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{{box|text= | {{box|text= カタトニア(緊張病)とは、無目的な激しい興奮、昏迷(覚醒しているが、無言で外部からの刺激に反応しない)、拒絶症(外部からの働きかけに理由なく抵抗する)、カタレプシー(蝋屈症、他者にとらされた姿勢のままで居続ける)、反響症状(オウム返し、あるいは無意味に相手の動作をまねする[反響動作])など、一見して非常に奇妙で、現実検討力を失ってしまっている状態を指す。もとは病名として提案され、場合によっては致死的な精神疾患と考えられていたが、その中には、脳炎等の脳基質疾患も含まれていた可能性がある。その後、統合失調症の亜型の一つとして位置づけられたが、現在は統合失調症、双極性障害、器質性精神障害などのさまざまな疾患で出現しうる症候群と位置づけられている。治療的には、抗精神病薬よりも、電気けいれん療法、あるいはベンゾジアゼピンが有効とされている。 | ||
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