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<div align="right"> <font size="+1">[https://researchmap.jp/K1225/ 桑子 賢一郎]</font><br> ''島根大学医学部 神経・筋肉生理学''<br> DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2020年7月14日 原稿完成日:2020年7月19日<br> 担当編集委員:[https://researchmap.jp/yamagatm 山形 方人](ハーバード大学・脳科学センター)<br> </div> 英語名:neuronal self-avoidance {{box|text= 神経系の発生過程では、多数のニューロンがそれぞれ複数の神経突起突起を伸長させ、分岐させていく。神経突起の自己回避は、1個のニューロンから伸長する神経突起どうしが交錯して絡み合わない現象である。細胞表面分子群を介した局所の反発作用によって自己の突起の交錯が回避される。この機構により、樹状突起や軸索は重複を最小限に抑えるようにできるだけ広がって与えられた空間を効率的にカバーする。例えば、樹状突起のこのような3次元構造は、入力回路との正しいシナプス接続や入力情報の階層的な処理において重要であるとされており神経回路形成の基礎となるシステムである。無脊椎動物・脊椎動物ともにみられる。}} [[ファイル:Kuwako Fig1.jpg|サムネイル|'''図1. 神経突起の自己回避'''<br>'''(A)''' 細胞表面分子を介した反発作用によって自己の突起の交錯が回避される。この機構により、神経突起は重複を抑えてより広範囲を効率的にカバーする。<br>'''(B)''' それぞれのニューロンは自己回避によって神経突起の重なりを最小限に抑える。一方、細胞集団としては、タイリングによって周辺細胞と重ならずに領域を充填するパターンと、オーバーラップするパターンがある。]]
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