「リピート伸長病」の版間の差分
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リピート伸長病には、脊髄小脳変性症、[[運動ニューロン疾患]]、[[筋疾患]]などの[[神経筋疾患]]が多いが、神経系以外の領域を主に侵す疾患も報告されている。例えば、[[TCF4]]遺伝子のCTGリピート伸長が関与する[[Fuchs角膜内皮ジストロフィー]]<ref name="ref29"><pubmed>23185296</pubmed></ref>、[[HOXD13]]遺伝子の[[ポリアラニン]]をコードする反復配列の伸長による[[合多指趾症]]<ref name="ref30"><pubmed>8614804</pubmed></ref>などが挙げられる。また、筋強直性ジストロフィーのように、筋症状を主としながら複数の臓器に症状を呈する疾患もある。 | リピート伸長病には、脊髄小脳変性症、[[運動ニューロン疾患]]、[[筋疾患]]などの[[神経筋疾患]]が多いが、神経系以外の領域を主に侵す疾患も報告されている。例えば、[[TCF4]]遺伝子のCTGリピート伸長が関与する[[Fuchs角膜内皮ジストロフィー]]<ref name="ref29"><pubmed>23185296</pubmed></ref>、[[HOXD13]]遺伝子の[[ポリアラニン]]をコードする反復配列の伸長による[[合多指趾症]]<ref name="ref30"><pubmed>8614804</pubmed></ref>などが挙げられる。また、筋強直性ジストロフィーのように、筋症状を主としながら複数の臓器に症状を呈する疾患もある。 | ||
代表的なリピート伸長病を'''表1'''に示す。 | |||
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| [[家族性成人ミオクローヌスてんかん1]](FAME1/BAFME1) || ''[[SAMD12]]'' || TTTCA || イントロン || AD | | [[家族性成人ミオクローヌスてんかん1]](FAME1/BAFME1) || ''[[SAMD12]]'' || TTTCA || イントロン || AD | ||
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| | | [[Fuchs角膜内皮ジストロフィー]](TCF4伸長関連) || ''[[TCF4]]'' || CTG || イントロン || AD | ||
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| | | [[合多指趾症]](HOXD13関連;SPD1) || ''[[HOXD13]]'' || GCN || コード領域 || AD | ||
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FXTASは前変異(CGG約55~200回)の保有者の一部に発症し、脆弱X症候群は通常、全変異(200回超)に伴う。ATXN8OS/ATXN8とBEAN1/TK2は、同じ反復座位を共有し、逆方向に[[転写]]される遺伝子。AD:常染色体顕性遺伝、AR:[[常染色体潜性遺伝]]、XL:[[X連鎖遺伝]]、XLR:[[X連鎖潜性遺伝]]。UTR:非翻訳領域。NはA、C、G、Tのいずれかを表す。 | FXTASは前変異(CGG約55~200回)の保有者の一部に発症し、脆弱X症候群は通常、全変異(200回超)に伴う。ATXN8OS/ATXN8とBEAN1/TK2は、同じ反復座位を共有し、逆方向に[[転写]]される遺伝子。AD:常染色体顕性遺伝、AR:[[常染色体潜性遺伝]]、XL:[[X連鎖遺伝]]、XLR:[[X連鎖潜性遺伝]]。UTR:非翻訳領域。NはA、C、G、Tのいずれかを表す。 | ||