「味覚受容体」の版間の差分

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 哺乳類にとって、味には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5基本味がある。それぞれの基本味は、異なる受容体で検知されていると考えられているが、2012年現在、それぞれの基本味に対する受容機構の全貌は甘味を除いて解明されていない。また、基本味以外にも、カルシウム味や脂肪味などに応答する味細胞が存在することが報告されているが、それらに対する受容機構の研究は始まったばかりである。
 哺乳類にとって、味には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5基本味がある。それぞれの基本味は、異なる受容体で検知されていると考えられているが、2012年現在、それぞれの基本味に対する受容機構の全貌は甘味を除いて解明されていない。また、基本味以外にも、カルシウム味や脂肪味などに応答する味細胞が存在することが報告されているが、それらに対する受容機構の研究は始まったばかりである。
 ここでは、哺乳類(主にマウス)と昆虫(ショウジョウバエ)の知見を基に、味覚受容体を概説する。
 ここでは、哺乳類(主にマウス)と昆虫(ショウジョウバエ)の知見を基に、味覚受容体を概説する。


==哺乳類の味覚受容体==
==哺乳類の味覚受容体==
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