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<font size="+1">[http://researchmap.jp/hirofumitokuoka 徳岡 宏文]、[http://researchmap.jp/hiroshiichinose 一瀬 宏]</font><br> | |||
''東京工業大学''<br> | |||
DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2012年6月5日 原稿完成日:2013年8月12日<br> | |||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/2rikenbsi 林 康紀](独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター)<br> | |||
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英:catecholamine 独:Katecholamine, Catecholamine, Brenzcatechinamine 仏:catécholamine | 英:catecholamine 独:Katecholamine, Catecholamine, Brenzcatechinamine 仏:catécholamine | ||
同義語:カテコラミン | 同義語:カテコラミン | ||
カテコールアミンとは本来[[wikipedia:ja:カテコール|カテコール]]基と[[wikipedia:ja:アミノ基|アミノ基]]をもつ化合物であるが、神経科学においては主に[[神経伝達物質]]として機能する[[ドーパミン]]、[[ノルアドレナリン]](または[[ノルエピネフリン]])、[[アドレナリン]](または[[エピネフリン]])の3つを指す。生合成経路上はドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの順に合成され、各細胞における最終的な産物の決定は合成酵素の有無によって決まる。また[[トランスポーター]]や代謝分解に関わる[[wikipedia:ja:酵素|酵素]] | {{box|text= | ||
[[wikipedia:ja:カテコール|カテコール]]基と[[wikipedia:ja:アミノ基|アミノ基]]をもつ化合物であるが、主に[[神経伝達物質]]として機能する[[ドーパミン]]、[[ノルアドレナリン]](または[[ノルエピネフリン]])、[[アドレナリン]](または[[エピネフリン]])の3つを指す。 | |||
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==カテコールアミンとは== | |||
カテコールアミンとは本来[[wikipedia:ja:カテコール|カテコール]]基と[[wikipedia:ja:アミノ基|アミノ基]]をもつ化合物であるが、神経科学においては主に[[神経伝達物質]]として機能する[[ドーパミン]]、[[ノルアドレナリン]](または[[ノルエピネフリン]])、[[アドレナリン]](または[[エピネフリン]])の3つを指す。生合成経路上はドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの順に合成され、各細胞における最終的な産物の決定は合成酵素の有無によって決まる。また[[トランスポーター]]や代謝分解に関わる[[wikipedia:ja:酵素|酵素]]の多くが共通している。このように、機能は異なるものの、共通のタンパク質が代謝に関与している。各物質についてはそれぞれの項([[ドーパミン]]、[[ノルアドレナリン]]、[[アドレナリン]])および[[モノアミン]]の項を参照のこと。ここでは主要な共通する特徴、および補足事項を記す。 | |||
== 構造 == | == 構造 == | ||
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== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
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