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==== 腫瘍 ==== | ==== 腫瘍 ==== | ||
====== 神経鞘腫 ====== | ====== 神経鞘腫 ====== | ||
全脳腫瘍の8.9%を占める。良性の腫瘍であり、成人に多く、女性は男性の1.4倍多い。頭蓋内の神経鞘腫は95%が第Ⅷ神経より発生する。第Ⅷ神経より発生する場合、ほとんどが前庭神経より発生する。Neurofibromatosis type (NF) 2遺伝子の関与が指摘されている。 | 全脳腫瘍の8.9%を占める。良性の腫瘍であり、成人に多く、女性は男性の1.4倍多い。頭蓋内の神経鞘腫は95%が第Ⅷ神経より発生する。第Ⅷ神経より発生する場合、ほとんどが前庭神経より発生する。Neurofibromatosis type (NF) 2遺伝子の関与が指摘されている。 | ||
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急性多発性神経炎の一つで、四肢の神経障害に始まる。先行感染に伴うことから免疫系の異常な活性化が原因と考えられているが、原因は未だ不明な指定難病。脱髄に加え軸索傷害を伴う場合もある。急性・単相性の経過で、症状は4週間以内にピークを迎えた後に徐々に回復に向かうと言われているが、部分的に機能障害が残る。 | 急性多発性神経炎の一つで、四肢の神経障害に始まる。先行感染に伴うことから免疫系の異常な活性化が原因と考えられているが、原因は未だ不明な指定難病。脱髄に加え軸索傷害を伴う場合もある。急性・単相性の経過で、症状は4週間以内にピークを迎えた後に徐々に回復に向かうと言われているが、部分的に機能障害が残る。 | ||
==== 神経回路の再生 ==== | ==== 神経回路の再生 ==== | ||
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== | == 参考文献 == | ||
<references/> | |||
この用語にリダイレクトする同義語:髄鞘 | |||
この用語にリダイレクトする関連語:オリゴデンドロサイト、軸索再生、伝導、髄鞘化 | |||
(執筆者:村松里衣子、山下俊英、担当編集委員:尾藤晴彦) | (執筆者:村松里衣子、山下俊英、担当編集委員:尾藤晴彦) |