「記憶の分類」の版間の差分

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==== エピソード記憶  ====
==== エピソード記憶  ====


: エピソード記憶とは、個人が経験した出来事に関する記憶で、例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたか、というような記憶に相当する。エピソード記憶は、その出来事を経験そのものと、それを経験した時の様々な付随情報(時間・空間的文脈、そのときの自己の身体的・心理的状態など)の両方が記憶されていることを特徴とする。
: エピソード記憶とは、個人が経験した出来事に関する記憶で、例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたか、というような記憶に相当する。エピソード記憶は、その出来事を経験そのものと、それを経験した時の様々な付随情報(時間・空間的文脈、そのときの自己の身体的・心理的状態など)の両方が記憶されていることを特徴とする。臨床神経学領域において、単に記憶障害という場合には、通常はエピソード記憶の選択的障害を指している。


==== 意味記憶  ====
==== 意味記憶  ====
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=== 非陳述記憶  ===
=== 非陳述記憶  ===


 非陳述記憶には[[手続き記憶]]、[[プライミング]]、[[連合学習]]、[[非連合学習]]などが含まれる。  
 非陳述記憶には[[手続き記憶]]、[[プライミング]]、[[古典的条件付け]]、[[非連合学習]]などが含まれる。  


==== 手続き記憶  ====
==== 手続き記憶  ====
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: プライミングとは、以前の経験により、後に経験する対象の同定を促進(あるいは抑制)される現象を指し、[[直接プライミング]]と[[間接プライミング]]がある。
: プライミングとは、以前の経験により、後に経験する対象の同定を促進(あるいは抑制)される現象を指し、[[直接プライミング]]と[[間接プライミング]]がある。


==== 連合学習 ====
==== 古典的条件付け ====


: 連合学習(条件づけ)とは、梅干しを見ると唾液が出るなどのように、経験の繰り返しや訓練により本来は結びついていなかった刺激に対して、新しい反応(行動)が形成される現象をいう。[[古典的条件付け]]と[[オペラント条件づけ]]がある。
: 古典的条件付けとは、梅干しを見ると唾液が出るなどのように、経験の繰り返しや訓練により本来は結びついていなかった刺激に対して、新しい反応(行動)が形成される現象をいう。[[古典的条件付け]]と[[オペラント条件づけ]]がある。


==== 非連合学習  ====
==== 非連合学習  ====
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