「ソース・モニタリング」の版間の差分

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 ソースモニタリングの基本的な考え方は,人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく,記憶を引き出す際の意思決定過程で,記憶についてのある種の記録が活性化され,評価されて,特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため,ソースモニタリングの精度は,その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば,後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため,エラーが生じる。一方,ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され,より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。  
 ソースモニタリングの基本的な考え方は,人は記憶についての情報源を特定するようなタグやラベルをそのまま直接引き出しているのではなく,記憶を引き出す際の意思決定過程で,記憶についてのある種の記録が活性化され,評価されて,特定の情報源と関連づけされるというものである。そのため,ソースモニタリングの精度は,その記憶についての記録をどれほどうまく活性化できるかに大きく依存する。もしある出来事の最中に何かがその出来事についての詳細の符号化を妨げれば,後にその記憶に関連する情報を完全に想起することができないため,エラーが生じる。一方,ある記憶表象の特徴が他の特徴とはっきりと区別され,より鮮明に記憶されていればエラーは少なくなる。  
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 ソースモニタリングは,特徴を符号化し,ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し,内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし,フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し,その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。
 ソースモニタリングは,特徴を符号化し,ある出来事についての一貫した表象を形成するためにそれらの特徴を統合し,内的・外的な手がかりを用いてその統合された特徴を復元・呼び起こし,フレキシブルな基準をもとに文脈からそれらを評価し,その情報源の帰属について決定を行うという過程を含む。


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= 参考文献  =
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Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)
Karen J. Mitchell and Marcia K. Johnson (2009)
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?
Source monitoring 15 years later: What have we learned from fMRI about the neural mechanisms of source memory?
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Mayes, A., Montaldi, D., & Migo, E. (2007). Associative memory and the
Mayes, A., Montaldi, D., & Migo, E. (2007). Associative memory and the
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.
medial temporal lobes. Trends in Cognitive Sciences, 11, 126–135.
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