「気分安定薬」の版間の差分

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 日本では炭酸リチウムが用いられているが、海外ではクエン酸リチウム等、他の塩も用いられている。双極性障害の治療薬のうち、最初に発見されたものであるというだけでなく、精神科領域の薬物療法においても、最も歴史の古い薬である。リチウムは、抗躁効果、抗うつ効果、躁病エピソードおよびうつ病エピソードへの病相予防効果のすべてを持ち、双極性障害治療の基本となる薬剤である。
 日本では炭酸リチウムが用いられているが、海外ではクエン酸リチウム等、他の塩も用いられている。双極性障害の治療薬のうち、最初に発見されたものであるというだけでなく、精神科領域の薬物療法においても、最も歴史の古い薬である。リチウムは、抗躁効果、抗うつ効果、躁病エピソードおよびうつ病エピソードへの病相予防効果のすべてを持ち、双極性障害治療の基本となる薬剤である。


 治療中の血中濃度(服薬前の最低値)(編集コメント:服薬前は0ではないでしょうか?)は、およそ0.4~1.2mM程度である。有効量と中毒量が近いため、その臨床使用においては、定期的な血中濃度測定が必要である。
 治療中の血中濃度(次回服薬直前の最低値)は、およそ0.4~1.2mM程度である。有効量と中毒量が近いため、その臨床使用においては、定期的な血中濃度測定が必要である。


===薬理機構===
===薬理機構===