145
回編集
細編集の要約なし |
|||
120行目: | 120行目: | ||
=== 非受容体型チロシンフォスファターゼ=== | === 非受容体型チロシンフォスファターゼ=== | ||
非受容体型チロシンフォスファターゼは受容体型チロシンフォスファターゼと異なり、膜貫通ドメインを持たず、1つのフォスファターゼドメインとそのN末かC末側に様々なドメインを有する。神経系で重要な役割を果たすものとして、PTP1B、[[wikipedia:PTEN_(gene)|PTEN]]、STEP、PTP-SL、SHP1、[[wikipedia:PTPN11|SHP-2]]、PTPMEG等などがある<ref><pubmed>14625689</pubmed></ref> | 非受容体型チロシンフォスファターゼは受容体型チロシンフォスファターゼと異なり、膜貫通ドメインを持たず、1つのフォスファターゼドメインとそのN末かC末側に様々なドメインを有する。神経系で重要な役割を果たすものとして、PTP1B、[[wikipedia:PTEN_(gene)|PTEN]]、STEP、PTP-SL、SHP1、[[wikipedia:PTPN11|SHP-2]]、PTPMEG等などがある<ref><pubmed>14625689</pubmed></ref>。小脳プルキンエ細胞において、グルタミン酸受容体GluD2にPTPMEGが結合し、PTPMEGがAMPA型グルタミン酸受容体GluA2サブユニットのチロシンリン酸化状態を制御することで、顆粒細胞並行線維からプルキンエ細胞樹状突起に投射するシナプスでの長期抑圧に関与する、等の研究報告が知られている<ref><pubmed>23431139</pubmed></ref>。 | ||
==生理機能== | ==生理機能== |
回編集