視床下核

2012年12月21日 (金) 19:11時点におけるAtsushinambu (トーク | 投稿記録)による版

英:Subthalamic nucleus、英略語:STN、独:Nucleus subthalamicus、仏:Noyau sous-thalamique

同義語:ルイ体、corpus Luysi

視床下核とは、大脳基底核を構成する核のひとつである。大脳皮質から興奮性入力を、淡蒼球外節から抑制性入力を受け、淡蒼球外節・内節、黒質網様部に興奮性投射を送る。視床下核が障害を受けるとヘミバリスムを来す。近年、パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)のターゲットとして臨床的にも注目されている。