「ボツリヌス毒素」の版間の差分

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 C3酵素は、C型菌が産生する第3番目の酵素、C3毒素として報告されたが、C3毒素はC1(神経毒素)やC2毒素のような致死活性はないため、C3酵素と呼ばれる。C3酵素の分子レベルの活性は、ADPリボシル化による低分子量GTP結合 Rhoファミリータンパク質の不活化である<ref name=ref05><pubmed>3805032</pubmed></ref>。
 C3酵素は、C型菌が産生する第3番目の酵素、C3毒素として報告されたが、C3毒素はC1(神経毒素)やC2毒素のような致死活性はないため、C3酵素と呼ばれる。C3酵素の分子レベルの活性は、ADPリボシル化による低分子量GTP結合 Rhoファミリータンパク質の不活化である<ref name=ref05><pubmed>3805032</pubmed></ref>。
 A-G型とは別に、C3毒素が知られている。これは全く異なった特性を持つ毒素であり、[[Rhoファミリー低分子量Gタンパク質]]を[[ADPリボシル化]]する事により不活化する活性を持つ<ref name=ref05 />。


==臨床症状==
==臨床症状==
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