「想起・誤想起(記憶)」の版間の差分
細編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
| (2人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
| 1行目: | 1行目: | ||
英語名:retrieval、false retrieval | 英語名:retrieval、false retrieval | ||
[[想起]]とは,記憶の基本的過程のひとつであり、保持している情報を適切なタイミングと場所で「思い出す」過程のことを指す。[[誤想起]]とは想起エラーのひとつであり、実際には[[記憶]]として[[保持]]していない事象を、保持しているものとして想起してしまうことである。想起はすべてのタイプの記憶に共通の過程であるが、想起意識がある場合([[顕在的想起]])とない場合([[潜在的想起]])とがある。これまでの[[認知神経科学]]的研究の成果から、特に[[エピソード記憶]]の想起には[[側頭葉内側面]],[[前頭前野]]、[[頭頂葉]]などの領域が重要であることが知られている。また、エピソード記憶の想起時には誤想起時と比較して、記憶に付随している知覚的特徴の処理に関連する脳領域が、より大きな賦活を示すことが報告されている。 | |||
== 心理学的概要 == | == 心理学的概要 == | ||
| 46行目: | 37行目: | ||
*[[前頭前野]] | *[[前頭前野]] | ||
*[[頭頂葉]] | *[[頭頂葉]] | ||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
<references /> | <references /> | ||
(執筆者:月浦崇 担当編集委員:定藤規弘) | |||