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[[ファイル:mano1.jpg|thumb|350px| '''図1. 情動的記憶 vs. 情動に関連する記憶。<br>左図''':情動的記憶の形成。情動的な出来事は、感覚系で処理され た後、情動的な出来事に関する顕在記憶の形成のために内側側頭葉に送られ、情動的記憶の形成のために扁桃体へ送られる。<br>'''右図''':情動的記憶の検索。記憶からの手がかりが生じ、感覚系によって処理されると、その手がかりは、内側側頭葉で 情動的な出来事に関する意識的な記憶の検索につながるが、扁桃体で検索したとき、情動的反応の表出につ ながる。<ref>'''Joseph E. LeDoux'''<br>Emotional memory<br>[[sp:Emotional memory|''Scholarpedia'': 2007, 2(7);1806]]</ref>を一部改定。]] | [[ファイル:mano1.jpg|thumb|350px| '''図1. 情動的記憶 vs. 情動に関連する記憶。<br>左図''':情動的記憶の形成。情動的な出来事は、感覚系で処理され た後、情動的な出来事に関する顕在記憶の形成のために内側側頭葉に送られ、情動的記憶の形成のために扁桃体へ送られる。<br>'''右図''':情動的記憶の検索。記憶からの手がかりが生じ、感覚系によって処理されると、その手がかりは、内側側頭葉で 情動的な出来事に関する意識的な記憶の検索につながるが、扁桃体で検索したとき、情動的反応の表出につ ながる。<ref>'''Joseph E. LeDoux'''<br>Emotional memory<br>[[sp:Emotional memory|''Scholarpedia'': 2007, 2(7);1806]]</ref>を一部改定。]] | ||
[[ファイル:図2 情動的記憶の神経基盤.png|thumb|350px| ''' | [[ファイル:図2 情動的記憶の神経基盤.png|thumb|350px| '''図2.恐怖を感じる時の処理過程。'''<br>扁桃体の機能は、例えばヘビなどの威嚇的な情動的刺激に対する恐怖反応を抑制するために、海馬と内側前頭前野において調節される。海馬では、例えば森の中でヘビを見つけたときと動物園でヘビを見たときの脅威レベルの差を区別することができるというように、自分の置かれている状況により文脈的な要素を処理することができる。内側前頭前野では、扁桃体が恐怖反応を処理する程度を調節することができる。[1]を一部改定。]] | ||
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