16,040
回編集
細編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
58行目: | 58行目: | ||
''詳細は[[ドーパミン]]の項目参照。'' | ''詳細は[[ドーパミン]]の項目参照。'' | ||
カテコールアミンの一つである。中枢神経系の伝達物質、及び末梢のシグナル分子として働く。 | |||
=== 神経解剖 === | === 神経解剖 === | ||
88行目: | 90行目: | ||
[[ノルエピネフリン]] (norepinephrine) とも呼ぶ。''詳細は[[ノルアドレナリン]]の項目参照。'' | [[ノルエピネフリン]] (norepinephrine) とも呼ぶ。''詳細は[[ノルアドレナリン]]の項目参照。'' | ||
カテコールアミンの一つである。中枢並びに交感神経の神経伝達物質として働くほか、副腎髄質より放出されホルモンとして働く。 | |||
=== 神経解剖 === | === 神経解剖 === | ||
107行目: | 111行目: | ||
== アドレナリン == | == アドレナリン == | ||
[[エピネフリン]] (norepinephrine) とも呼ぶ。''詳細は[[アドレナリン]]の項目参照。 | [[エピネフリン]] (norepinephrine) とも呼ぶ。''詳細は[[アドレナリン]]の項目参照。 | ||
カテコールアミンの一つである。中枢並びに交感神経の神経伝達物質として働くほか、副腎髄質より放出されホルモンとして働く。 | |||
===神経解剖=== | ===神経解剖=== | ||
アドレナリンを神経伝達物質とする神経(アドレナリン神経)の細胞体は、中枢神経系では、後脳延髄に存在し、そこから視床下部などへ上行性投射、および脊髄へ下降性投射を形成している。 | |||
===合成・代謝=== | ===合成・代謝=== | ||
116行目: | 122行目: | ||
=== 受容体 === | === 受容体 === | ||
アドレナリンはノルアドレナリンと共にアドレナリン受容体(adrenergic receptorまたはadrenoceptor)に結合し活性化する。αおよびβのサブファミリーからなる。より細かくは、α<sub>1A</sub>-α<sub>1D</sub>、α<sub>2A</sub>-α<sub>2C</sub>、β<sub>1</sub>、β<sub>2</sub>、β<sub>3</sub>、から構成されている。いずれも三量体Gタンパク質共役型の受容体である。[[モノアミン#アドレナリン受容体|ノルアドレナリンの節]]参照。 | |||
== セロトニン == | == セロトニン == | ||
''詳細は[[セロトニン]]の項目参照。'' | ''詳細は[[セロトニン]]の項目参照。'' | ||
インドールアミンの一つである。中枢神経系の伝達物質として働き脳機能の調節において重要な役割を果たす他、生体内の大部分(~95%)のセロトニンは末梢に存在し<ref><pubmed> 17241888 </pubmed></ref> <ref name=ref18471139><pubmed> 18471139 </pubmed></ref>、血管収縮、腸管蠕動運動、血小板凝縮などの調節因子として末梢でも多様な作用を持つ。 | |||
=== 神経解剖 === | === 神経解剖 === |