「トーク:生命倫理」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
細編集の要約なし |
Shogoasami (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
||
23行目: | 23行目: | ||
2012/05/17 加藤忠史 | 2012/05/17 加藤忠史 | ||
--[[利用者:Tkato|Tkato]] 2012年5月17日 (木) 23:17 (JST) | --[[利用者:Tkato|Tkato]] 2012年5月17日 (木) 23:17 (JST) | ||
==執筆担当 浅見 作業記録== | |||
*加藤先生、ご指摘ありがとうございました。 | |||
*要約に修正・訂正するところはありません。 | |||
*「思考プロセス」の箇所、ご修正ありがとうございました。 | |||
*質問の箇所ですが、脳科学の発達から出てきた問題が、これまでのインフォームド・コンセントの考え方で対応できるかは意見が分かれるところだと思います。ただ、自己決定権やインフォームド・コンセントと密接に結び付いていることは間違いないと思われますので、下記のような表現ではいかがでしょうか。「このような脳神経倫理で取り上げられる問題はいずれも、自己決定権、インフォームド・コンセント、自律といった生命倫理固有の問題と密接に結び付いていることは確かだろうが、上述のように自己決定権やインフォームド・コンセントや自律にどの程度の重要性を与えるのかについては様々な立場があり、今後も議論が必要であろう。」 | |||
*「行政的判断の根拠」のところは、最後に下記のような表現をつけ加えました。いかがでしょうか?「しかし、先端医療技術の発展と共に、生命倫理が様々な場面で行政的判断の根拠としての役割を担いつつあることは間違いないだろう。この意味で、生命倫理は、ガバナンスあるいはバイオポリティクスといった領域ともつながっていかざるを得ないだろう。」 | |||
*エンハンスメントのところは、数行つけ加えました。「また、脳科学の発展によって数多くの人間がエンハンスメントを享受できるようになれば、能力等の平均値が以前よりも格段にあがり、エンハンスメントの基準自体が変わることになり、さらなるエンハンスメントを求めることにもなる。このことを繰り返していけば、今の人間(像)とはまったく異なる人間(像)が生み出されるだろう。事実、エンハンスメントによって今の人間とはまったく異なる「超人類」を生み出そうと真剣に考える思想家や科学者もいる。今の人間や人類を否定するような考えには与さない思想家や科学者が多いが、何が現在の人間の本質的な事柄か、何が人間の特徴かについては意見が分かれている。ここでも、脳科学は生命倫理に関する様々な問題を投げかけている。」 |
2012年5月27日 (日) 09:09時点における版
編集 林 作業記録
- 要約を御願い致します。
- 初学者に判りやすくする為、見出しを設けることをご考慮下さい。
- 内部リンク、外部リンクを作成致しました。
- 外部リンクのうち、バルセロナ宣言のリンクが正しいか御確認下さい。Barcelona declarationで検索すると、この項目の英語版が出てきます。
加藤先生、査読を御願い致します。
--Yasunori Hayashi 2012年5月17日 (木) 00:43 (JST)
編集担当 加藤 作業記録
- 要約を作ってみましたが、不完全と思いますので、ご加筆、ご訂正お願いします。
- 見出しをつけてみました。
- 「思考プロセスが外からチェックできる」との表現は、管理社会を連想させ、刺激的に思えましたので、「思考プロセスを外から知ることができる」と、より客観的な表現にしました。
- それから、質問なのですが…
- 思考プロセスが外から分かる、嘘検出、感情の読み取りなどの問題を脳科学特有の問題として取り上げておられますが、これらは、通常のインフォームドコンセントの原理では対応できない特殊なものなのでしょうか?
- スマートドラッグの問題も、例えばバイアグラの問題と本質は変わらないのではないでしょうか?
- とすると、最後に、「とはいえ、脳神経倫理で取り上げられる問題はいずれも、自己決定権、インフォームドコンセントといった、生命倫理固有の問題の一つであることは間違いない。」というような一文を入れては如何でしょうか?
- それから、「先端医療技術の発展と共に、生命倫理は、行政的判断の根拠としての役割を担いつつある。この意味で、生命倫理は、ガバナンス、あるいはバイオポリティクスといった、より大きな視野へと展開しつつある。」といったような認識をどこかで加えるというのは如何でしょうか?
2012/05/17 加藤忠史 --Tkato 2012年5月17日 (木) 23:17 (JST)
執筆担当 浅見 作業記録
- 加藤先生、ご指摘ありがとうございました。
- 要約に修正・訂正するところはありません。
- 「思考プロセス」の箇所、ご修正ありがとうございました。
- 質問の箇所ですが、脳科学の発達から出てきた問題が、これまでのインフォームド・コンセントの考え方で対応できるかは意見が分かれるところだと思います。ただ、自己決定権やインフォームド・コンセントと密接に結び付いていることは間違いないと思われますので、下記のような表現ではいかがでしょうか。「このような脳神経倫理で取り上げられる問題はいずれも、自己決定権、インフォームド・コンセント、自律といった生命倫理固有の問題と密接に結び付いていることは確かだろうが、上述のように自己決定権やインフォームド・コンセントや自律にどの程度の重要性を与えるのかについては様々な立場があり、今後も議論が必要であろう。」
- 「行政的判断の根拠」のところは、最後に下記のような表現をつけ加えました。いかがでしょうか?「しかし、先端医療技術の発展と共に、生命倫理が様々な場面で行政的判断の根拠としての役割を担いつつあることは間違いないだろう。この意味で、生命倫理は、ガバナンスあるいはバイオポリティクスといった領域ともつながっていかざるを得ないだろう。」
- エンハンスメントのところは、数行つけ加えました。「また、脳科学の発展によって数多くの人間がエンハンスメントを享受できるようになれば、能力等の平均値が以前よりも格段にあがり、エンハンスメントの基準自体が変わることになり、さらなるエンハンスメントを求めることにもなる。このことを繰り返していけば、今の人間(像)とはまったく異なる人間(像)が生み出されるだろう。事実、エンハンスメントによって今の人間とはまったく異なる「超人類」を生み出そうと真剣に考える思想家や科学者もいる。今の人間や人類を否定するような考えには与さない思想家や科学者が多いが、何が現在の人間の本質的な事柄か、何が人間の特徴かについては意見が分かれている。ここでも、脳科学は生命倫理に関する様々な問題を投げかけている。」