「チロシンリン酸化」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
細編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
(3人の利用者による、間の185版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
英:tyrosine phosphorylation、英略語:PY、P-Tyr | |||
真核生物に存在するタンパク質の細胞内領域チロシン残基に起こる可逆的リン酸基付加反応。チロシンリン酸化の状態は、チロシンキナーゼ(チロシンリン酸化酵素)およびチロシンフォスファターゼ(チロシン脱リン酸化酵素)の活性のバランスにより制御される。高等生物の神経系においては、様々な神経発生や神経可塑性の過程で、タンパク質の活性や局在、タンパク質間の結合、イオンチャンネルの性質、細胞内情報伝達系等を制御することが知られている。 | |||
2011年11月25日 (金) 15:53時点における版
英:tyrosine phosphorylation、英略語:PY、P-Tyr
真核生物に存在するタンパク質の細胞内領域チロシン残基に起こる可逆的リン酸基付加反応。チロシンリン酸化の状態は、チロシンキナーゼ(チロシンリン酸化酵素)およびチロシンフォスファターゼ(チロシン脱リン酸化酵素)の活性のバランスにより制御される。高等生物の神経系においては、様々な神経発生や神経可塑性の過程で、タンパク質の活性や局在、タンパク質間の結合、イオンチャンネルの性質、細胞内情報伝達系等を制御することが知られている。