「水道周囲灰白質」の版間の差分

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== おもな神経伝達物質<ref>遠山正彌 編<br>分子脳・神経機能解剖学 3章 脳の構造と化学的神経回路 B延髄・橋・中脳 p.59-113<br>金芳堂:2004</ref>  ==
== おもな神経伝達物質<ref>遠山正彌 編<br>分子脳・神経機能解剖学 3章 脳の構造と化学的神経回路 B延髄・橋・中脳 p.59-113<br>金芳堂:2004</ref>  ==
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<sup>(1)</sup> おもに外背側被蓋核に存在  
'''表1.中脳周囲灰白質に存在するペプタイド'''<br>存在が確認されているペプタイドニューロンの細胞体、神経線維、受容体のサブタイプを示す<br>
<sup>(1)</sup> おもに外背側被蓋核に存在<br>
<sup>(2)</sup> おもに背側縫線核に存在  
<sup>(2)</sup> おもに背側縫線核に存在  


'''表1.中脳周囲灰白質に存在するペプタイド'''<br>存在が確認されているペプタイドニューロンの細胞体、神経線維、受容体のサブタイプを示す


<br>  主な興奮性伝達物質としてグルタミン酸、抑制性伝達物質としてGABA、グリシンをもつ。一酸化窒素(NO)産生ニューロンも存在し、特に背側縫線核のセロトニン作動性ニューロン、外背側被蓋核のアセチルコリン作動性ニューロンは、高いNO合成酵素活性をもつ。表1に示すように、さまざまなペプタイドを含有するニューロンと、その受容体を発現するニューロンが分布する。  
 主な興奮性伝達物質としてグルタミン酸、抑制性伝達物質としてGABA、グリシンをもつ。一酸化窒素(NO)産生ニューロンも存在し、特に背側縫線核のセロトニン作動性ニューロン、外背側被蓋核のアセチルコリン作動性ニューロンは、高いNO合成酵素活性をもつ。表1に示すように、さまざまなペプタイドを含有するニューロンと、その受容体を発現するニューロンが分布する。  


== おもな機能 ==
== おもな機能 ==