「脳磁法」の版間の差分

編集の要約なし
(Tfuruya がページ「脳磁法(MEG)」を「脳磁法」に移動しました)
編集の要約なし
7行目: 7行目:


英:magnetoencephalography 独: Magnetoenzephalographie 仏:magnétoencéphalographie  
英:magnetoencephalography 独: Magnetoenzephalographie 仏:magnétoencéphalographie  
略語: MEG


同義語・類義語:脳磁図、脳磁計
同義語・類義語:脳磁図、脳磁計
15行目: 17行目:
[[ファイル:検出コイル.jpg|right|300px|thumb|'''図3.脳磁場を検出する各種コイルの形状''']]
[[ファイル:検出コイル.jpg|right|300px|thumb|'''図3.脳磁場を検出する各種コイルの形状''']]


 脳磁法(magnetoencephalography, MEG)とは、脳の神経活動に伴って発生する磁場(磁界)を頭皮上から完全非侵襲的に計測する技術である。1972年に初めてヒトの脳から生じる磁場信号の検出に成功<ref name=ref1><pubmed>5009769</pubmed></ref>した当時は単チャンネルであったが、その後多チャンネル化が急速に進み現在では100チャンネル以上のセンサーを有する多チャンネル全頭型装置(図2)が一般的になり、基礎研究及び臨床研究に用いられている。
 脳磁法とは、脳の神経活動に伴って発生する[[wikipedia:ja:|磁場([[wikipedia:ja:|磁界)を頭皮上から完全非侵襲的に計測する技術である。1972年に初めてヒトの脳から生じる磁場信号の検出に成功<ref name=ref1><pubmed>5009769</pubmed></ref>した当時は単チャンネルであったが、その後多チャンネル化が急速に進み現在では100チャンネル以上のセンサーを有する多チャンネル全頭型装置(図2)が一般的になり、基礎研究及び臨床研究に用いられている。


==磁場の起源==
==磁場の起源==