「抗不安薬」の版間の差分

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paradoxical reaction
paradoxical reaction


 ごくまれにBZD系薬を投与するとかえって不安、 緊張が高まり、興奮や攻撃性が増すことがある。この奇異反応は、高用量を用いた場合に起こりやすいが、 特に若年者においての報告が多い<ref name=ref20><pubmed>12779114</pubmed></ref> <ref name=ref15>。また、脱抑制(disinhibition)が生じ、興奮や過活動が生じることもある。その頻度はBZD系薬服用者の1%未満から20%までと幅があり、患者背景やアルコールとの併用によって影響される<ref name=ref3 />。
 ごくまれにBZD系薬を投与するとかえって不安、 緊張が高まり、興奮や攻撃性が増すことがある。この奇異反応は、高用量を用いた場合に起こりやすいが、 特に若年者においての報告が多い<ref name=ref20><pubmed>12779114</pubmed></ref> <ref name=ref15 />。また、脱抑制(disinhibition)が生じ、興奮や過活動が生じることもある。その頻度はBZD系薬服用者の1%未満から20%までと幅があり、患者背景やアルコールとの併用によって影響される<ref name=ref3 />。


== セロトニン1A受容体部分作動薬 ==
== セロトニン1A受容体部分作動薬 ==