HOX遺伝子群

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別名ホメオティック遺伝子群。ショウジョウバエの胚発生において、前後軸に沿った体節形成に重要な遺伝子群として同定された。HOX遺伝子群はショウジョウバエではひとつの染色体上でクラスター(HOX cluster)を形成している。進化的な重複の結果、脊椎動物では4組のパラログのクラスター(Hoxa, Hoxb,Hoxc, Hoxd)として存在する。脊椎動物においても前後軸、遠近軸など、軸に沿って区画の性質を決める。HOX遺伝子群の染色体上の順序が、体軸に沿った空間的な発現の順序、発生時間に沿った発現の順序、および発現量の順序と相関(コリニアリティ)がある場合がある。