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細 (→反復刺激試験) |
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== 治療 == | == 治療 == | ||
=== 成人発症眼筋型重症筋無力症 === | === 成人発症眼筋型重症筋無力症 === | ||
眼筋型重症筋無力症の免疫療法は有効と思われるが、確立された免疫療法はない。日常生活動作に支障をきたしている外眼筋麻痺に対して、経口ステロイド療法よりもステロイドパルス療法の方が効果発現が早いとする報告がある<ref name=Ozawa2019><pubmed>31100651</pubmed></ref>[38]。複視がなく、眼瞼下垂だけを治療する場合はナファゾリン点眼が有効であることがある<ref name=Nagane2011><pubmed>21491460</pubmed></ref>[39]。α2アドレナリン受容体刺激薬であるナファゾリン点眼は、ミュラー筋の収縮を増強することによって眼瞼下垂を改善すると考えられている。眼瞼下垂に対する抗コリンエステラーゼ薬の効果は限定的で、その一つであるピリドスチグミンの有効率は20-50%である<ref name= | 眼筋型重症筋無力症の免疫療法は有効と思われるが、確立された免疫療法はない。日常生活動作に支障をきたしている外眼筋麻痺に対して、経口ステロイド療法よりもステロイドパルス療法の方が効果発現が早いとする報告がある<ref name=Ozawa2019><pubmed>31100651</pubmed></ref>[38]。複視がなく、眼瞼下垂だけを治療する場合はナファゾリン点眼が有効であることがある<ref name=Nagane2011><pubmed>21491460</pubmed></ref>[39]。α2アドレナリン受容体刺激薬であるナファゾリン点眼は、ミュラー筋の収縮を増強することによって眼瞼下垂を改善すると考えられている。眼瞼下垂に対する抗コリンエステラーゼ薬の効果は限定的で、その一つであるピリドスチグミンの有効率は20-50%である<ref name=Evoli2001><pubmed>11257479</pubmed></ref>[40]。薬物治療に反応しない場合は、眼瞼挙上術の適応となることがある<ref name=Shimizu2014>'''Shimizu Y, Suzuki S, Nagasao T, et al. (2014).'''<br>Surgical treatment for myasthenic blefaroptosis. Clin. Ophthalmol 8: 1859-67.</ref>[41]。 | ||
=== 成人発症全身型重症筋無力症 === | === 成人発症全身型重症筋無力症 === |