「知的障害」の版間の差分
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英:Mental retardation(精神遅滞), Intellectual Disability | |||
知的障害は、精神遅滞と同義語である。 | |||
定義として、精神医学の2種類の診断体系を示す。 | |||
DSM-IV-TRによると、 | |||
A.明らかな知的機能の遅れ:個別施行による知能検査で、おおよそ70以下のIQ(平均より2標準偏差下が目安)(幼児においては、臨床的判断による) | |||
B.同時に、現在の適応機能(すなわち、その文化圏でその年齢に対して期待される基準に適合する有能さ)の欠陥または不全が、以下のうち2つ以上の領域で存在:コミュニケーション、自己管理、家庭生活、社会的/対人的技能、地域社会資源の利用、自律性、発揮される学習能力、仕事、余暇、健康、安全 | |||
C.発症は18歳以前である | |||
軽度:IQレベル50~55からおよそ70 | |||
中等度:IQレベル35~40から50~55 | |||
重度:IQレベル20~25から35~40 | |||
最重度:IQレベル20~25以下 | |||
軽度:IQレベル50~55からおよそ70 | |||
中等度:IQレベル35~40から50~55 | |||
重度:IQレベル20~25から35~40 | |||
最重度:IQレベル20~25以下 | |||
2012年3月31日 (土) 15:07時点における版
英:Mental retardation(精神遅滞), Intellectual Disability 知的障害は、精神遅滞と同義語である。 定義として、精神医学の2種類の診断体系を示す。 DSM-IV-TRによると、 A.明らかな知的機能の遅れ:個別施行による知能検査で、おおよそ70以下のIQ(平均より2標準偏差下が目安)(幼児においては、臨床的判断による) B.同時に、現在の適応機能(すなわち、その文化圏でその年齢に対して期待される基準に適合する有能さ)の欠陥または不全が、以下のうち2つ以上の領域で存在:コミュニケーション、自己管理、家庭生活、社会的/対人的技能、地域社会資源の利用、自律性、発揮される学習能力、仕事、余暇、健康、安全 C.発症は18歳以前である
軽度:IQレベル50~55からおよそ70 中等度:IQレベル35~40から50~55 重度:IQレベル20~25から35~40 最重度:IQレベル20~25以下