「動眼神経副交感核」の版間の差分

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===局所解剖===
===局所解剖===
 EW核は中脳の動眼神経(第3脳神経)主核の背側に沿って吻尾側方向に伸びた紐状(円錐を扁平にした形)の構造として左右に1対あり、第3脳室の中心灰白質の腹側に接する。動眼神経主核より若干、吻側に延びる。細胞は中程度の大きさで、数本の樹状突起を持つ(サル<ref name=ref1><pubmed>6153290</pubmed></ref>)。EW核は動眼神経核の副交感核で、瞳孔縮小(縮瞳pupilloconstriction)および目のレンズによる焦点調節(レンズ調節lens accommodation)に関わる中脳副交感動眼ニューロン(parasympathetic oculomotoneurone)が存在する<ref name=ref17><pubmed>13129172</pubmed></ref>と考えられてきた。
 EW核は中脳の動眼神経(第3脳神経)主核の背側に沿って吻尾側方向に伸びた紐状(円錐を扁平にした形)の構造として左右に1対あり、第3脳室の中心灰白質の腹側に接する。動眼神経主核より若干、吻側に延びる。細胞は中程度の大きさで、数本の樹状突起を持つ(サル<ref name=ref1><pubmed>6153290</pubmed></ref>)。EW核は動眼神経核の副交感核で、瞳孔縮小(縮瞳pupilloconstriction)および目のレンズによる焦点調節(レンズ調節lens accommodation)に関わる中脳副交感動眼ニューロン(parasympathetic oculomotoneurone)が存在する<ref name=ref17><pubmed>13129172</pubmed></ref>と考えられてきた。
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