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	<title>脳科学辞典 - 利用者の投稿記録 [ja]</title>
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	<updated>2026-04-13T13:02:32Z</updated>
	<subtitle>利用者の投稿記録</subtitle>
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		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90&amp;diff=19091</id>
		<title>タイムラプス解析</title>
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		<updated>2013-03-25T01:42:18Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：Time-lapse analysis &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　細胞の形態的変化・機能発揮を経時的にとらえる可視化・記録・解析の技法。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ファイル:タイムラプス解析データ例.jpg|thumb|350px|right|&#039;&#039;&#039;図　タイムラプス解析データ例&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;上段には，プラスティック皿上に付着させた「単離」神経前駆細胞の分裂（A，約１時間）およびクローン形成（B，４日間）の様子を示す．Bでは，あらかじめ大脳原基の脳膜面に蛍光色素DiIを施し「脳室面から脳膜面までスパンした細胞」すなわち「放射状グリア」形態の細胞を標識した上で細胞をdissociateし，低密度培養を行なった．ニューロンとグリアがDiIラベルされた単一前駆細胞から生じた．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
下段には，約２日間の網膜原基スライス培養の様子を示す．単一神経前駆細胞（DiI標識）が分裂し，誕生した娘細胞それぞれも分裂し，４細胞クローンが形成された．前駆細胞による細胞周期依存的核移動（interkinetic nuclear migration, INM）（エレベーター運動）も観察された．]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　自然科学のほとんどあらゆる研究において、さまざまな時間分解能による経時的解析が行なわれている。それらすべてをタイムラプス解析と意識する事ができるが、現在では、通常、タイムラプス観察という言葉を、second 〜 hourの間隔で記録が続けられ、形の変化や対象物の動きに注目する場合の観察の呼称としてよく用いるようだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経系の研究における最古のタイムラプス解析のひとつとして、1906年、[[wikipedia:Ross_Granville_Harrison|Ross Harrison]]による[[wikipedia:JA:カエル|カエル]][[神経管]]から伸びる[[軸索]]のスケッチ（5分〜10分間隔）が知られる。1980年代から90年代にかけて、[[初代培養|細胞培養]]（dissociation cell culture）の技法の発展とともに、培養皿上で示される細胞挙動に対してタイムラプス観察が積極的に行なわれるようになった。[[ニューロン]]の突起伸長（Garry Banker、Susumu Terakawa他）、[[神経前駆細胞]]の分裂（Sally Temple他）、ニューロンの移動（Mary Hatten他）などの様子が報告された。また軸索内の[[wikipedia:JA:オルガネラ|オルガネラ]]や分子のタイムラプス観察も始まった（Nobutaka Hirokawa他）。90年代には、[[スライス培養]]を用いての三次元環境下のタイムラプス観察がSusan McConnellやHitoshi Komuroらによって移動中のニューロンを対象として始められた。それまでのタイムラプス観察が、[[位相差顕微鏡|位相差]]像、[[微分干渉顕微鏡|微分干渉]]像を求める場合がほとんどだったのに対して、標識された細胞の[[wikipedia:JA:蛍光像|蛍光像]]を求めることがさかんになった。その流れは、[[蛍光タンパク質]]の[[wikipedia:JA:遺伝子|遺伝子]]の導入技法の発達とともに、21世紀に入ってから、ますます強まっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　三次元培養、蛍光標識、画像取得などの方法の進歩にしたがって、取得する形態情報の量・質、時間分解能、観察の継続性などに関して、めざましい向上が続いている。一方、培養によらぬ、生体内の現象に対するタイムラプス観察も行なわれるようになった。発生期の現象であれば[[ゼブラフィッシュ]]胚に対する in vivoイメージングが有用であり、成体の[[脳神経系]]のなかでの[[回路]]の形成・リモデリングに注目して[[二光子顕微鏡]]を利用してタイムラプス観察するなども目覚ましい発展を続けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　90年代までは、多くの場合、研究者が[[wikipedia:JA:顕微鏡|顕微鏡]]の[[wikipedia:JA:対物レンズ|対物レンズ]]を通して直視・直感した細胞の様子をまず写真撮影し、次いで[[wikipedia:JA:印画紙|印画紙]]に焼くところまで進んで始めて記録自体の成否および現象の実在を確認する、という研究時間の流れであった。記録も「日」の分解能にとどまるという場合が多く、ごく特殊な研究室で[[wikipedia:JA:ビデオテープ|ビデオテープ]]への記録が行なわれていた程度であった。その後のデジタル記録法の革新、自動撮影機器の爆発的普及を経た今、人間の眼・頭の即座の判断を越える量の情報が一瞬にして記録されていく。この新しい時代のタイムラプス観察には、「量」への対応を新たにあみ出し「質」を見破る能力が、これまで以上に求められている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==関連項目==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==参考文献==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹　担当編集委員：大隅典子）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=15174</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-10-30T05:24:34Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：elevator movement&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　[[神経前駆細胞]]（neural progenitor cells）が自身の[[細胞周期]]進行に伴って示す[[核]]移動のことを指す（文献リストに最近の総説）。Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される：INMに対する日本語訳はない）。神経前駆細胞は[[脳原基]]の壁の頂端面と基底面を結ぶ細長い形態をとるが、細胞周期の[[G2期]]に頂端方向へ、また[[G1期]]に基底方向へ核を動かす。エレベーター運動は、すべての[[wikipedia:ja:上皮細胞|上皮細胞]]に備わるが、「頂端-基底」距離が長い神経前駆細胞において際立つ。脳原基においては、胎生初期の「[[神経上皮]]」、および胎生中期以降の「[[脳室帯]]」のなかでエレベーター運動が起きており、それぞれの組織は「[[wikipedia:ja:偽重層|偽重層]]」の様相を呈する。エレベーター運動についての研究は、1897年の [[wikipedia:Schaper|Schaper]]による萌芽的発想、1935年の [[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]による概念提唱、1959年からの[[wikipedia:ME Sauer|ME Sauer]]，[[wikipedia:Sidman|Sidman]]，[[wikipedia:ja:藤田晢也|藤田]]らによる実験的証明へと進み、ライブ観察がなされるようになった現在、分子機構や意義についての解析が行なわれている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 発見の歴史== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年、Schaperによる。それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との2種類の細胞が存在する（[[wikipedia:Santiago Ramón y Cajal|Cajal]]と[[wikipedia:Wilhelm His, Sr.|His]]による）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の2つの異なる局面ではないか」と考えた。1935年、[[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]は、核の大きさと頂端面からの距離とに相関を見いだし、神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え、INMの言葉を送り出した。1959年から1962年にかけて[[wikipedia:ja:トリチウム|トリチウム]]標識した[[wikipedia:ja:チミジン|チミジン]]を用いた[[wikipedia:ja:パルスチェイス法|パルスチェイス法]]によって、ME Sauer（FC Sauer夫人）ら、Sidmanら、藤田晢也が相次いでこの現象の実験的証明を果たした。すなわち、トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察すると基底域に標識が集中しているのだが、投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと、頂端面に存在する分裂中の[[細胞体]]に標識が認められた。「エレベーター運動」の命名は藤田による。その後、パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらは頂端向けの核移動がG2期に、基底側への核移動がG1期に起き、[[S期]]の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 神経前駆細胞の形態・極性との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ファイル:INM.jpg|thumb|right|400px| &#039;&#039;&#039;図　神経上皮（マウス網膜）におけるエレベーター運動・INMの例&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;散発的に蛍光色素（[[DiI]]）を施してラベルした単一神経前駆細胞（左端のタイムポイント）が頂端面に核・細胞体を移動させ，分裂した（2番目のタイムポイント）。誕生した娘細胞それぞれが，まず基底側（画面の上）に向けて，そしてやがてアピカル面にまで核・細胞体を移動させる様子がわかる。&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt;12828683&amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;に発表したケースを改変して掲載。パネルの縦辺の長さが120マイクロメートル。]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中枢神経系の形成過程において、原基である[[神経管]]・[[脳胞]]の壁には、神経前駆細胞が満ちている。発生初期、まだニューロンが誕生していないステージにおいては、[[脳]]・[[脊髄]]の原基の壁は、神経上皮（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが、壁を構成する細胞（[[神経上皮細胞]]neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では、壁の最内面（頂端 [apical] 面または脳室面）において近隣の神経上皮細胞群が[[ジャンクション]]によって接着し、面の維持に貢献している。また、神経前駆細胞が頂端面から壁の最外面（基底 [basal] 面または脳膜面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である。一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は、それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである（図参照）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体はG2期に頂端面に向けて動き、[[細胞分裂]]が頂端面で起きる。そこで誕生した娘細胞は、胎生初期においては、親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが、G1期に頂端面から離れる方向に（基底方向へ）核移動を示す。核・細胞体は神経上皮中の基底域でS期を過ごし、G2期に頂端面を目指す。こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である（図中の赤色および青色の軌跡）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 組織の「偽重層化」との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが、神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので、任意の時点において、頂端基底軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る。それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると、神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ。しかし、核は、細長く伸びて神経上皮の頂端端から基底端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって、真の「重層」ではない。この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「[[wikipedia:ja:偽重層|偽重層]]（pseudostratification）」と称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが、上皮たるものすべて、「背丈」（頂端基底軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ、エレベーター運動・INMを行い、したがって核の偽重層状態を呈する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 発生期の脳原基全体との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って、脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる。ニューロンは、壁の外側（基底域）に配置される。このとき、神経前駆細胞は、依然「細長く頂端基底を結ぶ形」を呈しているが、神経上皮時代に比して長さを増している（「[[放射状グリア]]radial glia」とも称される）。この頃の神経前駆細胞も、神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが、核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる。このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「脳室帯 ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（[[Pax6]]、[[Hes1]]/[[Hes5|5]]、[[Sox2]]などの[[転写因子]]や[[Ki67]]や[[PCNA]]などの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され、ニューロン分布域と区別できる。VZには神経前駆細胞の頂端部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが、その場におけるエレベーター運動・INMは、神経上皮におけると同様である。したがって、VZも、この現象の起きる場所として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには、上述の「軌跡の限界」に加えて、もう一点、神経上皮時代とは異なる特徴がある。 VZが存在する頃、すなわちニューロン産生が活発な頃、頂端面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は、片方が未分化（頂端プロジェニター apical progenitor）、片方が分化（ニューロンまたは基底プロジェニター basal progenitor）、という2方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」、「バイナリーな運命選択」と称される）。このような場合、分化に向かう頂端面生まれの娘細胞は、「一方通行・片道切符」的な核移動を示す。すなわち、G1期までは頂端面に結合性を持ったままで基底方向へ核が動かされるが、その後頂端面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに）、頂端向けの核移動局面は起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== メカニズム== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めた[[スライス培養]]の手法の進歩に伴って2001年以降、哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり、[[ゼブラフィッシュ]]胚を用いた &#039;&#039;in vivo&#039;&#039;ライブ観察も始まった。こうしたイメージング手法と遺伝子操作、薬理学的実験などの組み合せを通じて、最近、エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた。[[微小管]]に依存した機構、[[アクトミオシン]]に依存する機構、さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性、また[[ギャップジャンクション]]の関与などが唱えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 意義== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については、まだ詳しくは分かっていない。[[wikipedia:ja:組織形成|組織形成]]、細胞産生など、いくつかの視点で研究が進められつつある。こうした研究は、[[wikipedia:ja:ヒト|ヒト]]の[[先天性脳疾患]]の病態解明につながる可能性がある。また、[[ES細胞]]から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt;21475194&amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;ので、[[幹細胞]]研究の一環としての意義も深い。さらに、ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 参考文献 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹　担当編集委員：村上富士夫）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=15173</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-10-30T05:23:28Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：elevator movement&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　[[神経前駆細胞]]（neural progenitor cells）が自身の[[細胞周期]]進行に伴って示す[[核]]移動のことを指す。Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される：INMに対する日本語訳はない）。神経前駆細胞は[[脳原基]]の壁の頂端面と基底面を結ぶ細長い形態をとるが、細胞周期の[[G2期]]に頂端方向へ、また[[G1期]]に基底方向へ核を動かす。エレベーター運動は、すべての[[wikipedia:ja:上皮細胞|上皮細胞]]に備わるが、「頂端-基底」距離が長い神経前駆細胞において際立つ。脳原基においては、胎生初期の「[[神経上皮]]」、および胎生中期以降の「[[脳室帯]]」のなかでエレベーター運動が起きており、それぞれの組織は「[[wikipedia:ja:偽重層|偽重層]]」の様相を呈する。エレベーター運動についての研究は、1897年の [[wikipedia:Schaper|Schaper]]による萌芽的発想、1935年の [[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]による概念提唱、1959年からの[[wikipedia:ME Sauer|ME Sauer]]，[[wikipedia:Sidman|Sidman]]，[[wikipedia:ja:藤田晢也|藤田]]らによる実験的証明へと進み、ライブ観察がなされるようになった現在、分子機構や意義についての解析が行なわれている（文献リストに最近の総説を挙げた）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 発見の歴史== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年、Schaperによる。それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との2種類の細胞が存在する（[[wikipedia:Santiago Ramón y Cajal|Cajal]]と[[wikipedia:Wilhelm His, Sr.|His]]による）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の2つの異なる局面ではないか」と考えた。1935年、[[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]は、核の大きさと頂端面からの距離とに相関を見いだし、神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え、INMの言葉を送り出した。1959年から1962年にかけて[[wikipedia:ja:トリチウム|トリチウム]]標識した[[wikipedia:ja:チミジン|チミジン]]を用いた[[wikipedia:ja:パルスチェイス法|パルスチェイス法]]によって、ME Sauer（FC Sauer夫人）ら、Sidmanら、藤田晢也が相次いでこの現象の実験的証明を果たした。すなわち、トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察すると基底域に標識が集中しているのだが、投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと、頂端面に存在する分裂中の[[細胞体]]に標識が認められた。「エレベーター運動」の命名は藤田による。その後、パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらは頂端向けの核移動がG2期に、基底側への核移動がG1期に起き、[[S期]]の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 神経前駆細胞の形態・極性との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ファイル:INM.jpg|thumb|right|400px| &#039;&#039;&#039;図　神経上皮（マウス網膜）におけるエレベーター運動・INMの例&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;散発的に蛍光色素（[[DiI]]）を施してラベルした単一神経前駆細胞（左端のタイムポイント）が頂端面に核・細胞体を移動させ，分裂した（2番目のタイムポイント）。誕生した娘細胞それぞれが，まず基底側（画面の上）に向けて，そしてやがてアピカル面にまで核・細胞体を移動させる様子がわかる。&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt;12828683&amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;に発表したケースを改変して掲載。パネルの縦辺の長さが120マイクロメートル。]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中枢神経系の形成過程において、原基である[[神経管]]・[[脳胞]]の壁には、神経前駆細胞が満ちている。発生初期、まだニューロンが誕生していないステージにおいては、[[脳]]・[[脊髄]]の原基の壁は、神経上皮（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが、壁を構成する細胞（[[神経上皮細胞]]neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では、壁の最内面（頂端 [apical] 面または脳室面）において近隣の神経上皮細胞群が[[ジャンクション]]によって接着し、面の維持に貢献している。また、神経前駆細胞が頂端面から壁の最外面（基底 [basal] 面または脳膜面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である。一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は、それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである（図参照）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体はG2期に頂端面に向けて動き、[[細胞分裂]]が頂端面で起きる。そこで誕生した娘細胞は、胎生初期においては、親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが、G1期に頂端面から離れる方向に（基底方向へ）核移動を示す。核・細胞体は神経上皮中の基底域でS期を過ごし、G2期に頂端面を目指す。こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である（図中の赤色および青色の軌跡）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 組織の「偽重層化」との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが、神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので、任意の時点において、頂端基底軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る。それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると、神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ。しかし、核は、細長く伸びて神経上皮の頂端端から基底端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって、真の「重層」ではない。この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「[[wikipedia:ja:偽重層|偽重層]]（pseudostratification）」と称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが、上皮たるものすべて、「背丈」（頂端基底軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ、エレベーター運動・INMを行い、したがって核の偽重層状態を呈する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 発生期の脳原基全体との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って、脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる。ニューロンは、壁の外側（基底域）に配置される。このとき、神経前駆細胞は、依然「細長く頂端基底を結ぶ形」を呈しているが、神経上皮時代に比して長さを増している（「[[放射状グリア]]radial glia」とも称される）。この頃の神経前駆細胞も、神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが、核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる。このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「脳室帯 ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（[[Pax6]]、[[Hes1]]/[[Hes5|5]]、[[Sox2]]などの[[転写因子]]や[[Ki67]]や[[PCNA]]などの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され、ニューロン分布域と区別できる。VZには神経前駆細胞の頂端部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが、その場におけるエレベーター運動・INMは、神経上皮におけると同様である。したがって、VZも、この現象の起きる場所として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには、上述の「軌跡の限界」に加えて、もう一点、神経上皮時代とは異なる特徴がある。 VZが存在する頃、すなわちニューロン産生が活発な頃、頂端面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は、片方が未分化（頂端プロジェニター apical progenitor）、片方が分化（ニューロンまたは基底プロジェニター basal progenitor）、という2方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」、「バイナリーな運命選択」と称される）。このような場合、分化に向かう頂端面生まれの娘細胞は、「一方通行・片道切符」的な核移動を示す。すなわち、G1期までは頂端面に結合性を持ったままで基底方向へ核が動かされるが、その後頂端面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに）、頂端向けの核移動局面は起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== メカニズム== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めた[[スライス培養]]の手法の進歩に伴って2001年以降、哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり、[[ゼブラフィッシュ]]胚を用いた &#039;&#039;in vivo&#039;&#039;ライブ観察も始まった。こうしたイメージング手法と遺伝子操作、薬理学的実験などの組み合せを通じて、最近、エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた。[[微小管]]に依存した機構、[[アクトミオシン]]に依存する機構、さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性、また[[ギャップジャンクション]]の関与などが唱えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 意義== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については、まだ詳しくは分かっていない。[[wikipedia:ja:組織形成|組織形成]]、細胞産生など、いくつかの視点で研究が進められつつある。こうした研究は、[[wikipedia:ja:ヒト|ヒト]]の[[先天性脳疾患]]の病態解明につながる可能性がある。また、[[ES細胞]]から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt;21475194&amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;ので、[[幹細胞]]研究の一環としての意義も深い。さらに、ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 参考文献 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹　担当編集委員：村上富士夫）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=15155</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-10-29T23:05:28Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：elevator movement&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動 サマリー==&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す。Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される：INMに対する日本語訳はない）。神経前駆細胞は脳原基の壁の頂端面と基底面を結ぶ細長い形態をとるが、細胞周期のG2期に頂端方向へ、またG1期に基底方向へ核を動かす。エレベーター運動は、すべての上皮細胞に備わるが、「頂端-基底」距離が長い神経前駆細胞において際立つ。脳原基においては、胎生初期の「神経上皮」、および胎生中期以降の「脳室帯」のなかでエレベーター運動が起きており、それぞれの組織は「偽重層」の様相を呈する。エレベーター運動についての研究は、1897年の Schaperによる萌芽的発想、1935年の FC Sauerによる概念提唱、1959年からのME Sauer，Sidman，藤田らによる実験的証明へと進み、ライブ観察がなされるようになった現在、分子機構や意義についての解析が行なわれている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動発見の歴史== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年、[[wikipedia:Schaper|Schaper]]による。それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（[[wikipedia:Santiago Ramón y Cajal|Cajal]]と[[wikipedia:Wilhelm His, Sr.|His]]による）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた。1935年、[[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]は、核の大きさと頂端面からの距離とに相関を見いだし、神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え、INMの言葉を送り出した。1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって、[[wikipedia:ME Sauer|ME Sauer]]（FC Sauer夫人）ら、[[wikipedia:Sidman|Sidman]]ら、[[wikipedia:JA:藤田晢也|藤田晢也]]が相次いでこの現象の実験的証明を果たした。すなわち、トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察すると基底域に標識が集中しているのだが、投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと、頂端面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた。「エレベーター運動」の命名は藤田による。その後、パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらは頂端向けの核移動がG2期に、基底側への核移動がG1期に起き、S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と神経前駆細胞の形態・極性の関係== &lt;br /&gt;
[[ファイル:INM.jpg|thumb|right|400px| &#039;&#039;&#039;図　神経上皮（マウス網膜）におけるエレベーター運動・INMの例&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;散発的に蛍光色素（DiI）を施してラベルした単一神経前駆細胞（左端のタイムポイント）がアピカル面に核・細胞体を移動させ，分裂した（２番目のタイムポイント）．誕生した娘細胞それぞれが，まずベイサル側（画面の上）に向けて，そしてやがてアピカル面にまで核・細胞体を移動させる様子がわかる．Saito et al. Dev Growth &amp;amp; Differ. 45, 219-229, 2003 に発表したケースを改変して掲載．パネルの縦辺の長さが120マイクロメートル．]]&lt;br /&gt;
　[[中枢神経]]系の形成過程において、原基である[[神経管]]・[[脳胞]]の壁には、神経前駆細胞が満ちている。発生初期、まだ[[ニューロン]]が誕生していないステージにおいては、[[脳]]・[[脊髄]]の原基の壁は、[[神経上皮]]（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが、壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では、壁の最内面（頂端 [apical] 面または[[脳室面]]）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し、面の維持に貢献している。また、神経前駆細胞が頂端面から壁の最外面（基底 [basal] 面または[[脳膜]]面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である。一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は、それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである（図参照）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体は[[G2期]]に頂端面に向けて動き、細胞分裂が頂端面で起きる。そこで誕生した娘細胞は、胎生初期においては、親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが、[[G1期]]に頂端面から離れる方向に（基底方向へ）核移動を示す。核・細胞体は神経上皮中の基底域で[[S期]]を過ごし、G2期に頂端面を目指す。こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である（図中の赤色および青色の軌跡）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と組織の「偽重層化」の関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが、神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので、任意の時点において、頂端基底軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る。それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると、神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ。しかし、核は、細長く伸びて神経上皮の頂端端から基底端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって、真の「重層」ではない。この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが、上皮たるものすべて、「背丈」（頂端基底軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ、エレベーター運動・INMを行い、したがって核の偽重層状態を呈する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と発生期の脳原基全体との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って、脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる。ニューロンは、壁の外側（基底域）に配置される。このとき、神経前駆細胞は、依然「細長く頂端基底を結ぶ形」を呈しているが、神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）。この頃の神経前駆細胞も、神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが、核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる。このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「[[脳室帯]] ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（[[Pax6]]、[[Hes1/5]]、[[Sox2]]などの転写因子や[[wikipedia:Ki67|Ki67]]や[[wikipedia:PCNA|PCNA]]などの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され、ニューロン分布域と区別できる。VZには神経前駆細胞の頂端部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが、その場におけるエレベーター運動・INMは、神経上皮におけると同様である。したがって、VZも、この現象の起きる場所として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには、上述の「軌跡の限界」に加えて、もう一点、神経上皮時代とは異なる特徴がある。 VZが存在する頃、すなわちニューロン産生が活発な頃、頂端面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は、片方が未分化（[[頂端プロジェニター]] apical progenitor）、片方が分化（ニューロンまたは[[基底プロジェニター]] basal progenitor）、という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」、「バイナリーな運命選択」と称される）。このような場合、分化に向かう頂端面生まれの娘細胞は、「一方通行・片道切符」的な核移動を示す。すなわち、G1期までは頂端面に結合性を持ったままで基底方向へ核が動かされるが、その後頂端面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに）、頂端向けの核移動局面は起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベータ運動のメカニズム== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めた[[スライス培養]]の手法の進歩に伴って2001年以降、哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり、[[ゼブラフィッシュ]]胚を用いた in vivoライブ観察も始まった。こうしたイメージング手法と遺伝子操作、薬理学的実験などの組み合せを通じて、最近、エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた。[[微小管]]に依存した機構、[[アクトミオシン]]に依存する機構、さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性、またギャップジャンクションの関与などが唱えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーターの意義== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については、まだ詳しくは分かっていない。組織形成、細胞産生など、いくつかの視点で研究が進められつつある。こうした研究は、ヒトの[[先天性脳疾患]]の病態解明につながる可能性がある。また、[[ES細胞]]から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽、笹井ら、2011年）ので、幹細胞研究の一環としての意義も深い。さらに、ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 参考文献 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹　担当編集委員：村上富士夫）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=15154</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-10-29T22:58:42Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：elevator movement&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動 サマリー==&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す。Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される：INMに対する日本語訳はない）。神経前駆細胞は脳原基の壁の頂端面と基底面を結ぶ細長い形態をとるが、細胞周期のG2期に頂端方向へ、またG1期に基底方向へ核を動かす。エレベーター運動は、すべての上皮細胞に備わるが、「頂端-基底」距離が長い神経前駆細胞において際立つ。脳原基においては、胎生初期の「神経上皮」、および胎生中期以降の「脳室帯」のなかでエレベーター運動が起きており、それぞれの組織は「偽重層」の様相を呈する。エレベーター運動についての研究は、1897年の Schaperによる萌芽的発想、1935年の FC Sauerによる概念提唱、1959年からのME Sauer，Sidman，藤田らによる実験的証明へと進み、ライブ観察がなされるようになった現在、分子機構や意義についての解析が行なわれている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動発見の歴史== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年、[[wikipedia:Schaper|Schaper]]による。それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（[[wikipedia:Santiago Ramón y Cajal|Cajal]]と[[wikipedia:Wilhelm His, Sr.|His]]による）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた。1935年、[[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]は、核の大きさと頂端面からの距離とに相関を見いだし、神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え、INMの言葉を送り出した。1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって、[[wikipedia:ME Sauer|ME Sauer]]（FC Sauer夫人）ら、[[wikipedia:Sidman|Sidman]]ら、[[wikipedia:JA:藤田晢也|藤田晢也]]が相次いでこの現象の実験的証明を果たした。すなわち、トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察すると基底域に標識が集中しているのだが、投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと、頂端面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた。「エレベーター運動」の命名は藤田による。その後、パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらは頂端向けの核移動がG2期に、基底側への核移動がG1期に起き、S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と神経前駆細胞の形態・極性の関係== &lt;br /&gt;
[[ファイル:INM.jpg|thumb|right|400px| &#039;&#039;&#039;図　神経上皮（マウス網膜）におけるエレベーター運動・INMの例&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;散発的に蛍光色素（DiI）を施してラベルした単一神経前駆細胞（左端のタイムポイント）がアピカル面に核・細胞体を移動させ，分裂した（２番目のタイムポイント）．誕生した娘細胞それぞれが，まずベイサル側（画面の上）に向けて，そしてやがてアピカル面にまで核・細胞体を移動させる様子がわかる．Saito et al. Dev Growth &amp;amp; Differ. 45, 219-229, 2003 に発表したケースを改変して掲載．パネルの縦辺の長さが120マイクロメートル．]]&lt;br /&gt;
　[[中枢神経]]系の形成過程において、原基である[[神経管]]・[[脳胞]]の壁には、神経前駆細胞が満ちている。発生初期、まだ[[ニューロン]]が誕生していないステージにおいては、[[脳]]・[[脊髄]]の原基の壁は、[[神経上皮]]（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが、壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では、壁の最内面（頂端 [apical] 面または[[脳室面]]）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し、面の維持に貢献している。また、神経前駆細胞が頂端面から壁の最外面（基底 [basal] 面または[[脳膜]]面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である。一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は、それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体は[[G2期]]に頂端面に向けて動き、細胞分裂が頂端面で起きる。そこで誕生した娘細胞は、胎生初期においては、親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが、[[G1期]]に頂端面から離れる方向に（基底方向へ）核移動を示す。核・細胞体は神経上皮中の基底域で[[S期]]を過ごし、G2期に頂端面を目指す。こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と組織の「偽重層化」の関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが、神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので、任意の時点において、頂端基底軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る。それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると、神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ。しかし、核は、細長く伸びて神経上皮の頂端端から基底端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって、真の「重層」ではない。この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが、上皮たるものすべて、「背丈」（頂端基底軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ、エレベーター運動・INMを行い、したがって核の偽重層状態を呈する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と発生期の脳原基全体との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って、脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる。ニューロンは、壁の外側（基底域）に配置される。このとき、神経前駆細胞は、依然「細長く頂端基底を結ぶ形」を呈しているが、神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）。この頃の神経前駆細胞も、神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが、核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる。このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「[[脳室帯]] ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（[[Pax6]]、[[Hes1/5]]、[[Sox2]]などの転写因子や[[wikipedia:Ki67|Ki67]]や[[wikipedia:PCNA|PCNA]]などの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され、ニューロン分布域と区別できる。VZには神経前駆細胞の頂端部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが、その場におけるエレベーター運動・INMは、神経上皮におけると同様である。したがって、VZも、この現象の起きる場所として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには、上述の「軌跡の限界」に加えて、もう一点、神経上皮時代とは異なる特徴がある。 VZが存在する頃、すなわちニューロン産生が活発な頃、頂端面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は、片方が未分化（[[頂端プロジェニター]] apical progenitor）、片方が分化（ニューロンまたは[[基底プロジェニター]] basal progenitor）、という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」、「バイナリーな運命選択」と称される）。このような場合、分化に向かう頂端面生まれの娘細胞は、「一方通行・片道切符」的な核移動を示す。すなわち、G1期までは頂端面に結合性を持ったままで基底方向へ核が動かされるが、その後頂端面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに）、頂端向けの核移動局面は起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベータ運動のメカニズム== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めた[[スライス培養]]の手法の進歩に伴って2001年以降、哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり、[[ゼブラフィッシュ]]胚を用いた in vivoライブ観察も始まった。こうしたイメージング手法と遺伝子操作、薬理学的実験などの組み合せを通じて、最近、エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた。[[微小管]]に依存した機構、[[アクトミオシン]]に依存する機構、さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性、またギャップジャンクションの関与などが唱えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーターの意義== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については、まだ詳しくは分かっていない。組織形成、細胞産生など、いくつかの視点で研究が進められつつある。こうした研究は、ヒトの[[先天性脳疾患]]の病態解明につながる可能性がある。また、[[ES細胞]]から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽、笹井ら、2011年）ので、幹細胞研究の一環としての意義も深い。さらに、ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 参考文献 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹　担当編集委員：村上富士夫）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=15151</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-10-29T21:44:13Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：elevator movement&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
===エレベーター運動とは===&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す。Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される：INMに対する日本語訳はない）。神経前駆細胞は脳原基の壁の頂端面と基底面を結ぶ細長い形態をとるが、細胞周期のG2期に頂端方向へ、またG1期に基底方向へ核を動かす。エレベーター運動は、すべての上皮細胞に備わるが、「頂端-基底」距離が長い神経前駆細胞において際立つ。脳原基においては、胎生初期の「神経上皮」、および胎生中期以降の「脳室帯」のなかでエレベーター運動が起きており、それぞれの組織は「偽重層」の様相を呈する。エレベーター運動についての研究は、1897年の Schaperによる萌芽的発想、1935年の FC Sauerによる概念提唱、1959年からのME Sauer，Sidman，藤田らによる実験的証明へと進み、ライブ観察がなされるようになった現在、分子機構や意義についての解析が行なわれている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と神経前駆細胞の形態・極性の関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　[[中枢神経]]系の形成過程において、原基である[[神経管]]・[[脳胞]]の壁には、神経前駆細胞が満ちている。発生初期、まだ[[ニューロン]]が誕生していないステージにおいては、[[脳]]・[[脊髄]]の原基の壁は、[[神経上皮]]（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが、壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では、壁の最内面（頂端 [apical] 面または[[脳室面]]）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し、面の維持に貢献している。また、神経前駆細胞が頂端面から壁の最外面（基底 [basal] 面または[[脳膜]]面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である。一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は、それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体は[[G2期]]に頂端面に向けて動き、細胞分裂が頂端面で起きる。そこで誕生した娘細胞は、胎生初期においては、親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが、[[G1期]]に頂端面から離れる方向に（基底方向へ）核移動を示す。核・細胞体は神経上皮中の基底域で[[S期]]を過ごし、G2期に頂端面を目指す。こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と組織の「偽重層化」の関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが、神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので、任意の時点において、頂端基底軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る。それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると、神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ。しかし、核は、細長く伸びて神経上皮の頂端端から基底端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって、真の「重層」ではない。この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが、上皮たるものすべて、「背丈」（頂端基底軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ、エレベーター運動・INMを行い、したがって核の偽重層状態を呈する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動と発生期の脳原基全体との関係== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って、脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる。ニューロンは、壁の外側（基底域）に配置される。このとき、神経前駆細胞は、依然「細長く頂端基底を結ぶ形」を呈しているが、神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）。この頃の神経前駆細胞も、神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが、核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる。このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「[[脳室帯]] ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（[[Pax6]]、[[Hes1/5]]、[[Sox2]]などの転写因子や[[wikipedia:Ki67|Ki67]]や[[wikipedia:PCNA|PCNA]]などの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され、ニューロン分布域と区別できる。VZには神経前駆細胞の頂端部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが、その場におけるエレベーター運動・INMは、神経上皮におけると同様である。したがって、VZも、この現象の起きる場所として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには、上述の「軌跡の限界」に加えて、もう一点、神経上皮時代とは異なる特徴がある。 VZが存在する頃、すなわちニューロン産生が活発な頃、頂端面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は、片方が未分化（[[頂端プロジェニター]] apical progenitor）、片方が分化（ニューロンまたは[[基底プロジェニター]] basal progenitor）、という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」、「バイナリーな運命選択」と称される）。このような場合、分化に向かう頂端面生まれの娘細胞は、「一方通行・片道切符」的な核移動を示す。すなわち、G1期までは頂端面に結合性を持ったままで基底方向へ核が動かされるが、その後頂端面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに）、頂端向けの核移動局面は起こらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーター運動発見の歴史== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年、[[wikipedia:Schaper|Schaper]]による。それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（[[wikipedia:Santiago Ramón y Cajal|Cajal]]と[[wikipedia:Wilhelm His, Sr.|His]]による）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた。1935年、[[wikipedia:FC Sauer|FC Sauer]]は、核の大きさと頂端面からの距離とに相関を見いだし、神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え、INMの言葉を送り出した。1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって、[[wikipedia:ME Sauer|ME Sauer]]（FC Sauer夫人）ら、[[wikipedia:Sidman|Sidman]]ら、[[wikipedia:JA:藤田晢也|藤田晢也]]が相次いでこの現象の実験的証明を果たした。すなわち、トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察すると基底域に標識が集中しているのだが、投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと、頂端面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた。「エレベーター運動」の命名は藤田による。その後、パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらは頂端向けの核移動がG2期に、基底側への核移動がG1期に起き、S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベータ運動のメカニズム== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めた[[スライス培養]]の手法の進歩に伴って2001年以降、哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり、[[ゼブラフィッシュ]]胚を用いた in vivoライブ観察も始まった。こうしたイメージング手法と遺伝子操作、薬理学的実験などの組み合せを通じて、最近、エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた。[[微小管]]に依存した機構、[[アクトミオシン]]に依存する機構、さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性、またギャップジャンクションの関与などが唱えられている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エレベーターの意義== &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については、まだ詳しくは分かっていない。組織形成、細胞産生など、いくつかの視点で研究が進められつつある。こうした研究は、ヒトの[[先天性脳疾患]]の病態解明につながる可能性がある。また、[[ES細胞]]から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽、笹井ら、2011年）ので、幹細胞研究の一環としての意義も深い。さらに、ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 参考文献 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹　担当編集委員：村上富士夫）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BE%8B.jpg&amp;diff=10925</id>
		<title>ファイル:タイムラプス解析データ例.jpg</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BE%8B.jpg&amp;diff=10925"/>
		<updated>2012-06-24T00:24:23Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: 上段には，プラスティック皿上に付着させた「単離」神経前駆細胞の分裂（A，約１時間）およびクローン形成（B，４日間）の様子を示す．Bでは，あらかじめ大脳原基の脳膜面に蛍光色素DiI&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;上段には，プラスティック皿上に付着させた「単離」神経前駆細胞の分裂（A，約１時間）およびクローン形成（B，４日間）の様子を示す．Bでは，あらかじめ大脳原基の脳膜面に蛍光色素DiIを施し「脳室面から脳膜面までスパンした細胞」すなわち「放射状グリア」形態の細胞を標識した上で細胞をdissociateし，低密度培養を行なった．ニューロンとグリアがDiIラベルされた単一前駆細胞から生じた．下段には，約２日間の網膜原基スライス培養の様子を示す．単一神経前駆細胞（DiI標識）が分裂し，誕生した娘細胞それぞれも分裂し，４細胞クローンが形成された．前駆細胞による細胞周期依存的核移動（interkinetic nuclear migration, INM）（エレベーター運動）も観察された．&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Slice_culture_prep120624.jpg&amp;diff=10924</id>
		<title>ファイル:Slice culture prep120624.jpg</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Slice_culture_prep120624.jpg&amp;diff=10924"/>
		<updated>2012-06-23T23:45:37Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: スライス作成（マニュアル方式）から，コラーゲンゲルへの埋め込みまでの手順の概略を示す．培養液中で，シリコンラバー「まな板」の上で微小メスを使ってスライスし，培養液ごと，先&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;スライス作成（マニュアル方式）から，コラーゲンゲルへの埋め込みまでの手順の概略を示す．培養液中で，シリコンラバー「まな板」の上で微小メスを使ってスライスし，培養液ごと，先端カットピペットチップを使って運び，ゲルが固まってしまう前に向きや配置を整える．ゲルの量や硬さは目的やディッシュタイプに応じての調整を要する．&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90&amp;diff=7226</id>
		<title>タイムラプス解析</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90&amp;diff=7226"/>
		<updated>2012-05-06T22:21:25Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;Time-lapse analysis タイムラプス解析&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　細胞の形態的変化・機能発揮を経時的にとらえる可視化・記録・解析の技法．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経系の研究における最古のタイムラプス解析のひとつとして，1906年，Ross Harrisonによるカエル神経管から伸びる軸索のスケッチ（5分〜10分間隔）が知られる．自然科学のほとんどあらゆる研究において，さまざまな時間分解能による経時的解析が行なわれている．それらすべてをタイムラプス解析と意識する事ができるが，現在では，通常，タイムラプス観察という言葉を，second 〜 hourの間隔で記録が続けられるような場合，形の変化や対象物の動きに注目する場合の観察の呼称としてよく用いるようだ． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経科学の領域では， 1980年代から90年代にかけて，細胞培養（dissociation cell culture）の技法の発展とともに，培養皿上で示される細胞挙動に対してタイムラプス観察が積極的に行なわれるようになった．ニューロンの突起伸長（Garry Banker，Susumu Terakawa他），神経前駆細胞の分裂（Sally Temple他），ニューロンの移動（Mary Hatten他）などの様子が報告された．また軸索内のオルガネラや分子のタイムラプス観察も始まった（Nobutaka Hirokawa他）．90年代には，スライス培養を用いての三次元環境下のタイムラプス観察がSusan McConnellやHitoshi Komuroらによって移動中のニューロンを対象として始められた．それまでのタイムラプス観察が，位相差像，微分干渉像を求める場合がほとんどだったのに対して，標識された細胞の蛍光像を求めることがさかんになった．その流れは，蛍光タンパク質の遺伝子の導入技法の発達とともに，21世紀に入ってから，ますます強まっている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　三次元培養，蛍光標識，画像取得などの方法の進歩にしたがって，取得する形態情報の量・質，時間分解能，観察の継続性などに関して，めざましい向上が続いている．一方，培養によらぬ，生体内の現象に対するタイムラプス観察も行なわれるようになった．発生期の現象であればゼブラフィッシュ胚に対する in vivoイメージングが有用であり，成体の脳神経系のなかでの回路の形成・リモデリングに注目して二光子顕微鏡を利用してタイムラプス観察するなども目覚ましい発展を続けている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
90年代までは，多くの場合，研究者が顕微鏡の対物レンズを通して直視・直感した細胞の様子をまず写真撮影し，次いで印画紙に焼くところまで進んで始めて記録自体の成否および現象の実在を確認する，という研究時間の流れであった．記録も「日」の分解能にとどまるという場合が多く，ごく特殊な研究室でビデオテープへの記録が行なわれていた程度であった．その後のデジタル記録法の革新，自動撮影機器の爆発的普及を経た今，人間の眼・頭の即座の判断を越える量の情報が一瞬にして記録されていく．この新しい時代のタイムラプス観察には，「量」への対応を新たにあみ出し「質」を見破る能力が，これまで以上に求められている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹，担当編集委員：大隅典子）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90&amp;diff=7225</id>
		<title>タイムラプス解析</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%B9%E8%A7%A3%E6%9E%90&amp;diff=7225"/>
		<updated>2012-05-06T22:19:22Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: ページの作成：「Time-lapse analysis タイムラプス解析   　細胞の形態的変化・機能発揮を経時的にとらえる可視化・記録・解析の技法．   　神経系...」&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;Time-lapse analysis タイムラプス解析&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　細胞の形態的変化・機能発揮を経時的にとらえる可視化・記録・解析の技法．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経系の研究における最古のタイムラプス解析のひとつとして，1906年，Ross Harrisonによるカエル神経管から伸びる軸索のスケッチ（5分〜10分間隔）が知られる．自然科学のほとんどあらゆる研究において，さまざまな時間分解能による経時的解析が行なわれている．それらすべてをタイムラプス解析と意識する事ができるが，現在では，通常，タイムラプス観察という言葉を，second 〜 hourの間隔で記録が続けられるような場合，形の変化や対象物の動きに注目する場合の観察の呼称としてよく用いるようだ． &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経科学の領域では， 1980年代から90年代にかけて，細胞培養（dissociation cell culture）の技法の発展とともに，培養皿上で示される細胞挙動に対してタイムラプス観察が積極的に行なわれるようになった．ニューロンの突起伸長（Garry Banker，Susumu Terakawa他），神経前駆細胞の分裂（Sally Temple他），ニューロンの移動（Mary Hatten他）などの様子が報告された．また軸索内のオルガネラや分子のタイムラプス観察も始まった（Nobutaka Hirokawa他）．90年代には，スライス培養を用いての三次元環境下のタイムラプス観察がSusan McConnellやHitoshi Komuroらによって移動中のニューロンを対象として始められた．それまでのタイムラプス観察が，位相差像，微分干渉像を求める場合がほとんどだったのに対して，標識された細胞の蛍光像を求めることがさかんになった．その流れは，蛍光タンパク質の遺伝子の導入技法の発達とともに，21世紀に入ってから，ますます強まっている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　三次元培養，蛍光標識，画像取得などの方法の進歩にしたがって，取得する形態情報の量・質，時間分解能，観察の継続性などに関して，めざましい向上が続いている．一方，培養を用いず，生体内の現象に対するタイムラプス観察も行なわれるようになった．発生期の現象であればゼブラフィッシュ胚に対する in vivoイメージングが有用であり，成体の脳神経系のなかでの回路の形成・リモデリングに注目して二光子顕微鏡を利用してタイムラプス観察するなども目覚ましい発展を続けている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
90年代までは，多くの場合，研究者が顕微鏡の対物レンズを通して直視・直感した細胞の様子をまず写真撮影し，次いで印画紙に焼くところまで進んで始めて記録自体の成否および現象の実在を確認する，という研究時間の流れであった．記録も「日」の分解能にとどまるという場合が多く，ごく特殊な研究室でビデオテープへの記録が行なわれていた程度であった．その後のデジタル記録法の革新，自動撮影機器の爆発的普及を経た今，人間の眼・頭の即座の判断を越える量の情報が一瞬にして記録されていく．この新しい時代のタイムラプス観察には，「量」への対応を新たにあみ出し「質」を見破る能力が，これまで以上に求められている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹，担当編集委員：大隅典子）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
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		<title>スライス培養</title>
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		<updated>2012-05-06T06:27:24Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: ページの作成：「Slice culture　スライス培養   　細胞を生かしたまま解析する培養（culture）という技術のうち，三次元構築を保持しつつ行なう組...」&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;Slice culture　スライス培養&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　細胞を生かしたまま解析する培養（culture）という技術のうち，三次元構築を保持しつつ行なう組織培養（tissue culture）手法のひとつであり，特定の断面視を得られるようスライス処理を施した組織片を培養に供する方法を指す．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「細胞培養（dissociation cell culture）」の場合は，組織に対して酵素処理や機械的ほぐしを施し，組織構造を破壊して細胞の単離・採集を果たし，得た細胞を，多くの場合は，培養容器の底面に付着させるということになる．個々の細胞が与えられた培養環境下に発揮できる機能を観察・解析する上で，この手法はとても有用である．蛍光標識法が現在ほど進んでいなかった時代には，この培養法を用いて，位相差顕微鏡下に細胞の挙動・能力を把握しようとすることが細胞観察のほぼ唯一の方法であった．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　一方，組織培養は， Ross Harrisonが口火を切って以来 100年余の歴史を有する「培養」ということのそもそもの最初の手法であったのだが，1950年代のトリプシンの導入によって上記のような「細胞培養」がさまざまな器官を構成する細胞群に対して行なわれるようになり，次第に下火になっていった．しかし，そうした時代にも，神経科学の分野には，電気生理学的な研究のために三次元的組織様態（すなわちいったん出来上がった回路や細胞配置のパターン）を保持したまま細胞機能に向き合おうとする風土が保たれ，その中で哺乳類の脳スライス利用の技術が伝わり，また研ぎすまされた．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そうして受け継がれた三次元性への志向性を活かして，1992年，山本亘彦らはスライス培養を用いて大脳皮質の層特異的繊維連絡の再現を果たした．また，同年，Susan McConnellらおよびHitoshi Komuroらが脳の形成過程における細胞移動をスライス培養下にライブ観察することに成功した．この時のライブ観察に威力を発揮したのが蛍光色素であった．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　以降の10年程度は， DiIなどの蛍光色素がさかんに用いられたが，最近では，ウイルスやエレクトロポレーション法によって蛍光タンパクを発現するための遺伝子導入を果たし，それとスライス培養法を組み合わせることがさかんに行なわれている．このアプローチによって，発生期の脳原基のなかで繰り広げられるさまざまな細胞のふるまいを観察し，同時に特定の分子がそうした細胞挙動に対して果たす役割を問う事もできる．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　スライス作業の方法としては，（１）マニュアル法と（２）スライス作成装置を用いる方法の２通りがある．前者は，対象が胎生期の脳など，微小かつ柔らかめの場合に採用されることが多い．その場合は，培養液などを満たした「まな板」付き容器（シリコンラバーを敷いた培養皿など）中に脳を置き，実体顕微鏡下に，微小メスやタングステン針などを用いてスライスが作成される．より汎用される後者の場合は，採取した脳やその一部などを寒天やゼラチンのブロックに包埋し，スライス作成装置の機能（振動する刃を進行させる事でスライスされる）を利用して培養対象のスライス片を得る．いずれの場合も，通常300マイクロメーター程度の厚さのものを得る．&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
　培養法としては，（ア）多孔質膜（フィルター）にスライスを載せる方法，（２）培養皿の底面にスライスを置く方法の２通りがある．前者の場合，直径１〜２センチ，高さ数ミリ程度の筒状の「台」にフィルター（孔径0.22ミクロンなど）が貼られている市販品やあるいは手製のものを35ミリディッシュに置く．そして，フィルター上にスライスを載せ，培養液を多すぎぬよう（通常，スライスを浮かせあるいは沈ませぬようフィルターの高さ程度にまで）ディッシュ内に入れる．表面張力でスライスが扁平化する可能性はあるが，ガス交換の効率は後述の「ディッシュ底式」の培養よりも良く，二次元的な回路のトポロジーを維持したままで長期培養ができるとの実績が知られている．柔らかめの胎生期脳を扱う場合に，変形防止の目的で，後述するコラーゲンゲルによってスライスを包む，あるいはスライス作成時に脳とともに切れてくる寒天（脳を囲む）を培養時も残しておくなど，支持体の工夫もなされる．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　後者の「ディッシュ底式」の場合，作成されたスライス群をコラーゲンゲルに封じ込める．ディッシュ底にあらかじめ運んでおいたスライスを含む培養液にゲルを加えて混ぜ合わせると，ゲルが固まる間にスライスはディッシュ底面に沈み，その場所で，変形の恐れはほとんどないままに不動化される．たくさんのスライスを次々に観察したい場合には「フィルター式」よりも「底式」の方が手軽である．スライスは培養液の中に沈むことになるのでガス環境上は不利である．変形しにくいが，細胞や神経軸索がスライス中からゲルの中に容易にこぼれでてしまうこともある．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「細胞培養」の場合，インキュベーターのガスは5% CO2 + 95%大気という組成である．この方法でスライスの培養を「底式」で行なうと，スライスの深部において壊死が起こりやすい．そのため，酸素濃度を40%〜95%の高レベルに設定することが試みられる．酸素の供給とその毒性との折り合いがつく箇所がスライス中のどこかに確保できるとの意識，経験則にもとづいて対象に応じた工夫がなされている．「フィルター式」でも高酸素を与える場合もある．また，培地の静置ではなく灌流が行なわれることもある．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「フィルター式」か「底式」かによって相性の善し悪しはあるが，いずれの培養法に対しても，正立型顕微鏡および倒立型顕微鏡のどちらも使い得る．高倍率レンズを用いて倒立型顕微鏡での観察を行なう場合は，必ずガラス底の培養皿を用いる．&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
　顕微鏡，培養装置，画像撮影装置，コンピューターなどの進歩にともなって，ますますスライス培養の利用される機会が増す事が予想されるが，一方で，この手法があくまでも「培養」であることも忘れてはならない．組織学的解析などにもとづく生体内の現象との比較を通じて，適切な利用がなされる必要がある．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹，担当編集委員：大隅典子）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:INM.jpg&amp;diff=7152</id>
		<title>ファイル:INM.jpg</title>
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		<updated>2012-05-06T00:55:37Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: 神経上皮（マウス網膜）におけるエレベーター運動・INMの例．散発的に蛍光色素（DiI）を施してラベルした単一神経前駆細胞（左端のタイムポイント）がアピカル面に核・細胞体を移動させ&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;神経上皮（マウス網膜）におけるエレベーター運動・INMの例．散発的に蛍光色素（DiI）を施してラベルした単一神経前駆細胞（左端のタイムポイント）がアピカル面に核・細胞体を移動させ，分裂した（２番目のタイムポイント）．誕生した娘細胞それぞれが，まずベイサル側（画面の上）に向けて，そしてやがてアピカル面にまで核・細胞体を移動させる様子がわかる．Saito et al. Dev Growth &amp;amp; Differ. 45, 219-229, 2003 に発表したケースを改変して掲載．&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=7151</id>
		<title>エレベーター運動</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=7151"/>
		<updated>2012-05-06T00:44:42Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;elevator movement&lt;br /&gt;
エレベーター運動&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す．Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称の方が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される）．INMに対する日本語訳はない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中枢神経系の形成過程において，原基である神経管・脳胞の壁には，神経前駆細胞が満ちている．発生初期，まだニューロンが誕生していないステージにおいては，脳・脊髄の原基の壁は，神経上皮（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが，壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では，壁の最内面（アピカル [apical] 面または脳室面）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し，面の維持に貢献している．また，神経前駆細胞がアピカル面から壁の最外面（ベイサル [basal] 面または脳膜面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である．一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は，それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体はG2期にアピカル面に向けて動き，細胞分裂がアピカル面で起きる．そこで誕生した娘細胞は，胎生初期においては，親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが，G1期にアピカル面から離れる方向に（ベイサル方向へ）核移動を示す．核・細胞体は神経上皮中のベイサル域でS期を過ごし，G2期にアピカル面を目指す．こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが，神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので，任意の時点において，アピカルベイサル軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る．それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると，神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ．しかし，核は，細長く伸びて神経上皮のアピカル端からベイサル端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって，真の「重層」ではない．この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが，上皮たるものすべて，「背丈」（アピカルベイサル軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ，エレベーター運動・INMを行い，したがって核の偽重層状態を呈する．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って，脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる．ニューロンは，壁の外側（ベイサル域）に配置される．このとき，神経前駆細胞は，依然「細長くアピカルベイサルを結ぶ形」を呈しているが，神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）．この頃の神経前駆細胞も，神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが，核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる．このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「脳室帯 ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（Pax6，Hes1/5，Sox2などの転写因子やKi67やPCNAなどの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され，ニューロン分布域と区別できる．VZには神経前駆細胞のアピカル部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが，その場におけるエレベーター運動・INMは，神経上皮におけると同様である．したがって，VZも，この現象の起きる場所として有名である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには，上述の「軌跡の限界」に加えて，もう一点，神経上皮時代とは異なる特徴がある． VZが存在する頃，すなわちニューロン産生が活発な頃，アピカル面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は，片方が未分化（アピカルプロジェニター apical progenitor），片方が分化（ニューロンまたはベイサルプロジェニター basal progenitor），という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」，「バイナリーな運命選択」と称される）．このような場合，分化に向かうアピカル面生まれの娘細胞は，「一方通行・片道切符」的な核移動を示す．すなわち，G1期まではアピカル面に結合性を持ったままでベイサル方向へ核が動かされるが，その後アピカル面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに），アピカル向けの核移動局面は起こらない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年，Schaperによる．それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（CajalとHisによる）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた．1935年，FC Sauerは，核の大きさとアピカル面からの距離とに相関を見いだし，神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え，INMの言葉を送り出した．1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって，ME Sauer（FC Sauer夫人）ら，Sidmanら，藤田晢也が相次いでこの現象の実験的照明を果たした．すなわち，トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察するとベイサル域に標識が集中しているのだが，投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと，アピカル面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた．「エレベーター運動」の命名は藤田による．その後，パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらはアピカル向けの核移動がG2期に，ベイサル側への核移動がG1期に起き，S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めたスライス培養の手法の進歩に伴って2001年以降，哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり，ゼブラフィッシュ胚を用いた in vivoライブ観察も始まった．こうしたイメージング手法と遺伝子操作，薬理学的実験などの組み合せを通じて，最近，エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた．微小管に依存した機構，アクトミオシンに依存する機構，さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性，またギャップジャンクションの関与などが唱えられている． &lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については，まだ詳しくは分かっていない．組織形成，細胞産生など，いくつかの視点で研究が進められつつある．こうした研究は，ヒトの先天性脳疾患の病態解明につながる可能性がある．また，ES細胞から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽，笹井ら，2011年）ので，幹細胞研究の一環としての意義も深い．さらに，ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
参考総説&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：宮田卓樹，担当編集委員：村上富士夫）&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=7150</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-05-06T00:30:03Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;elevator movement&lt;br /&gt;
エレベーター運動&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す．Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称の方が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される）．INMに対する日本語訳はない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中枢神経系の形成過程において，原基である神経管・脳胞の壁には，神経前駆細胞が満ちている．発生初期，まだニューロンが誕生していないステージにおいては，脳・脊髄の原基の壁は，神経上皮（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが，壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では，壁の最内面（アピカル [apical] 面または脳室面）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し，面の維持に貢献している．また，神経前駆細胞がアピカル面から壁の最外面（ベイサル [basal] 面または脳膜面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である．一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は，それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体はG2期にアピカル面に向けて動き，細胞分裂がアピカル面で起きる．そこで誕生した娘細胞は，胎生初期においては，親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが，G1期にアピカル面から離れる方向に（ベイサル方向へ）核移動を示す．核・細胞体は神経上皮中のベイサル域でS期を過ごし，G2期にアピカル面を目指す．こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが，神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので，任意の時点において，アピカルベイサル軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る．それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると，神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ．しかし，核は，細長く伸びて神経上皮のアピカル端からベイサル端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって，真の「重層」ではない．この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが，上皮たるものすべて，「背丈」（アピカルベイサル軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ，エレベーター運動・INMを行い，したがって核の偽重層状態を呈する．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って，脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる．ニューロンは，壁の外側（ベイサル域）に配置される．このとき，神経前駆細胞は，依然「細長くアピカルベイサルを結ぶ形」を呈しているが，神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）．この頃の神経前駆細胞も，神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが，核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる（動画中の細胞「a」の核・細胞体の軌跡に注目）．このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「脳室帯 ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（Pax6，Hes1/5，Sox2などの転写因子やKi67やPCNAなどの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され，ニューロン分布域と区別できる．VZには神経前駆細胞のアピカル部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが，その場におけるエレベーター運動・INMは，神経上皮におけると同様である．したがって，VZも，この現象の起きる場所として有名である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには，上述の「軌跡の限界」に加えて，もう一点，神経上皮時代とは異なる特徴がある． VZが存在する頃，すなわちニューロン産生が活発な頃，アピカル面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は，片方が未分化（アピカルプロジェニター apical progenitor），片方が分化（ニューロンまたはベイサルプロジェニター basal progenitor），という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」，「バイナリーな運命選択」と称される）．このような場合，分化に向かうアピカル面生まれの娘細胞（動画中の細胞「b」）は，「一方通行・片道切符」的な核移動を示す．すなわち，G1期まではアピカル面に結合性を持ったままでベイサル方向へ核が動かされるが，その後アピカル面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに），アピカル向けの核移動局面は起こらない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年，Schaperによる．それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（CajalとHisによる）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた．1935年，FC Sauerは，核の大きさとアピカル面からの距離とに相関を見いだし，神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え，INMの言葉を送り出した．1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって，ME Sauer（FC Sauer夫人）ら，Sidmanら，藤田晢也が相次いでこの現象の実験的照明を果たした．すなわち，トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察するとベイサル域に標識が集中しているのだが，投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと，アピカル面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた．「エレベーター運動」の命名は藤田による．その後，パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらはアピカル向けの核移動がG2期に，ベイサル側への核移動がG1期に起き，S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めたスライス培養の手法の進歩に伴って2001年以降，哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり，ゼブラフィッシュ胚を用いた in vivoライブ観察も始まった．こうしたイメージング手法と遺伝子操作，薬理学的実験などの組み合せを通じて，最近，エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた．微小管に依存した機構，アクトミオシンに依存する機構，さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性，またギャップジャンクションの関与などが唱えられている． &lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については，まだ詳しくは分かっていない．組織形成，細胞産生など，いくつかの視点で研究が進められつつある．こうした研究は，ヒトの先天性脳疾患の病態解明につながる可能性がある．また，ES細胞から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽，笹井ら，2011年）ので，幹細胞研究の一環としての意義も深い．さらに，ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
参考総説&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95&amp;diff=7149</id>
		<title>エレベーター運動</title>
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		<updated>2012-05-06T00:27:29Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;elevator movement&lt;br /&gt;
エレベーター運動&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す．Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称の方が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される）．INMに対する日本語訳はない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中枢神経系の形成過程において，原基である神経管・脳胞の壁には，神経前駆細胞が満ちている．発生初期，まだニューロンが誕生していないステージにおいては，脳・脊髄の原基の壁は，神経上皮（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが，壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮では，壁の最内面（アピカル [apical] 面または脳室面）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し，面の維持に貢献している．また，神経前駆細胞がアピカル面から壁の最外面（ベイサル [basal] 面または脳膜面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である．一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は，それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体はG2期にアピカル面に向けて動き，細胞分裂がアピカル面で起きる．そこで誕生した娘細胞は，胎生初期においては，親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが，G1期にアピカル面から離れる方向に（ベイサル方向へ）核移動を示す．核・細胞体は神経上皮中のベイサル域でS期を過ごし，G2期にアピカル面を目指す．こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが，神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので，任意の時点において，アピカルベイサル軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る．それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると，神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ．しかし，核は，細長く伸びて神経上皮のアピカル端からベイサル端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって，真の「重層」ではない．この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが，上皮たるものすべて，「背丈」（アピカルベイサル軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ，エレベーター運動を行い，したがって核の偽重層状態を呈する．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って，脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる．ニューロンは，壁の外側（ベイサル域）に配置される．このとき，神経前駆細胞は，依然「細長くアピカルベイサルを結ぶ形」を呈しているが，神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）．この頃の神経前駆細胞も，神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが，核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる（動画中の細胞「a」の核・細胞体の軌跡に注目）．このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「脳室帯 ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（Pax6，Hes1/5，Sox2などの転写因子やKi67やPCNAなどの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され，ニューロン分布域と区別できる．VZには神経前駆細胞のアピカル部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが，その場におけるエレベーター運動・INMは，神経上皮におけると同様である．したがって，VZも，この現象の起きる場所として有名である．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには，上述の「軌跡の限界」に加えて，もう一点，神経上皮時代とは異なる特徴がある． VZが存在する頃，すなわちニューロン産生が活発な頃，アピカル面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は，片方が未分化（アピカルプロジェニター apical progenitor），片方が分化（ニューロンまたはベイサルプロジェニター basal progenitor），という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」，「バイナリーな運命選択」と称される）．このような場合，分化に向かうアピカル面生まれの娘細胞（動画中の細胞「b」）は，「一方通行・片道切符」的な核移動を示す．すなわち，G1期まではアピカル面に結合性を持ったままでベイサル方向へ核が動かされるが，その後アピカル面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに），アピカル向けの核移動局面は起こらない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年，Schaperによる．それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（CajalとHisによる）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた．1935年，FC Sauerは，核の大きさとアピカル面からの距離とに相関を見いだし，神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え，INMの言葉を送り出した．1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって，ME Sauer（FC Sauer夫人）ら，Sidmanら，藤田晢也が相次いでこの現象の実験的照明を果たした．すなわち，トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察するとベイサル域に標識が集中しているのだが，投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと，アピカル面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた．「エレベーター運動」の命名は藤田による．その後，パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらはアピカル向けの核移動がG2期に，ベイサル側への核移動がG1期に起き，S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めたスライス培養の手法の進歩に伴って2001年以降，哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり，ゼブラフィッシュ胚を用いた in vivoライブ観察も始まった．こうしたイメージング手法と遺伝子操作，薬理学的実験などの組み合せを通じて，最近，エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた．微小管に依存した機構，アクトミオシンに依存する機構，さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性，またギャップジャンクションの関与などが唱えられている． &lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については，まだ詳しくは分かっていない．組織形成，細胞産生など，いくつかの視点で研究が進められつつある．こうした研究は，ヒトの先天性脳疾患の病態解明につながる可能性がある．また，ES細胞から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽，笹井ら，2011年）ので，幹細胞研究の一環としての意義も深い．さらに，ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
参考総説&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
	</entry>
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		<updated>2012-05-06T00:26:10Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Takakimiyata: ページの作成：「elevator movement エレベーター運動  　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す...」&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;elevator movement&lt;br /&gt;
エレベーター運動&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経前駆細胞（neural progenitor cells）が自身の細胞周期進行に伴って示す核移動のことを指す．Interkinetic nuclear migration（またはinterkinetic nuclear movement）との呼称の方が国際的には一般的である（INMあるいはIKNMと略される）．INMに対する日本語訳はない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　中枢神経系の形成過程において，原基である神経管・脳胞の壁には，神経前駆細胞が満ちている．発生初期，まだニューロンが誕生していないステージにおいては，脳・脊髄の原基の壁は，神経上皮（neuroepithelium）と組織学的に呼称されるのだが，壁を構成する細胞（神経上皮細胞neuroepithelial cellsと称される）は未分化な神経前駆細胞である．&lt;br /&gt;
　神経上皮では，壁の最内面（アピカル [apical] 面または脳室面）において近隣の神経上皮細胞群がジャンクションによって接着し，面の維持に貢献している．また，神経前駆細胞がアピカル面から壁の最外面（ベイサル [basal] 面または脳膜面）までをつなぐ形態をしていることも「上皮」との呼称の根拠である．一般的な上皮に対して神経上皮を際立たせている特徴は，それを構成する神経上皮細胞の各々が細長く伸びた（数十マイクロメートル〜百マイクロメートル）形態をしているということである．&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞の核・細胞体はG2期にアピカル面に向けて動き，細胞分裂がアピカル面で起きる．そこで誕生した娘細胞は，胎生初期においては，親細胞と同様に未分化な神経上皮細胞としてふるまう場合が多いが，G1期にアピカル面から離れる方向に（ベイサル方向へ）核移動を示す．核・細胞体は神経上皮中のベイサル域でS期を過ごし，G2期にアピカル面を目指す．こうした核の反復的運動（数十マイクロメートル〜百マイクロメートルにも及ぶ）が「エレベーター」と通称される理由である．&lt;br /&gt;
　神経上皮細胞それぞれが細胞周期進行に伴った核移動を行なっているのだが，神経上皮細胞の「集団」の中で細胞周期進行が同調している訳ではないので，任意の時点において，アピカルベイサル軸上のいろいろなレベルに核・細胞体が存在し得る．それを一挙に組織学的に（静止画像として）観察すると，神経上皮の中に核が「重層」しているような印象を持つ．しかし，核は，細長く伸びて神経上皮のアピカル端からベイサル端までをつなぐ（したがって「単層」の）神経上皮細胞のからだの中を行き来（エレベーター運動・INM）しているのであって，真の「重層」ではない．この「エレベーター運動・INMの総和」としての組織学的様態が「偽重層（pseudostratification）」と称される．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　神経上皮は偽重層の度合いが際立つ例として有名であるが，上皮たるものすべて，「背丈」（アピカルベイサル軸上の長さ）の大小にもとづく程度の差こそあれ，エレベーター運動を行い，したがって核の偽重層状態を呈する．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　発生ステージの進行に伴って，脳・脊髄の原基の壁にはニューロンが現れる．ニューロンは，壁の外側（ベイサル域）に配置される．このとき，神経前駆細胞は，依然「細長くアピカルベイサルを結ぶ形」を呈しているが，神経上皮時代に比して長さを増している（「放射状グリアradial glia」とも称される）．この頃の神経前駆細胞も，神経上皮細胞と同様にエレベーター運動・INMを行なうのだが，核運動はニューロン域にくい込まない範囲に限られる（動画中の細胞「a」の核・細胞体の軌跡に注目）．このエレベーター運動・INMの軌跡・範囲によって「脳室帯 ventricular zone（VZ）」と称される組織学的部位（Pax6，Hes1/5，Sox2などの転写因子やKi67やPCNAなどの細胞周期マーカーによって陽性の核が充満）が規定され，ニューロン分布域と区別できる．VZには神経前駆細胞のアピカル部分百マイクロメートル分ほどしか含まれないが，その場におけるエレベーター運動・INMは，神経上皮におけると同様である．したがって，VZも，この現象の起きる場所として有名である．&lt;br /&gt;
　VZ中のエレベーター運動・INMには，上述の「軌跡の限界」に加えて，もう一点，神経上皮時代とは異なる特徴がある． VZが存在する頃，すなわちニューロン産生が活発な頃，アピカル面で起きる分裂から生じる娘細胞の運命は，片方が未分化（アピカルプロジェニター apical progenitor），片方が分化（ニューロンまたはベイサルプロジェニター basal progenitor），という２方向的に決まる事が多い（「非対称細胞分裂」，「バイナリーな運命選択」と称される）．このような場合，分化に向かうアピカル面生まれの娘細胞（動画中の細胞「b」）は，「一方通行・片道切符」的な核移動を示す．すなわち，G1期まではアピカル面に結合性を持ったままでベイサル方向へ核が動かされるが，その後アピカル面との結合が断たれ（脱上皮化のごとくに），アピカル向けの核移動局面は起こらない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「エレベーター運動・INM」の概念の萌芽は 1897年，Schaperによる．それまで支配的であった「神経上皮中に分裂細胞とそれ以外の支持的細胞との２種類の細胞が存在する（CajalとHisによる）」との考え方とは別の可能性として「両者は同じ細胞の２つの異なる局面ではないか」と考えた．1935年，FC Sauerは，核の大きさとアピカル面からの距離とに相関を見いだし，神経上皮細胞の分裂に向けた営みの局面進行に応じた核移動の概念を正式に唱え，INMの言葉を送り出した．1959年から1962年にかけてトリチウム標識したチミジンを用いたパルスチェイス法によって，ME Sauer（FC Sauer夫人）ら，Sidmanら，藤田晢也が相次いでこの現象の実験的照明を果たした．すなわち，トリチウムチミジンを投与してすぐに対象を固定し組織切片を観察するとベイサル域に標識が集中しているのだが，投与から少し後に固定し同様の観察を行なうと，アピカル面に存在する分裂中の細胞体に標識が認められた．「エレベーター運動」の命名は藤田による．その後，パルスチェイスの技法向上によってNowakowskiらはアピカル向けの核移動がG2期に，ベイサル側への核移動がG1期に起き，S期の間は核移動があまり起きないことを2000年に報じた．&lt;br /&gt;
　1995年にMcConnellらによって行なわれ始めたスライス培養の手法の進歩に伴って2001年以降，哺乳類脳原基中でのエレベーター運動・INMが明瞭にライブ観察できるようになり，ゼブラフィッシュ胚を用いた in vivoライブ観察も始まった．こうしたイメージング手法と遺伝子操作，薬理学的実験などの組み合せを通じて，最近，エレベーター運動・INMの分子機構が徐々に理解されるようになってきた．微小管に依存した機構，アクトミオシンに依存する機構，さらには細胞集団中で能動的な核移動により受動的な核移動が引き起こされる可能性，またギャップジャンクションの関与などが唱えられている． &lt;br /&gt;
　エレベーター運動・INMの意義については，まだ詳しくは分かっていない．組織形成，細胞産生など，いくつかの視点で研究が進められつつある．こうした研究は，ヒトの先天性脳疾患の病態解明につながる可能性がある．また，ES細胞から人工的に作成された神経上皮様の構造体においてもエレベーター運動・INMが起きる事も分かっている（永楽，笹井ら，2011年）ので，幹細胞研究の一環としての意義も深い．さらに，ヒトの脳の形成・進化を論じるうえでの細胞生物学的な注目点の一つとしても意識されている．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
参考総説&lt;br /&gt;
1) Miyata T: Development of three-dimensional architecture of the neuroepithelium: role of pseudostratification and cellular “community”. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 50, S105-S112, 2008&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070110&lt;br /&gt;
2) Taverna E, Huttner WB: Neural progenitor nuclei IN motion. Neuron 67, 906-914, 2010&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869589&lt;br /&gt;
3) Reiner O, Sapir T, Gerlitz G: Interkinetic nuclear movement in the ventricular zone of the cortex. J. Mol. Neurosci. 46, 516-526, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21881827&lt;br /&gt;
4) Kosodo Y: Interkinetic nuclear migration: beyond a hallmark of neurogenesis. Cell Mol. Life Sci. 2012 Mar 14 (Epub ahead of print)&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22415322&lt;br /&gt;
5) Spear PC, Erickson CA: Interkinetic nuclear migration: a mysterious process in search of a function. Dev. Growth &amp;amp; Differ. 54, 306-316, 2012&lt;br /&gt;
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22524603&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Takakimiyata</name></author>
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