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Shirosuetsugu (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0102503 末次 志郎]、坂本 恵香</font><br> | |||
''東京大学 分子細胞生物学研究所 分子機能・形成部門 細胞形態研究分野''<br> | |||
DOI XXXX/XXXX 原稿受付日:2012年4月16日 原稿完成日:2012年5月11日<br> | |||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/michisukeyuzaki 柚崎 通介](慶應義塾大学 医学部生理学)<br> | |||
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英:membrane fusion | 英:membrane fusion | ||
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膜融合は二つの分かれた[[wikipedia:JA:脂質二重膜|脂質二重膜]]からなる小胞が融合し、一つの小胞になる過程である。[[ゴルジ体]]や[[小胞体]]膜を構成する小胞のように数百nm程度の比較的小さい小胞同士が融合する場合が最も良く研究されている。また、ゴルジ体等から[[細胞膜]]に輸送される小胞が最終的には細胞膜と融合する場合もある。この現象は[[神経伝達物質]]等の[[細胞外分泌]](Exocytosis)に必要不可欠な過程である。また、より大きな細胞とウイルスの融合、あるいは細胞同士の融合も膜融合の過程ととらえることができる。膜融合は主にタンパク質によって進められ、SNAREが最も代表的なタンパク質群である。 | 膜融合は二つの分かれた[[wikipedia:JA:脂質二重膜|脂質二重膜]]からなる小胞が融合し、一つの小胞になる過程である。[[ゴルジ体]]や[[小胞体]]膜を構成する小胞のように数百nm程度の比較的小さい小胞同士が融合する場合が最も良く研究されている。また、ゴルジ体等から[[細胞膜]]に輸送される小胞が最終的には細胞膜と融合する場合もある。この現象は[[神経伝達物質]]等の[[細胞外分泌]](Exocytosis)に必要不可欠な過程である。また、より大きな細胞とウイルスの融合、あるいは細胞同士の融合も膜融合の過程ととらえることができる。膜融合は主にタンパク質によって進められ、SNAREが最も代表的なタンパク質群である。 | ||
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==膜融合とは== | ==膜融合とは== | ||
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