「ハンチントン病」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
54行目: 54行目:
 検査所見として、次に述べる病理変化に対応して頭部[[CT]]、[[MRI]]にて[[尾状核]]の萎縮と[[側脳室]]前角の拡大が認められることが特徴的である。進行に伴い[[大脳]]萎縮も認める。  
 検査所見として、次に述べる病理変化に対応して頭部[[CT]]、[[MRI]]にて[[尾状核]]の萎縮と[[側脳室]]前角の拡大が認められることが特徴的である。進行に伴い[[大脳]]萎縮も認める。  
===鑑別診断===
===鑑別診断===
 以下の疾患が鑑別に挙げられる.
 以下の疾患が鑑別に挙げられる。


:(1) 症候性舞踏病: 小舞踏病,妊娠舞踏病,脳血管障害に伴うものなど
:(1) 症候性舞踏病: 小舞踏病、妊娠舞踏病、脳血管障害に伴うものなど


:(2) 薬剤性舞踏病: 遅発性ジスキネジー,その他の薬剤性ジスキネジーなど
:(2) 薬剤性舞踏病: 遅発性ジスキネジー、その他の薬剤性ジスキネジーなど


:(3) 代謝性疾患: ウィルソン病,脂質代謝異常症など
:(3) 代謝性疾患: ウィルソン病、脂質代謝異常症など


:(4) 他の神経変性疾患: ハンチントン病類症2型(Huntington disease-like 2),歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症,脊髄小脳変性症17型,有棘赤血球症を伴う舞踏病,捻転ジストニアなど
:(4) 他の神経変性疾患: ハンチントン病類症2型(Huntington disease-like 2)、歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症、脊髄小脳変性症17型、有棘赤血球症を伴う舞踏病、捻転ジストニアなど


==疫学==
==疫学==
52

回編集

案内メニュー