「パニック症」の版間の差分

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A. (1)と(2)の両方を満たす
A. (1)と(2)の両方を満たす


(1)予期しないパニック発作(表2、参照)が繰り返し起こる
(1)予期しないパニック発作(表2、参照)が繰り返し起こる  


(2)少なくとも1回の発作の後、1ヶ月間(またはそれ以上)以下のうち1つ(またはそれ以上)が 
(2)少なくとも1回の発作の後、1ヶ月間(またはそれ以上)以下のうち1つ(またはそれ以上)が   


        続いていたこと:
        続いていたこと:  


 (a)もっと発作が起こるのではないかという心配の継続<br> (b)発作またはその結果が持つ意味(例:コントロールを失う、
 (a)もっと発作が起こるのではないかという心配の継続<br> (b)発作またはその結果が持つ意味(例:コントロールを失う、心臓発作を起こす、“気が狂う”)


    心臓発作を起こす、“気が狂う”)についての心配
&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; についての心配


 (c)発作と関連した行動の大きな変化  
 (c)発作と関連した行動の大きな変化    


B. 広場恐怖が存在する(→300.21 広場恐怖を伴うパニック障害) 
B. 広場恐怖が存在する(→300.21 広場恐怖を伴うパニック障害)   


&nbsp;&nbsp;&nbsp; 広場恐怖が存在しない(→300.01 広場恐怖を伴わないパニック障害) C. パニック発作は物質
&nbsp;&nbsp;&nbsp; 広場恐怖が存在しない(→300.01 広場恐怖を伴わないパニック障害) 


&nbsp; (例:乱用薬物、投薬)、または一般身体疾患
C. パニック発作は物質(例:乱用薬物、投薬)、または一般身体疾患(例:甲状腺機能亢進症)の


&nbsp; (例:甲状腺機能亢進症)の直接的な生理学作用にようるものではない 
  直接的な生理学作用にようるものではない 


D. パニック発作は、以下のような精神疾患では説明されない
D. パニック発作は、以下のような精神疾患では説明されない  


&nbsp; (例:社会不安障害、特定の恐怖症、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、分離不安障害など)
&nbsp; (例:社会不安障害、特定の恐怖症、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、分離不安障害など)  


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