, D., &amp;amp; Migo, E. (2007). Associative memory and the&lt;br /&gt;
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14706</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-03T06:47:40Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref name=ref1&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。(Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009)。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model; Tulving, Kapur, Craik, Moscovitch, &amp;amp; Houle, 1994)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解（Nolde, Johnson, &amp;amp; Raye, 1998）や，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis; Cabeza, Locantore, &amp;amp; Anderson, 2003）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている(e.g., Protzner &amp;amp; McIntosh, 2008)。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる[8]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い[9]。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される[10]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある[12]。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい[13]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている（Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009）。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14705</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-03T06:46:12Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref name=ref1 /&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。(Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009)。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model; Tulving, Kapur, Craik, Moscovitch, &amp;amp; Houle, 1994)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解（Nolde, Johnson, &amp;amp; Raye, 1998）や，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis; Cabeza, Locantore, &amp;amp; Anderson, 2003）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている(e.g., Protzner &amp;amp; McIntosh, 2008)。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる[8]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い[9]。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される[10]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある[12]。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい[13]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている（Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009）。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14704</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-03T06:44:45Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。(Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009)。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model; Tulving, Kapur, Craik, Moscovitch, &amp;amp; Houle, 1994)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解（Nolde, Johnson, &amp;amp; Raye, 1998）や，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis; Cabeza, Locantore, &amp;amp; Anderson, 2003）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている(e.g., Protzner &amp;amp; McIntosh, 2008)。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる[8]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い[9]。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される[10]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある[12]。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい[13]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている（Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009）。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14703</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-10-03T06:44:03Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
　ソースモニタリングは，特徴を符号化し，ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し，内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし，フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し，その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 8346328 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt; &amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;D S Lindsay, M K Johnson&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;Recognition memory and source monitoring.&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;Psychological Bulletin,&#039;&#039;:1991, 29(3), 203–205&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士や特定の記憶特徴（ジョーの声とジョーの顔）がまとまり，定着するという考え方[1]。 ある情報と他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には情報同士がまとまらず，分化しにくい。2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤が形成されると分化が最大になる。(Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009)。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭前野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野（Prefrontal Cortex: PFC）は記憶（とくにエピソード記憶）の想起・符号化の両方に関わっていると考えられている。以前より，前頭全野におけるエピソード記憶の処理は左右半球で機能が非対称（で，左半球はエピソードの符号化により深くかかわっており，右半球は想起により深く関わっている）と考えられてきた（hemispheric encoding/retrival asymmetry [HERA] model; Tulving, Kapur, Craik, Moscovitch, &amp;amp; Houle, 1994)。&lt;br /&gt;
近年では，想起と符号化の左右半球での非対称性についてより詳しい分析がなされている。たとえば，右の前頭前野がヒューリスティックな評価処理を，左の前頭前野，または左右両方の前頭前野がシステマティック処理を担っているとする見解（Nolde, Johnson, &amp;amp; Raye, 1998）や，左半球が記憶の想起と生成に，右半球が記憶のモニタリングに関わっているとする見解（production-monitoring hypothesis; Cabeza, Locantore, &amp;amp; Anderson, 2003）がある。どちらもより分化していない情報は右半球でモニタされ，システマティックな想起は左半球で行われているとする点は共通しているが，異なる点もあり，左右半球の非対称性については未だ議論の余地が残っている。&lt;br /&gt;
また，背外側部（dorsolateral PFC）とlateral anterior PFCは情報源を記憶する際に，特徴によらずさまざまなカテゴリ一般の処理に関係しているのに対し，腹外側部（ventrolateral PFC）はより特定の特徴に特化した処理を行っていると考えられている(e.g., Protzner &amp;amp; McIntosh, 2008)。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる[8]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い[9]。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される[10]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある[12]。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい[13]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これまでの神経イメージングを用いた研究は，ソースモニタリングのメカニズムについての知見を深めてきた。しかし，記憶の現象学的体験については，まだ未解明の部分が多い。最近では，親近性と回想の研究が，現象学的経験への理解を深める方法として期待されている（Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009）。&lt;br /&gt;
回想については多くの研究が進められ，情報源を特定するのに必要な特徴がかなりよく分化されており，その特徴がより鮮明である場合に，回想の感覚が強くなるということがわかっている。一方，親近性は&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Tulving, E., Kapur, S., Craik, F. I. M., Moscovitch, M., &amp;amp; Houle, S. (1994). Hemispheric encoding/retrieval asymmetry in episodic memory: Positron emission tomography findings. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 91, 2016–2020.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Nolde, S. F., Johnson, M. K., &amp;amp; Raye, C. L. (1998). The role of the&lt;br /&gt;
prefrontal cortex during tests of episodic memory. Trends in Cognitive&lt;br /&gt;
Sciences, 2, 399–406.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cabeza, R., Locantore, J. K., &amp;amp; Anderson, N. D. (2003). Lateralization of prefrontal activity during episodic memory retrieval: Evidence for the production-monitoring hypothesis. Journal of Cognitive Neuroscience, 15, 249–259.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Protzner, A. B., &amp;amp; McIntosh, A. R. (2008). Modulation of ventral prefron- tal cortex functional connections reflects the interplay of cognitive processes and stimulus characteristics. Cerebral Cortex. Advance online publication. Retrieved September, 11, 2008. doi: 10.1093/cercor/&lt;br /&gt;
bhn146&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=14269</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-09-19T06:56:04Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての記憶・認識である[1]。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている[1,3]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士がまとまり，特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方[1]。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある(Mitchell &amp;amp; Johnson, 2009)。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ回想（recollection）過程や親近性（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，回想と親近性は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる[8]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い[9]。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される[10]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる[1]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある[12]。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい[13]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)&lt;br /&gt;
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?&lt;br /&gt;
Psychol Bull. 2009 July; 135(4): 638–677. &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1. M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3. Lindsay, D.S., Johnson, M.K. (1991), Recognition memory and source monitoring. Psychological Bulletin, 29(3), 203–205&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
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		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-09-19T02:50:26Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源についての認識・記憶である。記憶の情報源は間違って判断されることも多く，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源を符号化する際の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって，正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつ状態やストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な考え方は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際の意思決定過程で，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度は，その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば，後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため，エラーが生じる。一方，ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され，より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの処理過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる処理過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック処理と，逐次的で意図的なシステマティック処理の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる処理。この処理は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶の生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック処理&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる処理。この処理では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この処理は遅く，かなりの労力を食うため，そう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ある情報が活性化されるほど，情報同士がまとまり，特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ回想（recollection）過程や親近性（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，回想と親近性は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する手続きである。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，詳細が容易に浮かんでくる。単に知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，誤った情報源の候補と自信を持って結びつけてしまうことが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，誤って&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断されることが多くなる[8]。&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず非著名人の名前のリストが提示され，その後，先に提示した非著名人と新たな非著名人と著名人の名前が提示される。課題は著名人の名前を選ぶことだが，その際先に提示した非著名人が誤って選ばれることが多い。[9]&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。[10]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Cryptomnesia ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人に多く生じることがわかっている。これはおそらく遺伝子の表現型により生じる傾向で，この傾向は敵対心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと知覚してしまいがちなためだとの見解もある[12]。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい[13]。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手である。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。これらは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は外部から想起されたものだとして誤って認識されることが多くなる（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
8. Roediger III, H.L., &amp;amp; McDermott, K.B. (1995). Creating False Memories: Remembering Words not Presented in Lists. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 21(4), 803–814.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
9. Jacoby, L.L., Kelley, C., Brown, J., &amp;amp; Jasechko, J. (1989). Becoming Famous Overnight: Limits on the Ability to Avoid Unconscious Influences of the Past. Journal of Personality and Social Psychology, 56(3), 326–338.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
10. Peters, M.J.V., Horselenberg, R., Jelicic, M., Merckelbach, H. (2007). The false fame illusion in people with memories about a previous life. Consciousness and Cognition, 16, 162–169.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
12. Vinogradov, S. et al. (1997). Clinical and Neurocognitive Aspects of Source Monitoring Errors in Schizophrenia. Am J Psychiatry, 154, 1530–1537.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
13. Keefe, R.S.E. et al. (1999). Source monitoring deficits in patients with schizophrenia; a multinomial modeling analysis. Psychological Medicine, 29, 903–914.&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
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		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13695</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-09-05T07:46:05Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック過程と，逐次的で意図的なシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ回想（recollection）過程や親近性（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，回想と親近性は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるDRMリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から想起されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13694</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13694"/>
		<updated>2012-09-05T07:44:00Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，自動的に無意識に行われるヒューリスティック過程と，逐次的で意図的なシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が想起され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ回想（recollection）過程や親近性（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，回想と親近性は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な想起を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報の符号化や想起時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）は歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んだ領域で，一般にエピソード記憶と関係していると考えられている。ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴群を統合する過程であるが，これらの過程は，回想・親近性といった記憶と関連する感情とともに，とくに海馬や海馬傍回で生じると考えられている。&lt;br /&gt;
　DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) などにおいて，海馬は，「覚えている」かをテストするときの方が「知っている」かをテストするときより，また既出かどうかを正しく同定できたアイテムを符号化するときの方が間違って符号化するときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムを符号化し記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
 c.f. DRMパラダイム：学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解やフォルス・アラームのときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと回想や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の想起中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，回想や親近性といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報源を想起するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示されたものの情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリング・エラーは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から想起されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
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		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13692</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-09-05T07:26:25Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ想起（recollection）過程や精通（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，想起と精通は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）はエピソード記憶に関連すると考えられている領域で，歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んでいる。MTLは記憶の想起や親近性と関係していると考えられている。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴軍を統合する過程であるが，海馬は「覚えている」という反応をするアイテムをテストしたりコードするときの方が「知っている」という反応をする時より，正しく同定されたアイテムの方が間違って同定されたアイテムをコードするときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムをコードし記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解や誤警報のときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと記憶の想起や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という仮定を前提にしているが，この想定自体が正しいかは議論の余地が残る。さらに，記憶の検索中にfMRIでMTLの活動を記録するには技術的に難しい点もあるため，追憶や親近感といった感情的なものとMTLの関係はさらに詳しく見ていく必要がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリングは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から検索されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
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		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13679</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-09-05T02:46:45Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ想起（recollection）過程や精通（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，想起と精通は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）はエピソード記憶に関連すると考えられている領域で，歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んでいる。MTLは記憶の想起や親近性と関係していると考えられている。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴軍を統合する過程であるが，海馬は「覚えている」という反応をするアイテムをテストしたりコードするときの方が「知っている」という反応をする時より，正しく同定されたアイテムの方が間違って同定されたアイテムをコードするときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムをコードし記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解や誤警報のときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
これらのMTLと記憶の想起や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリングは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から検索されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13678</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-09-05T02:46:00Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ想起（recollection）過程や精通（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，想起と精通は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）はエピソード記憶に関連すると考えられている領域で，歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んでいる。MTLは記憶の想起や親近性と関係していると考えられている。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴軍を統合する過程であるが，海馬は「覚えている」という反応をするアイテムをテストしたりコードするときの方が「知っている」という反応をする時より，正しく同定されたアイテムの方が間違って同定されたアイテムをコードするときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムをコードし記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
　海馬の周辺に存在する海馬傍回は海馬とは異なり，新しいアイテムを既出だとしてしまう不正解や誤警報のときに活動が活発になるが，既出のアイテムをミスしてしまうときには活発にはならない。また，同じドメイン（言葉-言葉，顔-顔など）に類するアイテムをまとめるときには海馬傍回の活動が活発になっていることなどから，海馬傍回は同じドメインに所属する特徴の関連づけに関わっていると考えられる（Davachi, 2006; Mayas et al., 2007）。&lt;br /&gt;
 これらのMTLと記憶の想起や親近性を結びつける研究の多くは「誤った情報源の判断は親近性を反映している」という&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリングは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から検索されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13469</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T07:44:30Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合や，強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ想起（recollection）過程や精通（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，想起と精通は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆する観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　側頭葉内側部（Medial Temporal Lobes;以下MTL）はエピソード記憶に関連すると考えられている領域で，歯状回，海馬，鉤状回，内嗅皮質，扁桃体を含んでいる。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングにとって大事なのは特徴や特徴軍を統合する過程であるが，海馬は「覚えている」という反応をするアイテムをテストしたりコードするときの方が「知っている」という反応をする時より，正しく同定されたアイテムの方が間違って同定されたアイテムをコードするときよりも活動が活発になることが知られている（Davachi, 2006)。これは，アイテムをコードし記憶している最中に，海馬が記憶特徴と複雑なエピソード記憶を結びつけるのに関わっていることを示している。&lt;br /&gt;
（途中）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいか古いかをyesかnoで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対象がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，ある作品や考えが，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，現在自分で作り出したものだと信じていること。最初にその情報にさらされたときに何らかの妨害があったことで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリングは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から検索されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%83%A1%E3%82%BF%E8%AA%8D%E7%9F%A5&amp;diff=13461</id>
		<title>メタ認知</title>
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		<updated>2012-08-29T06:55:04Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英：metacognition，独：Meta-Anerkennung &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
認知を認知すること，あるいは知っていることを知っているということである．自己の認知活動(知覚，情動，記憶，思考など)を客観的に捉え評価した上で制御することである．それを行う心理的な能力をメタ認知能力という． メタ認知は様々な形を取り，学習や問題解決においていつどのような方略を用いるかといった知識や判断も含まれる．現在では多くの教育現場で，メタ認知能力の育成は重要な課題となっている．またメタ記憶とは，自己の記憶や記憶過程に対する客観的な認知であり，メタ認知の重要な要素のひとつである． 文化研究においてメタ認知の事例が異文化間で共通してみられることは，メタ認知が人間社会における生活あるいは生存にとって普遍的に有用な能力であることを示している．こうしたメタ認知能力に関する最初の記述は，ギリシャの哲学者Aristotleの著作De AnimaとParva Naturaliaまで遡る． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &#039;&#039;&#039;概要&#039;&#039;&#039;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
メタ認知という用語はFlavell(1976)において初めて用いられた．「メタ認知とは認知過程及びその関連事物(情報やデータなど)に関する自己認知をさす．例えば，私がAよりもBの方が学習が困難であると気づいたとしたり，あるいはCが事実であると認める前にそれについて再確認しようと思いついたとしたら，それはメタ認知を行っているということだ．」 自己の認知活動のモニタリングはメタ認知の根幹を成す．それは基本的な感覚応答から，行動目標を達成する上で複雑に組み合わされる脳内処理過程(高次認知機能)にまで及ぶ．モニタリングされた情報を意識的または無意識的に吟味することで，様々な認知活動の制御が可能となる．例えば，自分の能力と作業の困難さを照合し適切な判断を下すこと，行動目標に対し適切な課題を設定すること，状況に応じて適切な方略または道具を選ぶこと，モニタリングそのものを効率的に行うことなどである．これらの適応的な認知活動は，複雑な問題の解決にあたり，いつどのような知識に基づき行動するべきかを把握し実行する能力に支えられている． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[分類]&#039;&#039;&#039; メタ認知は大きく3つに分類できる． １．メタ認知的知識(metacognitive knowledge/awareness)は，認知の働きとして自己や他者について知ることである． ２．メタ認知的調整(metacognitive regulation)は，学習の制御を補う行動を通し，認知や学習の経験を調整することである． ３．メタ認知的経験(metacognitive experiences)は，現在進行形の認知的努力に関連する経験のことである． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[機能]&#039;&#039;&#039; メタ認知は学習場面で用いられる思考過程を制御している思考レベルに等しい．学習課題にアプローチする方法の計画や，モニタリングした認知活動に関する理解，課題遂行状況の評価などは．メタ認知的な特徴を持つスキルといえる． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
同様に，課題遂行に関する動機づけもメタ認知的スキルのひとつである．内的または外的な妨害刺激を知る能力や努力を継続する能力はメタ認知的な実行機能といえる．したがって，メタ認知は学習の成功を左右し，学生と教師の両者がメタ認知を発揮することが重要である．広範なメタ認知的スキルを発揮する学生は，試験ではより良い成績をあげ，仕事の効率も格段にあがる．そうした自律的な学習者は，適切な「道具」を用い，効率を高めるため学習の方略とスキルを修正することができる．さらにメタ認知に優れれば，，学習の障壁を事前に察知し対処したり，学習の方略とスキルを変更したりすることで目標を達成する． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
メタ認知者は，自己の長所や短所，取り組んでいる課題の特性，役立つ「道具」またはスキルを把握できる．「道具」のレパートリーが広範なほど成功しやすく，「道具」の有用性が状況に依存ぜす一般性があるならば，様々な学習状況においてそれは有用となる． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
メタ認知の特徴のひとつは，実行管理と方略知識である．実行管理は，計画，モニタリング，評価，思考の修正を含む．方略知識は，「何か」（事実/宣言的知識），「いつ」や「なぜ」（条件的/文脈的知識），「どのように」（手続き的/方法論的知識）といったことを含む．両方とも自律的な思考と学習には必要となる． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
メタ認知には，ある範疇に対し超越的なものと限定的なものがある．前者は特定の対象や状況を超えるメタ認知で，目標設定などがこれにあたる．後者は特定の対象や状況の中でのみ適用可能で，エッセイの編集や数学の問題の答えの検証などがこれにあたる． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[サピエンスとの関係]&#039;&#039;&#039; メタ認知はサピエンスに特有の能力で，それゆえサピエンスの定義のひとつであると考えられてきた．しかし近年，マカクザルや類人猿，イルカなどが，自己の記憶知識に対する「確信度」「確かさ」の認識を持ち合わせていること，また不確実要素についてはモニタリングを行っていることを示す知見が得られている．一方，鳥類のメタ認知能力に関する研究は結論に至っていない．2007年の研究でラットのメタ認知能力が報告されているが，さらなる分析ではラットは単にオペラント条件付けの法則に従ったとも考えられている．(Itakura,2007; Fujita, 2009) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[メタ認知能力の発達]&#039;&#039;&#039; メタ認知能力と言語能力との結びつきは強く，言語能力が未発達である新生児，乳児にはメタ認知能力は備わっていないと考えられてきた．メタ認知能力の発達は，行動主体としての自己に気付くことから始まり，5,6歳頃から周囲の状況と自己の能力を考慮して起こりうる事態を予測するなど，いくつかのメタ認知的機能について成人と同様の能力が有されていることがわかった．(Flavel, 1979; Lockl &amp;amp;amp; Schneider, 2006, 2007; Uehara, 2011) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[研究]&#039;&#039;&#039; メタ認知研究の根源は，幼児が記憶方略を教示された直後には有効に実行するのにその後自発的には使用しないという現象が，メタ記憶の欠如として説明されたことに始まる．発達心理学，教育心理学の分野では，主に子供の課題遂行能力や学習能力の向上という視点から研究された．実験心理学では，モニタリング（自身の記憶に関する判断）と制御（判断を行動に結びつける）の間でメタ認知に違いがあるとし，認知神経科学では，メタ認知的なモニタリングと制御は，他の皮質領野からの入力やフィードバックを受けた前頭前野の機能と考えられている．人工知能とモデリングの分野でもメタ認知研究は行われている． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[最近の研究]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[神経基盤]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[関連項目]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[参考文献]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Fravell, 1976; Metacognitive aspects of problem solving Fravell, 1979; Metacognition and cognitive monitoring: A new area of cognitive-developmental T. O. Nelson &amp;amp;amp; L. Narens, 1994; Metacognition. Knowing about knowing Lockl &amp;amp;amp; Schneider, 2006; Precursors of metamemory in young children: the role of theory of mind and metacognitive vocabulary Itakura,2007; メタ認知の系統発生と個体発生（特集：メタ認知研究のその後の展開） Lockl &amp;amp;amp; Schneider, 2007; Knowledge About the Mind: Links Between Theory of Mind and Later Metamemory Dunlosky, Serra, &amp;amp;amp; Baker, 2007; Handbook of applied cognition Schwartz, Bacon &amp;amp;amp; Shimamura, 2008; Handbook of metamemory and memory, Dunlosky &amp;amp;amp; Bjork Fujita, 2009; Metamemory in tufted capuchin monkeys (Cebus apella). Animal Cognition, 12, 575-85. Uehara, 2011; メタ記憶の発達に関する考察ー概観と展望ー&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13458</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T06:19:15Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合，または強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ想起（recollection）過程や精通（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，想起と精通は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Old-new recognition  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Remember-know  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== False fame  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 潜在記憶（？，Cryptomnesia）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 統合失調症  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響  ===&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーに対する年齢の影響を調べるために多くの研究がなされている（McDaniel, 2000）。ソースモニタリングは高齢者や幼い子供によく見られる（Cohen, 1989）。&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングが幼児で頻繁に起こるのは，彼らは現実と想像上の考えを分離することが苦手であり，これは現実性モニタリングに問題があるためだと考えられてきた。高齢者は目撃証言の際，記憶の情報源を特定するのに間違いを犯しがちである。記憶は本来のクラスに正しくししまわれているとは限らないので，現実性モニタリングはソースモニタリング・エラーを引き起こしがちである。例えば，内的な記憶が感覚情報を多分に含んでいれば，その記憶は誤って外部から検索されたものだとして思い出されてしまうこともある（Hashtroudi, 1989）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cohen, G., Faulkner, D. (1989). Age Differences in Source Forgetting: Effects on Reality Monitoring and on Eyewitness Testimony. Psychology and Aging, 4(1), 10–17.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Hashtroudi, S., Johnson, M.K., Chrosniak, L.D. (1989). Aging and Source Monitoring. Psychology and Aging, 4(1), 106–112.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
McDaniel, M.A., Lyle, K.B., Butler, K.M., &amp;amp; Dornburg, C.C. (2008). Age-Related Deficits in Reality Monitoring. Psychology and Aging, 23(3), 646–656.&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13457</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T05:54:22Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方（Johnston, 93)。 情報は，他の情報との結びつきが弱い場合，または強く活性化していても単独の特徴しか活性化していない場合には比較的分化しにくいとされている，言い換えれば，2つ以上の特徴がまとまってある出来事と他の出来事を分けるような基盤を形作るときに分化が最大になる。より分化した情報は２つ以上の特定の特徴を含んでいるため，分化していない情報へアクセスする方が分化した情報にアクセスするよりも速いということがよくある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 対立するモデル  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報は，それぞれ想起（recollection）過程や精通（familiarity）過程から発生する（Jacoby, 1991），またはそれぞれ覚える（remembering）または知る（knowing）という主観的な経験に対応する（e.g. Gardiner, 2008）という考え方。 　ソース・モニタリング・フレームワーク（Johnson, 1993;Source Monitoring Framework,以下，SMF）では，想起と精通は２つの異なる過程を指すラベルではなく，主観的経験の種類だと定義している， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 外的ソース・モニタリング 　 ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 内的ソース・モニタリング 　 ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 現実性モニタリング 　 ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== &#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== &#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== &#039;&#039;&#039;False fame &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== &#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== &#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 加齢の影響 ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13454</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T05:06:07Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を認識して記憶を再構成することである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 分化（differentiation）  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて特定の記憶特徴（色，音，感情など。e.g. ジョーの声のトーンはメアリーのトーンより深い）がまとまり，定着するという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　特定の情報や分化していない情報 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 　自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 　個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;現実性モニタリング&#039;&#039;&#039; 　内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 現状と今後の展望  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 参考文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13448</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13448"/>
		<updated>2012-08-29T03:46:10Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：source monitoring&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== differentiation  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
　自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
　個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
　内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(　前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 引用文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13447</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:43:07Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリング（Source Monitoring）とは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== differentiation  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 引用文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13446</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:41:35Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリング（Source Monitoring）とは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2つの過程  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== differentiation  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== Dual-Process Models &amp;lt;br&amp;gt;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== &amp;lt;br&amp;gt;  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 最近のfMRIを用いた研究  ===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;側頭葉内側部&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;前頭全野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;頭頂葉とその他の領野&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 引用文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
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		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:37:21Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリング（Source Monitoring）とは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤 =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;最近のfMRIを用いた研究&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
側頭葉内側部 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 引用文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13443</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13443"/>
		<updated>2012-08-29T03:34:49Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリング（Source Monitoring）とは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤 =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;最近のfMRIを用いた研究&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
側頭葉内側部 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 引用文献  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
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		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:31:55Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 神経基盤&amp;lt;br&amp;gt;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;最近のfMRIを用いた研究&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
側頭葉内側部 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状&amp;lt;br&amp;gt;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 引用文献&amp;lt;br&amp;gt;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13440</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:29:58Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;最近のfMRIを用いた研究&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
側頭葉内側部 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 関連する症状&amp;lt;br&amp;gt; =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
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		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:28:34Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= 種類  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;最近のfMRIを用いた研究&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
側頭葉内側部 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前頭全野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 関連事象  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt;  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13438</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T03:25:57Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;ヒューリスティック過程&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;システマティック過程&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[種類]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[神経基盤]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最近のfMRIを用いた研究 側頭葉内側部 前頭全野 頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[関連事象]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[関連する症状]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[参考文献]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13437</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
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		<updated>2012-08-29T02:44:00Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
= &amp;lt;br&amp;gt; 概要  =&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;2つの過程&#039;&#039;&#039; 一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半） ヒューリスティック過程 記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
システマティック過程 より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
differentiation 情報が活性化されるにつれて知覚，感情，文脈的な詳細などの特定の記憶特徴がまとまるという考え方。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Dual-Process Models &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[種類]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。 外的ソース・モニタリング 内的ソース・モニタリング リアリティ・モニタリング どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。 例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039; 個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。 例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039; 内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。 例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[神経基盤]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認 前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。) &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最近のfMRIを用いた研究 側頭葉内側部 前頭全野 頭頂葉とその他の領野 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[関連事象]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。 c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp;amp; McDermott, 1995) 学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。 前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では 情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[関連する症状]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい， &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;br&amp;gt; &#039;&#039;&#039;[参考文献]&#039;&#039;&#039; &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay Source Monitoring. Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research. Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13435</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13435"/>
		<updated>2012-08-29T02:01:15Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[概要]&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半）&lt;br /&gt;
ヒューリスティック過程&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
システマティック過程&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[種類]&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。&lt;br /&gt;
外的ソース・モニタリング&lt;br /&gt;
内的ソース・モニタリング&lt;br /&gt;
リアリティ・モニタリング&lt;br /&gt;
どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;外的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。&lt;br /&gt;
例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;内的ソース・モニタリング&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。&lt;br /&gt;
例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;リアリティ・モニタリング&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。&lt;br /&gt;
例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[神経基盤]&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認&lt;br /&gt;
前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。)&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[関連事象]&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Old-new recognition&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;Remember-know&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp; McDermott, 1995)&lt;br /&gt;
学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;False fame&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;潜在記憶（？，Cryptomnesia）&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では&lt;br /&gt;
情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[関連する症状]&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;統合失調症&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい，&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&#039;&#039;&#039;[参考文献]&#039;&#039;&#039;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay&lt;br /&gt;
Source Monitoring.&lt;br /&gt;
Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas&lt;br /&gt;
The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research.&lt;br /&gt;
Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13434</id>
		<title>ソース・モニタリング</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0&amp;diff=13434"/>
		<updated>2012-08-29T01:57:14Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hiromisatou: ページの作成：「ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から...」&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;ソース・モニタリングとは，ある特定の記憶について，その記憶がいつ，どこでどのように得られたかという情報源を記憶から引き出すことである。しばしば，記憶の情報源は間違って判断されることがあり，そのことをソースモニタリングエラーと呼ぶ。このエラーは，情報源の符号化の限界，または情報源を特定する際の何らかの妨害によって正常な知覚処理過程または参照過程が妨げられるために生じる。うつやストレスレベルの高い状態，または関連する脳の領野の損傷などが，ソースモニタリングエラーの原因と考えられている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[概要]&lt;br /&gt;
ソースモニタリングの基本的な主張は，人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく，記憶を引き出す際になされる意思決定過程において，記憶についてのある種の記録が活性化され，評価されて，特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため，ソースモニタリングの精度はは記憶の記録の活性度に大きく依存する。もし，イベントが起こっているその最中に何かがその出来事の文脈的詳細のコード化を妨げれば，その記憶に関連する情報を完全に取り出すことはできず，エラーが生じる一方で，記憶表象の特徴がよく識別されていればエラーは少なくなる。&lt;br /&gt;
一般的に，ソースモニタリングが行われる過程には，ヒューリスティック過程とシステマティック過程の２つの過程が存在すると考えられている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（Johnston, 93. P4右コラム後半）&lt;br /&gt;
ヒューリスティック過程&lt;br /&gt;
記憶についての量的な特徴を想起する場合のような，高速かつ無意識に行われる過程。この過程は効率的で“自動的に”処理される過程であるため，より頻繁に行われる。関連する情報がある程度の重要性を持ち，かつその記憶と生じた時間・場所が論理的におかしくなければ，情報源についての決定が行われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
システマティック過程&lt;br /&gt;
より戦略的で遅く，意図的に行われる過程。判断にはヒューリスティック過程で用いられる情報と同じものが使われることもある。この過程では記憶と関連するすべての情報が検索され，その記憶がある情報源から来ていそうかどうか意図的に調べられる。この過程は遅く，かなりの労力を食うためにそう頻繁には起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[種類]&lt;br /&gt;
ソース・モニタリングには大きく分けて以下の３つの種類がある。&lt;br /&gt;
外的ソース・モニタリング&lt;br /&gt;
内的ソース・モニタリング&lt;br /&gt;
リアリティ・モニタリング&lt;br /&gt;
どれも上記２つの判断過程を利用しており，エラーに陥りやすい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
外的ソース・モニタリング&lt;br /&gt;
自分の周囲の世界で生じた出来事など，外部からの情報源を判別する。&lt;br /&gt;
例：どちらの友人が下品なことを言ったかを決める。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
内的ソース・モニタリング&lt;br /&gt;
個人の記憶など，内部から導かれた情報源を判別する。&lt;br /&gt;
例；頭の中の考えと言葉として発した考えを区別する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
リアリティ・モニタリング&lt;br /&gt;
内的ー外的　リアリティ・モニタリングとも。上記２つのタイプから導かれるもので，情報源が内的なものなのか外的なものなのかを判別する。&lt;br /&gt;
例；ビルに激突した飛行機は現実の世界の話なのか，紙上での話なのかを判別する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[神経基盤]&lt;br /&gt;
Johnson et al 93, p.19確認&lt;br /&gt;
前頭野とソースモニタリング・エラーの関連を示唆すつ観測がいくつかある。このエラーは健忘症の患者や高齢者，器質性脳疾患患者に見られる。ソースモニタリングにとって重要な前頭野では多くのプロセスが生じており，その中には特徴や構造を統合し，戦略的な検索を行う海馬と関連する回路も含まれている。情報のコード化や検索時に物理的，認知的に特徴を統合しまとめるのを推進する過程は，記憶の情報源を辿るのにとても重要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
(前頭野を損傷した患者は高齢者や若者と同じだけの事実を思い出すことができるが，しばしば事実を誤った情報源に結びつけがちであることから，前頭野が事実とその事実を学んだ背景を結びつける役割を果たしていると考えられている（Janowsky89）。)&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[関連事象]&lt;br /&gt;
Old-new recognition&lt;br /&gt;
old-new recognition は認識記憶を検査するのに用いられる測定法。被験者はアイテムが新しいかをnoで，古いかをyesで答える。この時，エラーはソースモニタリングで生じるのと同様の認識プロセスで生じる。対称がとても似ているときや，情報を検索するのが難しい環境（気が散る，ストレスなど），または何らかの理由で判断過程が機能していないときにエラーが頻繁に生じる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Remember-know&lt;br /&gt;
”覚えているか”対”知っているか”は記憶のawarenessを評価する過程である。覚えている場合にはその経験は追体験することができ，容易に詳細が浮かんでくる。知っている場合には追体験することは出来ないが親近感がわくため，情報源がそれだと（誤って）考えることが多くなる。どちらの判断を行う場合にもソースモニタリング・エラーに陥りやすい。また，DRMパラダイムなどの特定の環境下では，&amp;quot;覚えている&amp;quot;という判断がなされやすくなる。&lt;br /&gt;
c.f. DRMパラダイム(Deese-Roediger-McDermott paradigm: Roediger &amp;amp; McDermott, 1995)&lt;br /&gt;
学習時に実際には呈示されない単語であるルアー項目(例えば,太陽) の連想語(例えば,月,光)をから成り立つリスト(以下,DRMリスト)を呈示する。そして,テスト時には学習項目とルアー項目,その他の未学習項目からなるリストを用いて再認判断を求める。すると,ルアー項目は,他の未学習項目と比較して高い確率で再認される。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
False fame&lt;br /&gt;
false fame 実験では，まず有名でない名前のリストが提示され，その後，先に見せられた名前と新しい有名でない人と有名な人の名前が提示される。課題は有名人の名前を選ぶことだが，その際古い方の有名ではない名前が誤って選ばれることが多い。&lt;br /&gt;
前世の記憶のような普通でない出来事を信じる人たちが，ソースモニタリング・エラーに陥りやすいとする研究がいくつか行われている。このような人は普通でない出来事をを信じていない人よりもfalse fame課題でエラーを犯しやすい。前世の記憶においては，ある記憶の情報源が前世の記憶に貢献している。つまり，他人の話や映画，本，夢，想像上のシナリオが誤って前世から来た記憶だと認識される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
潜在記憶（？，Cryptomnesia）&lt;br /&gt;
Cryptomnesiaはわざとではない剽窃のことで，本当は以前に自分で，もしくは外的情報源によって生み出されたものなのにもかかわらず，自分で作り出したと信じていること。最初にその情報にさらされたときに妨害されることで生じる。その情報が無意識に得られたとしても，その情報に関連する脳の領域は短時間ではあるが活性化する。そのため，外から得られた情報や既に思いついていた考えが，今新たに生まれた考えのように思えてしまう。典型的にはこの情報源判断にはヒューリスティック過程が用いられる。初めに情報に触れたときに干渉があるため，ヒューリスティック過程では&lt;br /&gt;
情報源を内的に生み出されたものだと判断してしまいがちになる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[関連する症状]&lt;br /&gt;
統合失調症&lt;br /&gt;
ソースモニタリング・エラーは健常者よりも統合失調症の人の間で頻繁に生じることがわかっている。この傾向を生み出すのはおそらく遺伝子の表現型で，この傾向は反抗心と関連している。研究によると，統合失調症においてソースモニタリングが困難なのは自分で作り出したものの情報源をコードすることができないため，また新しいものと以前に提示された物の情報源を区別しにくいためであると考えられている。また，内的な刺激を現実の出来事だと近くするためだとの見解もある。患者はどこからが自分で作り出した思考かをモニタすることが出来ず，autonetic agnosia（想起失認：自分で生み出した内的な出来事を識別できないこと）に陥りやすい，&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[参考文献]&lt;br /&gt;
M L Johnson, S Hashtroudi, D S Lindsay&lt;br /&gt;
Source Monitoring.&lt;br /&gt;
Psychological Bulletin: 1993, 114(1); 3-28&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
A P Yonelinas&lt;br /&gt;
The Nature of Recollection and Familiarity: A Review of 30 Years of Research.&lt;br /&gt;
Journal of Memory and Language: 2002, 46; 441–517&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hiromisatou</name></author>
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