「トーク:統合失調症」の版間の差分

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* 「陽性症状の軽減や急性期の予防には抗精神病薬の服薬継続への納得が、陰性症状の改善には心理社会的治療が有用で、両者の組み合わせにより再発の予防と生活機能の改善を図ることができる。」とすると、あたかも陰性症状は全て治るかのような誤解を招き、統合失調症がどれだけ大変な病気かがわかりにくいと思いましたので、「陽性症状の軽減や急性期の予防には抗精神病薬の服薬継続への納得が有用である。一方、陰性症状の改善には薬物療法の効果は限定的であるため、心理社会的治療を組み合わせることにより、再発の予防と生活機能の改善を目指す。」としました。
* 「陽性症状の軽減や急性期の予防には抗精神病薬の服薬継続への納得が、陰性症状の改善には心理社会的治療が有用で、両者の組み合わせにより再発の予防と生活機能の改善を図ることができる。」とすると、あたかも陰性症状は全て治るかのような誤解を招き、統合失調症がどれだけ大変な病気かがわかりにくいと思いましたので、「陽性症状の軽減や急性期の予防には抗精神病薬の服薬継続への納得が有用である。一方、陰性症状の改善には薬物療法の効果は限定的であるため、心理社会的治療を組み合わせることにより、再発の予防と生活機能の改善を目指す。」としました。
* 「主体の体験としての精神疾患」は、文献の引用の仕方を客観的な形に修正させていただきました。
* 「主体の体験としての精神疾患」は、文献の引用の仕方を客観的な形に修正させていただきました。
* 「疾患概念」の項目は、この辞典の一項目は、精神医学一般についての議論を行う場ではないと思いますので、統合失調症に限った議論として、少し簡潔にさせていただきました。また、ディメンションのところで、RDoCを引用しました。
* 「疾患概念」の項目は、辞典の「統合失調症」の項目である点を考え、精神医学一般についての議論でなく、統合失調症に限った議論として、少し簡潔にさせていただきました。また、ディメンションのところで、RDoCを引用しました。
* 「陰性症状」の項目は、わかりやすいように、まずは大まかな5領域、その後生活上での具体的な現れ方、という順に変更しました。
* 認知機能障害については、一般の方にわかりやすいよう、「認知機能検査により定量的に評価可能であることもあって、研究が進んでいる」という解説を追加しました。
* バイオマーカーの項目では、一般的な議論を、注に移動させて頂きました。