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<div align="right"> <font size="+1">[http://researchmap.jp/Egihsimot 冨重 斉生]、[http://researchmap.jp/read0208938 小林 俊秀]</font><br> ''ストラスブール大学薬学部''<br> DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2025年4月22日 原稿完成日:2025年5月3日<br> 担当編集委員:[http://researchmap.jp/read0192882 古屋敷 智之](神戸大学大学院医学研究科・医学部 薬理学分野)<br> </div> 英:sphingomyelin 独:Sphingomyelin 仏:sphingomyéline {{box|text= スフィンゴミエリンとは、スフィンゴイド塩基に脂肪酸がアミド結合した構造を持つ、哺乳動物細胞膜の主要構成スフィンゴリン脂質である。特に神経細胞の軸索を覆うミエリン鞘に豊富に存在し、細胞膜の構造維持やシグナル伝達に重要な役割を果たす。また、スフィンゴミエリンはセラミドやスフィンゴシン-1-リン酸などの生理活性脂質の前駆体としても機能し、細胞の増殖や分化、アポトーシスなどの調節に関与する。その代謝異常は、アルツハイマー病やニーマン・ピック病などの神経疾患との関連が指摘されている。さらに、スフィンゴミエリンはコレステロールとともに脂質ラフトと呼ばれる膜ドメインを形成し、タンパク質の膜分布や細胞機能の制御に寄与している。}}
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