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	<title>脳科学辞典 - 利用者の投稿記録 [ja]</title>
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	<updated>2026-04-18T22:36:21Z</updated>
	<subtitle>利用者の投稿記録</subtitle>
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		<title>分節化</title>
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		<updated>2015-01-21T04:04:30Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Yasuyominagawa: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語：Segmentation&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==分節化とは==&lt;br /&gt;
ある連続的な複数の事象から一定の規則を用いて、カテゴリーや単位を区分し、切り出すことを意味する。特に言語獲得論において二つの用法がある。&amp;lt;br /&amp;gt;&lt;br /&gt;
一つめの用法は乳児の発達初期の音声獲得に関与する。音声言語は母音、子音から構成される音節の連続体であるが、音響的にも各単位の明確な切れ目が存在しないため、乳児は言語入力を統計学習しつつ、この連続体の中から、単語という単位や特定の生起確率規則に適った音節の繋がりを切り出す必要がある。この切り出しのことを単語あるいは音節構造の分節化と呼ぶ。乳児は分節化を行えないと、意味、文法の学習という言語獲得の次の段階に進めない。[[ヒト]]乳児ばかりでなく、鳴禽類ソングバードが親や他個体のさえずりを学習する場合にもフレーズの分節化が行われ、音声パタンの学習が進む。このように分節化はヒト乳児、[[鳥類]]に共通する言語能力の原初的な形態であり、言語の発達や進化を研究する上で重要なトピックである。2つめの用法は、概念と言語の意味に関与し、言語哲学の領域でも用いられる。言語は概念の連続体を象徴化し、意味カテゴリーを作って、単語として記号化する。例えば連続的なスペクトル特性を持つ色彩を区分して、赤や青といった言語記号のラベルを付与する。この記号付与の過程も分節化と呼ばれる。これらのうち前者の音声の分節化がより広く用いられているので、以降はこれについて、その背景、研究の動向についてふれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==音声の分節化==&lt;br /&gt;
有意味単語の分節化は、英語圏の乳児では8ヶ月齢で可能になる。単語を切り出す際には英語の[[ストレス]]アクセントを音響的手掛かりとして用いているとされ、発達初期段階では英語でより頻度の高い強弱パタンを１つの単語のまとまりと捉える傾向がある&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Jusczyk, P. W., Houston, D. M., &amp;amp; Newsome, M.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
The beginnings of word segmentation in English-learning infants. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Cognitive Psychology,&#039;&#039; 1999a, 39, 159-207. &amp;lt;/ref&amp;gt;。但し、アクセントが音響的に明確でないフランス語圏では、単語分節に使える音響的手掛かりが貧弱であるため1歳過ぎまで単語の分節化ができないと報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Nazzi, T., Iakimova, Q., Bertoncini, J., Frédonie, S., &amp;amp; Alcantara, C. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Early segmentation of fluent speech by infants acquiring French: Emerging evidence for crosslinguistic differences.&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Journal of Memory and Language,&#039;&#039; 2006, 54, 283-299. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。ピッチアクセントを持つ日本語圏では遅くとも8，9ヶ月齢では単語の分節化ができる&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;佐藤久美子・梶川祥世・坂本清恵・松本博文. &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
日本語母語乳児の文中からの単語切り出しにおけるアクセントと音素配列の役割. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;音声研究,&#039;&#039; 2007, 11, 38-47. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。&lt;br /&gt;
音節構造の分節化には何の規則を学習するかによって大きく２つの流れがある。&amp;lt;br /&amp;gt;&lt;br /&gt;
（１）Saffranほか&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Saffran, J. R., Aslin, R. N., &amp;amp; Newport, E. L. &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Statistical learning by 8-month-old Infants.  &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Science,&#039;&#039; 1996, 274, 1926-1928. &amp;lt;/ref&amp;gt; は音節の遷移確率に着目した。3音節からなる４つの無意味語（例、bidaku）で構成される連続音を8ヶ月児に2分間呈示した後、同じ無意味語の3音節連鎖が含まれている音声と、無意味語中の同じ音節は含んでも音節の組み合わせが異なる音連鎖のどちらを選好するかを調べた。その結果、乳児は学習した無意味語を含む音声を選好した。乳児は始めに学習した無意味語中の隣接する音節の遷移確率（例、biの次は1.0の確立でdaが来る）を手掛かりにして、新しい音声中に無意味語列を見出したと考えられる。&amp;lt;br /&amp;gt;&lt;br /&gt;
（２）その後の研究において、乳児は学習した音節連鎖とその後の[[テスト]]の音節連鎖が同一でなくとも、配列規則を見出すことができることが明らかになった。Marcusほか&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Marcus, G. F., Vijayan, S., Bandi Rao, S. &amp;amp; Vishton, P. M.　&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Rule learning by seven-month-old infants. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Science,&#039;&#039; 1999, 283, 77-80. &amp;lt;/ref&amp;gt; は、7ヶ月児にABBのパタンを持つ3音節の無意味語（例、bidodo）を各種呈示しテストを行った所、乳児は新規な音節から構成されている音声のうちABBパタンを持つ音声を選好した。この結果は、乳児は無意味語の音節連鎖からABBという抽象的な規則を抽出していたことを示す。但し、これらの抽出能力、特に遷移確率能力はヒト固有のものではなく、言語固有の現象でもない。前述した鳥類の他にもタマリンザルや[[ラット]]の[[哺乳類]]にもある程度分節化が可能であり&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 15304368 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;、分節化は言語音ばかりでなく純音列のような非言語音、視覚的に呈示された図形列でも成立することが報告されている。これらのことは分節化がヒト言語に特異的な文法能力を直接反映した能力ではないことを示している。とはいえ、分節化は聴覚、視覚パタンの統計的学習能力であり、1歳以降に言語の意味や文法学習を行っていくために必要になる重要な認知スキルであることは疑いがない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==分節化の脳内基盤==&lt;br /&gt;
分節化を担う脳機能についても乳児、成人を対象として研究されている。Saffranタイプの規則を用いた、成人の[[脳波]]実験では、学習した無意味語の第一音に対してのみ大きいN400の脳波成分が得られている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18211232 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;、fMRIによる研究では分節化に左の下前頭回、上側頭回、大脳基底核が関与していることが報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;McNealy, K., Mazziotta, J. C., &amp;amp; Dapretto, M. &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Cracking the language code: neural mechanisms underlying speech parsing. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;The Journal of Neuroscience,&#039;&#039; 2006, 26, 7629-7639. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。新生児においてもMarcusタイプの規則刺激に対して左の背外側前頭部が強く反応することがNIRS(Near Infrared Spectroscopy)により報告されており&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Gervain, J., Macagno, F., Cogoi S., Peña, M., &amp;amp; Mehler, J.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
The neonate brain detects speech structure.  &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Proceedings of the National Academy of Sciences of the [[United States]] of America,&#039;&#039; 2008, 105, 14222-14227. &amp;lt;/ref&amp;gt; 、生得的な分節化能力が示唆されたが、この反応はABBタイプの規則のみでABAタイプに対しては観察されていない。しかし、3ヶ月児においてAXBタイプに特化したERP反応が得られており、抽象的な文法規則抽出もこの時期にできる可能性が示された&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Mueller, J. L, Friederici, A. D., &amp;amp; Männel, C.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Auditory [[perception]] at the root of language learning. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America,&#039;&#039; 2012, 109, 15953-15958. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。Saffranタイプの規則についても新生児は音節の言語刺激でも非言語音のトーン刺激でも、学習した遷移確率に則った刺激に対しても大きい事象関連電位が得られることが示されている。これら活動がみられた左下前頭部や大脳基底核といった脳部位は言語の統語規則処理を担う部位でもある。このことは分節化という基礎的な認知スキルが、高次な文法処理にも関連する機能であることを示唆する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：皆川泰代　担当編集委員：入來篤史）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Yasuyominagawa</name></author>
	</entry>
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		<title>分節化</title>
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		<updated>2015-01-21T04:01:57Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Yasuyominagawa: ページの作成:「英語：Segmentation  ==分節化とは== ある連続的な複数の事象から一定の規則を用いて、カテゴリーや単位を区分し、切り出すこと...」&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語：Segmentation&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==分節化とは==&lt;br /&gt;
ある連続的な複数の事象から一定の規則を用いて、カテゴリーや単位を区分し、切り出すことを意味する。特に言語獲得論において二つの用法がある。&amp;lt;br /&amp;gt;&lt;br /&gt;
一つめの用法は乳児の発達初期の音声獲得に関与する。音声言語は母音、子音から構成される音節の連続体であるが、音響的にも各単位の明確な切れ目が存在しないため、乳児は言語入力を統計学習しつつ、この連続体の中から、単語という単位や特定の生起確率規則に適った音節の繋がりを切り出す必要がある。この切り出しのことを単語あるいは音節構造の分節化と呼ぶ。乳児は分節化を行えないと、意味、文法の学習という言語獲得の次の段階に進めない。[[ヒト]]乳児ばかりでなく、鳴禽類ソングバードが親や他個体のさえずりを学習する場合にもフレーズの分節化が行われ、音声パタンの学習が進む。このように分節化はヒト乳児、[[鳥類]]に共通する言語能力の原初的な形態であり、言語の発達や進化を研究する上で重要なトピックである。2つめの用法は、概念と言語の意味に関与し、言語哲学の領域でも用いられる。言語は概念の連続体を象徴化し、意味カテゴリーを作って、単語として記号化する。例えば連続的なスペクトル特性を持つ色彩を区分して、赤や青といった言語記号のラベルを付与する。この記号付与の過程も分節化と呼ばれる。これらのうち前者の音声の分節化がより広く用いられているので、以降はこれについて、その背景、研究の動向についてふれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==音声の分節化==&lt;br /&gt;
有意味単語の分節化は、英語圏の乳児では8ヶ月齢で可能になる。単語を切り出す際には英語の[[ストレス]]アクセントを音響的手掛かりとして用いているとされ、発達初期段階では英語でより頻度の高い強弱パタンを１つの単語のまとまりと捉える傾向がある&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Jusczyk, P. W., Houston, D. M., &amp;amp; Newsome, M.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
The beginnings of word segmentation in English-learning infants. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Cognitive Psychology,&#039;&#039; 1999a, 39, 159-207. &amp;lt;/ref&amp;gt;。但し、アクセントが音響的に明確でないフランス語圏では、単語分節に使える音響的手掛かりが貧弱であるため1歳過ぎまで単語の分節化ができないと報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Nazzi, T., Iakimova, Q., Bertoncini, J., Frédonie, S., &amp;amp; Alcantara, C. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Early segmentation of fluent speech by infants acquiring French: Emerging evidence for crosslinguistic differences.&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Journal of Memory and Language,&#039;&#039; 2006, 54, 283-299. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。ピッチアクセントを持つ日本語圏では遅くとも8，9ヶ月齢では単語の分節化ができる&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;佐藤久美子・梶川祥世・坂本清恵・松本博文. &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
日本語母語乳児の文中からの単語切り出しにおけるアクセントと音素配列の役割. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;音声研究,&#039;&#039; 2007, 11, 38-47. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。&lt;br /&gt;
音節構造の分節化には何の規則を学習するかによって大きく２つの流れがある。&amp;lt;br /&amp;gt;&lt;br /&gt;
（１）Saffranほか&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Saffran, J. R., Aslin, R. N., &amp;amp; Newport, E. L. &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Statistical learning by 8-month-old Infants.  &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Science,&#039;&#039; 1996, 274, 1926-1928. &amp;lt;/ref&amp;gt; は音節の遷移確率に着目した。3音節からなる４つの無意味語（例、bidaku）で構成される連続音を8ヶ月児に2分間呈示した後、同じ無意味語の3音節連鎖が含まれている音声と、無意味語中の同じ音節は含んでも音節の組み合わせが異なる音連鎖のどちらを選好するかを調べた。その結果、乳児は学習した無意味語を含む音声を選好した。乳児は始めに学習した無意味語中の隣接する音節の遷移確率（例、biの次は1.0の確立でdaが来る）を手掛かりにして、新しい音声中に無意味語列を見出したと考えられる。&amp;lt;br /&amp;gt;&lt;br /&gt;
（２）その後の研究において、乳児は学習した音節連鎖とその後の[[テスト]]の音節連鎖が同一でなくとも、配列規則を見出すことができることが明らかになった。Marcusほか&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Marcus, G. F., Vijayan, S., Bandi Rao, S. &amp;amp; Vishton, P. M.　&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Rule learning by seven-month-old infants. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Science,&#039;&#039; 1999, 283, 77-80. &amp;lt;/ref&amp;gt; は、7ヶ月児にABBのパタンを持つ3音節の無意味語（例、bidodo）を各種呈示しテストを行った所、乳児は新規な音節から構成されている音声のうちABBパタンを持つ音声を選好した。この結果は、乳児は無意味語の音節連鎖からABBという抽象的な規則を抽出していたことを示す。但し、これらの抽出能力、特に遷移確率能力はヒト固有のものではなく、言語固有の現象でもない。前述した鳥類の他にもタマリンザルや[[ラット]]の[[哺乳類]]にもある程度分節化が可能であり&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 15304368 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;、分節化は言語音ばかりでなく純音列のような非言語音、視覚的に呈示された図形列でも成立することが報告されている。これらのことは分節化がヒト言語に特異的な文法能力を直接反映した能力ではないことを示している。とはいえ、分節化は聴覚、視覚パタンの統計的学習能力であり、1歳以降に言語の意味や文法学習を行っていくために必要になる重要な認知スキルであることは疑いがない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==分節化の脳内基盤==&lt;br /&gt;
分節化を担う脳機能についても乳児、成人を対象として研究されている。Saffranタイプの規則を用いた、成人の[[脳波]]実験では、学習した無意味語の第一音に対してのみ大きいN400の脳波成分が得られている&amp;lt;ref&amp;gt;&amp;lt;pubmed&amp;gt; 18211232 &amp;lt;/pubmed&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;、fMRIによる研究では分節化に左の下前頭回、上側頭回、大脳基底核が関与していることが報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;McNealy, K., Mazziotta, J. C., &amp;amp; Dapretto, M. &#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Cracking the language code: neural mechanisms underlying speech parsing. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;The Journal of Neuroscience,&#039;&#039; 2006, 26, 7629-7639. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。新生児においてもMarcusタイプの規則刺激に対して左の背外側前頭部が強く反応することがNIRS(Near Infrared Spectroscopy)により報告されており&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Gervain, J., Macagno, F., Cogoi S., Peña, M., &amp;amp; Mehler, J.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
The neonate brain detects speech structure.  &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Proceedings of the National Academy of Sciences of the [[United States]] of America,&#039;&#039; 2008, 105, 14222-14227. &amp;lt;/ref&amp;gt; 、生得的な分節化能力が示唆されたが、この反応はABBタイプの規則のみでABAタイプに対しては観察されていない。しかし、3ヶ月児においてAXBタイプに特化したERP反応が得られており、抽象的な文法規則抽出もこの時期にできる可能性が示された&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Mueller, J. L, Friederici, A. D., &amp;amp; Männel, C.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Auditory [[perception]] at the root of language learning. &amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America,&#039;&#039; 2012, 109, 15953-15958. &amp;lt;/ref&amp;gt; 。Saffranタイプの規則についても新生児は音節の言語刺激でも非言語音のトーン刺激でも、学習した遷移確率に則った刺激に対しても大きい事象関連電位が得られることが示されている。これら活動がみられた左下前頭部や大脳基底核といった脳部位は言語の統語規則処理を担う部位でもある。このことは分節化という基礎的な認知スキルが、高次な文法処理にも関連する機能であることを示唆する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（執筆者：皆川泰代　担当編集委員：入來篤史）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Yasuyominagawa</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://bsd.neuroinf.jp/w/index.php?title=%E5%86%85%E8%A8%80%E8%AA%9E%E6%A9%9F%E8%83%BD&amp;diff=28736</id>
		<title>内言語機能</title>
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		<updated>2015-01-21T03:29:49Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Yasuyominagawa: ページの作成:「英語名：Inner Speech, Inner Utterance  同義語：内語、内言  ==内言語機能とは== 内言語機能は思考のための内なる言語活動で、外的な...」&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;英語名：Inner Speech, Inner Utterance&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
同義語：内語、内言&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==内言語機能とは==&lt;br /&gt;
内言語機能は思考のための内なる言語活動で、外的な音声や書字を伴わないものである。広義の定義では、内言語機能は[[ヒト]]の心を支える思考や知性の体系ともいえる。一般的に言語と定義されているのは内言語ではなく外へ発せられる外言語である。内言語はこの外言語と同じ形式の言語を、声を出さずに内なる発話として表出する場合もあれば、言語の形を伴わない言語以前の思考や概念としての形式である場合もある。機能的脳画像実験や心理実験においては実験タスク中に求められる言語応答を発話やボタン押しなしに頭の中で答えることを、内（言）語での応答と呼ぶ場合もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==言語学者による内言語機能の考え方==&lt;br /&gt;
近代言語学の父と呼ばれる19世紀の言語学者フェルディナンド・ソシュールは、内言語は「ラング」（言語規範、いわゆる言語、外言語）と性質を異にし、区別すべきものとしている。内言語に比較的類似したソシュールの用語として「ランガージュ」があげられる、これは概念を理解し、象徴化する能力を中心とした概念であるが、意識下、[[無意識]]下の思考の体系とも捉えられる&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;丸山圭三郎&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;ソシュールの思想&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;岩波書店&#039;&#039; : 1981. &amp;lt;/ref&amp;gt;。言語学者のノーム・チョムスキーは、脳と心の中に実装された知識体系としての内言語・Ｉ言語（internalized language, I-language）とその産出物として外界に表出する現象としての外言語・Ｅ言語（externalized language, E-language）として区別した。内言語（Ｉ言語）は子どもが言葉を獲得する際、始めに得る言語の青写真とも定義される。チョムスキーは記述された外言語の表層を分析する伝統的な言語学手法による研究ではなく、内言語を対象として、言語を産みだすヒトの普遍的な能力を明らかにすべきであると主張した&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;ジョン・マーハ&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;チョムスキー入門&amp;lt;br&amp;gt;&#039;&#039;明石書店&#039;&#039; : 2004. &amp;lt;/ref&amp;gt;。その最たる例が生成文法の研究である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==言語発達過程での内言語機能==&lt;br /&gt;
言語を獲得途上の幼児は内言語機能が充分に発達していない。そのため、他者へ伝達することを目的とする言語以外に、単独発話である私的言語が多く観察される。心理学者ジャン・ピアジェはこの私的言語発話をegocentric speech（自己中心語）として捉え、この自己中心性が減少し社会的相互関係のある発話が充分に増加した時点で、成熟した言語が機能すると考えた。ピアジェはこのように自己中心語を肯定的な機能としては捉えなかったが、その一方で、心理学者レフ・ヴィゴツキーは、自己中心語は自分の考えや行動を判断したり調整したりする場面で使用されており、内言語を発達させる重要な役割を担っていると考えた。ヴィゴツキーの言語発達段階の第1段階である自分の欲求を示すだけの言語活動（例、ジュースほしい）から、成人と同様な内言語機能を使用する最終段階をつなぐのが、自己中心語であるとした。これらの段階を経て内言語と外言語が[[分化]]するとされている。このヴィゴツキーの考えを反映した内言語、外言語の区分は現在の発達心理学でも、しばしば有用されており、例えば内言語機能で自分への話しかけや思考の整理ができる[[発達障害]]児では、より（外）言語能力や高次認知能力が高いとする研究報告等がある&amp;lt;ref&amp;gt;&#039;&#039;&#039;Hill, E.&#039;&#039;&#039;&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
Evaluating the theory of executive function in autism.&amp;lt;br&amp;gt;&lt;br /&gt;
&#039;&#039;Developmental Review,&#039;&#039; 2004, 24, 189-233.&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
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（執筆者：皆川泰代　担当編集委員：入來篤史）&lt;br /&gt;
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&amp;lt;references/&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Yasuyominagawa</name></author>
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