「小脳によるタイミング制御」の版間の差分

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<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0213072 山崎 匡]</font><br>
''電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・通信工学専攻・情報理工学部 情報・通信工学科''<br>
<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0023042 永雄 総一]</font><br>
''独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター''<br>
DOI [[XXXX]]/XXXX 原稿受付日:2012年7月4日 原稿完成日:2013年月日<br>
担当編集委員:[http://www.phy.med.kyoto-u.ac.jp/dw.html 渡辺 大](京都大学大学院 生命科学研究科認知情報学講座・医学研究科生体情報科学講座)<br>
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英語名:Cerebellar Timing Control  
英語名:Cerebellar Timing Control  


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 運動を正確に行うには、複数の筋が協調して活動することが必要である。それには筋をそれぞれ適切な強さ(ゲイン)と的確なタイミングで収縮させるような制御が必須である。[[小脳]]は運動のゲインを制御するのみならず、同時に数十ミリ秒〜数百ミリ秒の単位のタイミングの制御に重要であることが、臨床医学、生理学や計算論的な研究により示唆されている。ここでは、小脳によるタイミング制御の研究に用いられる運動や[[認知]]機能の課題を紹介し、そこから推定される小脳のタイミング制御のメカニズムと特徴について解説する。  
 運動を正確に行うには、複数の筋が協調して活動することが必要である。それには筋をそれぞれ適切な強さ(ゲイン)と的確なタイミングで収縮させるような制御が必須である。[[小脳]]は運動のゲインを制御するのみならず、同時に数十ミリ秒〜数百ミリ秒の単位のタイミングの制御に重要であることが、臨床医学、生理学や計算論的な研究により示唆されている。ここでは、小脳によるタイミング制御の研究に用いられる運動や[[認知]]機能の課題を紹介し、そこから推定される小脳のタイミング制御のメカニズムと特徴について解説する。  
}}


== タイミング制御に関係する課題  ==
== タイミング制御に関係する課題  ==
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== 参考文献  ==
== 参考文献  ==


<references />  
<references />
 
<br> (執筆者: 山崎匡、永雄総一 担当編集委員: 渡辺大)

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