トーク:MPTP

提供:脳科学辞典
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編集 林 作業記録

  • Chembox挿入
  • 南部先生に作って頂いた図1は縦長だったので、Wikipediaに有ったものを使用。
  • 内部リンク、外部リンク作成

--Yasunori Hayashi 2013年2月7日 (木) 09:02 (JST)


編集 漆谷 作業記録

一部補足

  • 作用機序

1)グリア細胞を「アストログリアやミクログリア」に。 2) 「MPP+はミトコンドリア内に取り込まれ、電子伝達系のcomplex Iを強力に阻害するため、エネルギー産生能の低下によって」を追加。 3) ドーパミン細胞の選択的障害については、MPP+がニューロメラニンと結合して毒性機構が増強するためと考えられている(PMID 3091760追加)。

  • 意義

「またMPTPによるパーキンソンモデルサルES細胞の移植治療研究に用いられ、症状の改善を認められiPS細胞を加えた移植治療の優れた前臨床研究モデルとして注目されている。」を追加(文献PMID 23370347追加)

  • 毒性

1)ラットでは、血液脳関門にMAO-Bが豊富に発現しているため、同部位でMPP+が産生されるが、MPP+は陰性荷電をしており血液脳関門を通過しにくいため、MPTPに感受性が低いと考えられている(PMID 3495000追加)。 2)取り暑い階部分について以下を追加 このため取り扱い時には使い捨て手袋を着用し、ドラフト内で操作すること、使用後や残分のMPTPは1%次亜塩素酸で消毒する(オートクレーブは揮発するため不可)など、取り扱いに注意を要する(文献そのまま)。

2015年4月13日 15時03分 漆谷 真

編集 南部 作業記録

漆谷先生のコメント、勉強になりました。 1) アストログリアよりアストロサイトの方が一般的かと思い、アストロサイトに変更。 2) 「消毒」よりは「不活性化」「無毒化」の方が適切と思い、「不活性化」に変更。 3) MPTP取り扱いについては、NIHの指針を外部リンクに追加。 4) BBCの番組についてはリンクが切れていたので、別のYouTube をリンク。