「電流源密度推定法」の版間の差分
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英語名:current source density estimaiton, CSD estimation, current source density analysis, current source density method | 英語名:current source density estimaiton, CSD estimation, current source density analysis, current source density method | ||
電流源密度推定法とは、脳内の多点から[[細胞外記録]]された[[局所場電位]](local field potential, LFP)信号を用いて、脳内の電流源の分布を推定する手法である。細胞外空間における電流源は、[[神経細胞]]の[[膜電流]]に由来して発生する。膜電流の変化を引き起こす生理学過程は多数考えられるが、後述のように、それらのうちLFP信号に反映されるのは、主に[[興奮性シナプス後電位]](excitatory post-synaptic potential, EPSP)により誘起される膜電流である。よって、本稿に記述する手法により推定される電流源分布は、主に[[興奮性シナプス]]活動の空間分布を反映すると考えられている。 | 電流源密度推定法とは、脳内の多点から[[細胞外記録]]された[[局所場電位]](local field potential, LFP)信号を用いて、脳内の電流源の分布を推定する手法である。細胞外空間における電流源は、[[神経細胞]]の[[膜電流]]に由来して発生する。膜電流の変化を引き起こす生理学過程は多数考えられるが、後述のように、それらのうちLFP信号に反映されるのは、主に[[興奮性シナプス後電位]](excitatory post-synaptic potential, EPSP)により誘起される膜電流である。よって、本稿に記述する手法により推定される電流源分布は、主に[[興奮性シナプス]]活動の空間分布を反映すると考えられている。 | ||
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<references/> | <references/> | ||
(執筆者:伊藤淳司 担当編集委員:藤田一郎) | |||