「膜融合」の版間の差分

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==ミトコンドリアの融合==
==ミトコンドリアの融合==


 [[wikipedia:JA:ミトコンドリア|ミトコンドリア]]は膜融合と分裂を繰り返し、膜タンパク質や内容物を混合する。融合と分裂は通常のミトコンドリアの機能に不可欠である。ミトコンドリアの融合には[[wikipedia:JA:ミトコンドリア#外膜|外膜]]と[[wikipedia:JA:ミトコンドリア#内膜|内膜]]の融合が含まれる。
 [[wikipedia:JA:ミトコンドリア|ミトコンドリア]]は膜融合と分裂を繰り返し、膜タンパク質や内容物を混合する。融合と分裂は通常のミトコンドリアの機能に不可欠である。ミトコンドリアの融合には[[wikipedia:JA:ミトコンドリア#.E5.A4.96.E8.86.9C|外膜]]と[[wikipedia:JA:ミトコンドリア#.E5.86.85.E8.86.9C|内膜]]の融合が含まれる。


 融合にはダイナミン様GTPase群の[[wikipedia:Optic atrophy 1|Opa1]]や[[wikipedia:JA:MFN1|mitofusin]]が関与している。融合はミトコンドリアの外膜に存在する膜貫通型タンパク質のmitofusin(Mfn1, Mfn2)によって、ミトコンドリア同士が結合することから始まる<ref><pubmed> 12778126 </pubmed></ref> <ref><pubmed> 15040446 </pubmed></ref> <ref><pubmed> 20079867 </pubmed></ref>。
 融合にはダイナミン様GTPase群の[[wikipedia:Optic atrophy 1|Opa1]]や[[wikipedia:JA:MFN1|mitofusin]]が関与している。融合はミトコンドリアの外膜に存在する膜貫通型タンパク質のmitofusin(Mfn1, Mfn2)によって、ミトコンドリア同士が結合することから始まる<ref><pubmed> 12778126 </pubmed></ref> <ref><pubmed> 15040446 </pubmed></ref> <ref><pubmed> 20079867 </pubmed></ref>。