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== 疫学 == | == 疫学 == | ||
[[Image:PTSD Kessler USA.jpg|thumb|350px|'''図1.原因による有病率の違い''']] | [[Image:PTSD Kessler USA.jpg|thumb|350px|'''図1.原因による有病率の違い'''<br>Kesslerらによる全米疫学調査:1995より]] | ||
1995年にKesslerらが行った全米疫学調査<ref><pubmed>7492257</ref>ではPTSDの生涯有病率は男性5.0%、女性10.4%、現在有病率は男性1.5%、女性3.0%だった。また、性暴力などの犯罪被害者のPTSD発症率が自然災害被災者よりも高いことが示された。 | 1995年にKesslerらが行った全米疫学調査<ref><pubmed>7492257</ref>ではPTSDの生涯有病率は男性5.0%、女性10.4%、現在有病率は男性1.5%、女性3.0%だった。また、性暴力などの犯罪被害者のPTSD発症率が自然災害被災者よりも高いことが示された。 | ||
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== 病態メカニズム == | == 病態メカニズム == | ||
[[Image:Tutsui file 3.jpg|thumb|350px|'''図2.扁桃帯と神経回路''']] | [[Image:Tutsui file 3.jpg|thumb|350px|'''図2.扁桃帯と神経回路'''<br>Neumeister A, Henry S, Krystal JH : Neurocircuitry and neuroplasticity in PTSD. Handbook of PTSD: Science and practice (ed. by Friedman MJ, Keane TM, Resick PA), The Guilford Press, 151-165, 2007 より一部改変]] | ||
PTSDの病態メカニズムについて神経生理学研究、神経内分泌研究、脳画像研究、遺伝子研究などさまざまな観点からの報告がなされている。 | PTSDの病態メカニズムについて神経生理学研究、神経内分泌研究、脳画像研究、遺伝子研究などさまざまな観点からの報告がなされている。 |