「カイニン酸型グルタミン酸受容体」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
22行目: 22行目:
 GluK1-GluK5の5つのサブユニットが存在する。GluK1-GluK3の基本サブユニットと、高親和性サブユニットであるGluK4-GluK5の組み合わせで機能的な受容体が構成される。
 GluK1-GluK5の5つのサブユニットが存在する。GluK1-GluK3の基本サブユニットと、高親和性サブユニットであるGluK4-GluK5の組み合わせで機能的な受容体が構成される。


 カイニン酸受容体サブユニットはクローニングされたcDNAライブラリーの種類によりいくつかの呼称が併存し、それぞれの関連が分かりにくいなどの弊害が指摘されてきた。そこで、IUPHAR(The [[International Union of Basic and Clinical Pharmacology]]: 国際薬理学連合)の主導により呼称の統一が図られた。現在では、2009年に提案されたGluK1-GluK5の表記が広く用いられている<ref><pubmed> 18655795 </pubmed></ref>。これ以前は、GluR5-GluR7(GluK1-GluK3に相当)およびKA1-KA2(GluK4-GluK5に相当)という呼称が普及していた。以前の文献を参照する際には以下の新旧表記対照表を参照されたい。
 カイニン酸受容体サブユニットは報告によりいくつかの呼称が併存し、それぞれの関連が分かりにくいなどの弊害が指摘されてきた。そこで、IUPHAR(The [[International Union of Basic and Clinical Pharmacology]]: 国際薬理学連合)の主導により呼称の統一が図られた。現在では、2009年に提案されたGluK1-GluK5の表記が広く用いられている<ref><pubmed> 18655795 </pubmed></ref>。これ以前は、GluR5-GluR7(GluK1-GluK3に相当)およびKA1-KA2(GluK4-GluK5に相当)という呼称が普及していた。以前の文献を参照する際には以下の新旧表記対照表を参照されたい。




42行目: 42行目:
|}
|}
(<ref name=ref1 />より改変)
(<ref name=ref1 />より改変)


== 修飾タンパク ==
== 修飾タンパク ==

案内メニュー