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Ykishimoto (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0109518 岸本 泰司]、[http://researchmap.jp/read0116885 中矢 正]、[http://researchmap.jp/yutakakirino 桐野 豊]</font><br> | |||
''徳島文理大学 香川薬学部 物理化学講座''<br> | |||
DOI [[XXXX]]/XXXX 原稿受付日:2013年6月4日 原稿完成日:2012年1月23日<br> | |||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/2rikenbsi 林 康紀](独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター) | |||
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DOI [[XXXX]]/XXXX BSD 2013-XXXX 原稿受付日:2013年5月20日 原稿完成日:2013年5月XX日 | |||
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英:differential display 英略語:DDRT-PCR, DD-PCR 仏:l'affichage différentiel | 英:differential display 英略語:DDRT-PCR, DD-PCR 仏:l'affichage différentiel | ||
ディファレンシャルディスプレイ(別名、"ディファレンシャルディスプレイRT-PCR (DDRT-PCR, DD-PCR)")とは、[[wikipedia:ja:遺伝子|遺伝子]][[wikipedia:ja:発現|発現]]の量の差異を[[wikipedia:ja:ポリメラーゼ連鎖反応|PCR]]法により解析する方法の一種である。ここで、ディスプレイ(display)とは、目的遺伝子を[[wikipedia:ja:ゲル|ゲル]]上で視覚的に表示するとの意であり、多数のRNAにおいて、様々な発現パターンを示す[[wikipedia:ja:mRNA|mRNA]]を包括的に同定しその発現量を比較できることから、[[wikipedia:ja:ゲノム|ゲノム]]科学における遺伝子発現解析 に有力な手法である<ref name="Liang_Pardee_Science"><pubmed>1354393</pubmed></ref><ref name="Liang_Biotech"><pubmed>12188186</pubmed></ref><ref>'''野島博''<br>最新生命科学キーワードブック<br>羊土社: 2007</ref>。 | {{box|text= ディファレンシャルディスプレイ(別名、"ディファレンシャルディスプレイRT-PCR (DDRT-PCR, DD-PCR)")とは、[[wikipedia:ja:遺伝子|遺伝子]][[wikipedia:ja:発現|発現]]の量の差異を[[wikipedia:ja:ポリメラーゼ連鎖反応|PCR]]法により解析する方法の一種である。ここで、ディスプレイ(display)とは、目的遺伝子を[[wikipedia:ja:ゲル|ゲル]]上で視覚的に表示するとの意であり、多数のRNAにおいて、様々な発現パターンを示す[[wikipedia:ja:mRNA|mRNA]]を包括的に同定しその発現量を比較できることから、[[wikipedia:ja:ゲノム|ゲノム]]科学における遺伝子発現解析 に有力な手法である<ref name="Liang_Pardee_Science"><pubmed>1354393</pubmed></ref><ref name="Liang_Biotech"><pubmed>12188186</pubmed></ref><ref>'''野島博''<br>最新生命科学キーワードブック<br>羊土社: 2007</ref>。 | ||
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== 原理と適用例 == | == 原理と適用例 == | ||
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<references /> | <references /> | ||
<keywords content="ディファレンシャルディスプレイ,ディファレンシャルディスプレー,differential display,遺伝子発現,gene expression" /> | <keywords content="ディファレンシャルディスプレイ,ディファレンシャルディスプレー,differential display,遺伝子発現,gene expression" /> |