「味蕾」の版間の差分

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=== うま味応答細胞 ===
=== うま味応答細胞 ===
 うま味応答細胞は主にII型細胞に見られる。うま味応答細胞は大きくうま味特異的応答を示すタイプと、うま味と甘味に応答するタイプに分けられる。うま味は[[グルタミン酸]]と[[核酸]]の間で相乗効果が生じることが知られているが、この相乗効果の有無により更に2群に分類され、全部で4つのタイプに分類できる<ref><pubmed>21573975</pubmed></ref>31)
 うま味応答細胞は主にII型細胞に見られる。うま味応答細胞は大きくうま味特異的応答を示すタイプと、うま味と甘味に応答するタイプに分けられる。うま味は[[グルタミン酸]]と[[核酸]]の間で相乗効果が生じることが知られているが、この相乗効果の有無により更に2群に分類され、全部で4つのタイプに分類できる<ref><pubmed>21573975</pubmed></ref>。


 うま味刺激として用いられるグルタミン酸ナトリウムやグルタミン酸カリウムはナトリウムやカリウムの[[イオン]]成分も有するため、電解質に応答する味細胞もこれらの刺激に応答を示す。
 うま味刺激として用いられるグルタミン酸ナトリウムやグルタミン酸カリウムはナトリウムやカリウムの[[イオン]]成分も有するため、電解質に応答する味細胞もこれらの刺激に応答を示す。