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共同注意

82 バイト追加, 2013年11月6日 (水) 18:23
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#生態学的メカニズムの段階(生後6か月頃)
*#大人の視線の大まかな方向は特定できるが正確な場所を特定することはできない    大人の視線の大まかな方向は特定できるが正確な場所を特定することはできない
#幾何学的メカニズムの段階(生後12か月頃)
 乳児の視野内であれば大人の顔と視線の向きから対象のかなり正確な場所の特定が可能になる    乳児の視野内であれば大人の顔と視線の向きから対象のかなり正確な場所の特定が可能になる
#空間表象メカニズムの段階(生後18か月頃)
 乳児の背後などの視野外に対しても対象の場所の特定が可能になる    乳児の背後などの視野外に対しても対象の場所の特定が可能になる
 Tomaselloら<ref><pubmed>16262930</pubmed></ref>は、乳児の他者理解に重きを置いた発達段階を示している。
#感情と行動の共有の段階(生後3か月頃)
 乳児は他者を生物的主体として理解し、他者と1対1で二項関係的に感情や行動を共有する    乳児は他者を生物的主体として理解し、他者と1対1で二項関係的に感情や行動を共有する
#目標と[[知覚]]の共有の段階(生後9か月頃)
 乳児は他者を目標志向的な主体として理解し、目標や知覚を共有し、他者と目標物と自分という三者の関係を含んだ三項関係的に関わる    乳児は他者を目標志向的な主体として理解し、目標や知覚を共有し、他者と目標物と自分という三者の関係を含んだ三項関係的に関わる
#意図と注意の共有の段階(生後14か月頃)
乳児は他者を意図的な主体として理解し、意図や注意を共有し、他者と協力的に関わる    乳児は他者を意図的な主体として理解し、意図や注意を共有し、他者と協力的に関わる 
 他に、Baron-Cohen<ref>'''S Baron-Cohen'''<br>Mindblindness: An essay on autism and theory of mind<br>''Boston: MIT Press/Bradford Books'':1995</ref>は、心を読むシステム(他者理解)を形成する発達段階の1つとして共同注意を位置付けている。共同注意が可能になるためには、他者の意図と視線検出が必要で、共同注意が可能になることにより、後の心の理論(他者理解)が達成されるとする。
#視線と意図の検出の段階(生後すぐから生後9か月頃)
 他者の視線と意図を検出し、二項関係を築く。    他者の視線と意図を検出し、二項関係を築く。
#共同注意の段階(生後9か月から生後18か月頃)
 他者との注意の共有が可能になり、三項関係を築く。    他者との注意の共有が可能になり、三項関係を築く。
#心の理論の段階(生後18か月から生後48か月頃)
 自分自身や他者の考えが理解できる    自分自身や他者の考えが理解できる
 共同注意は、乳児が他者の発話時にその対象物を見ることで言語を学習できることから言語学習との関連、相手の心的状態の推測と関係することから心の理論(社会的認知)との関連などが指摘されており、そのことを実証的に支持する研究がある<ref><pubmed>16246245</pubmed></ref><ref><pubmed>19046153</pubmed></ref><ref><pubmed>3802971</pubmed></ref>。
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