「周波数地図」の版間の差分

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== 聴覚路で見られる部位 ==
== 聴覚路で見られる部位 ==


 聴覚路において、周波数地図が内耳から[[大脳皮質]][[聴覚野]]まで、すべてのレベルで見られる。内耳では、周波数地図が[[蝸牛]]底から蝸牛頂まで一次元的で、cochleotopyとも呼ばれる。部位と特徴周波数の関係はGreenwoodの式で定量的に記述できる<ref name=ref4><pubmed>2373794</pubmed></ref>。一方、大脳皮質では、皮質表面に垂直の方向から見れば、周波数地図は二次元的になっており、特徴周波数が徐々に変化する方向を周波数軸、それに垂直の方向では特徴周波数が変わらず、等周波数軸と呼ばれる<ref name=ref8><pubmed>14914884</pubmed></ref> <ref name=ref5><pubmed>1092814</pubmed></ref>。皮質の深さ方向では、特徴周波数はほぼ一定である<ref name=ref5 />
 聴覚路において、周波数地図が内耳から[[大脳皮質]][[聴覚野]]まで、すべてのレベルで見られる。内耳では、周波数地図が[[蝸牛]]底から蝸牛頂まで一次元的で、cochleotopyとも呼ばれる。部位と特徴周波数の関係は[[Greenwoodの式]]で定量的に記述できる<ref name=ref4><pubmed>2373794</pubmed></ref>。一方、大脳皮質では、皮質表面に垂直の方向から見れば、周波数地図は二次元的になっており、特徴周波数が徐々に変化する方向を周波数軸、それに垂直の方向では特徴周波数が変わらず、等周波数軸と呼ばれる<ref name=ref8><pubmed>14914884</pubmed></ref> <ref name=ref5><pubmed>1092814</pubmed></ref>。皮質の深さ方向では、特徴周波数はほぼ一定である<ref name=ref5 />。(編集コメント:ここも図があればと思います)


== 起源 ==
== 起源 ==