「レム睡眠行動異常症」の版間の差分

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 シヌクレイノパチーとレム睡眠行動異常症との関連が強く示唆されており、パーキンソン病では30〜50%程度に、多系統萎縮症やレヴィ小体型認知症では70%程度にレム睡眠行動異常症やRSWAが合併すると報告されている<ref name=Dauvilliers2018><pubmed>30166532</pubmed></ref> 。
 シヌクレイノパチーとレム睡眠行動異常症との関連が強く示唆されており、パーキンソン病では30〜50%程度に、多系統萎縮症やレヴィ小体型認知症では70%程度にレム睡眠行動異常症やRSWAが合併すると報告されている<ref name=Dauvilliers2018><pubmed>30166532</pubmed></ref> 。


 その他関連する疾患として、[[ナルコレプシー]](50%程度に合併)、[[脳血管障害]]、[[多発性硬化症]]、[[進行性核上性麻痺]]、[[ギラン・バレー症候群]]、[[脳腫瘍]]、[[脊髄小脳変性症3型]] ([[SCA3]])、[[ミトコンドリア脳症]]、[[正常圧水頭症]]、[[トゥレット症候群]]、[[A群乾皮症]][[自閉症]]などが挙げられる。
 その他関連する疾患として、[[ナルコレプシー]](50%程度に合併)、[[脳血管障害]]、[[多発性硬化症]]、[[進行性核上性麻痺]]、[[ギラン・バレー症候群]]、[[脳腫瘍]]、[[脊髄小脳変性症3型]] ([[SCA3]])、[[ミトコンドリア脳症]]、[[正常圧水頭症]]、[[トゥレット症候群]]、[[wj:色素性乾皮症|色素性乾皮症]]A群、[[自閉症]]などが挙げられる。


 薬剤でも誘発されることが知られている。[[選択的セロトニン再取り込み阻害薬]]、[[ミルタザピン]]などの[[抗うつ薬]]、[[βブロッカー]]([[ビソプロロール]]、[[アテノロール]])、[[セレギリン]]などと関連することがある<ref name=日本睡眠学会診断分類委員会2018></ref> 。
 薬剤でも誘発されることが知られている。[[選択的セロトニン再取り込み阻害薬]]、[[ミルタザピン]]などの[[抗うつ薬]]、[[βブロッカー]]([[ビソプロロール]]、[[アテノロール]])、[[セレギリン]]などと関連することがある<ref name=日本睡眠学会診断分類委員会2018></ref> 。