「カルシウムカルモジュリン依存性タンパク質キナーゼ」の版間の差分

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=== CaMKII ===
=== CaMKII ===
  哺乳類のCaMKIIは、4つの遺伝子(&alpha; &beta; &gamma; &delta;)によりコードされ、スプライスバリアントを含めると、20以上のアイソフォームによって構成される。基本構造として、N末端からATP結合ドメインを含むキナーゼドメイン、自己抑制ドメインとCa2+/カルモジュリン結合ドメインから構成される調節ドメイン、C末端の多量体形成を担う自己会合ドメインを有する。結晶構造解析から、ホロエンザイムは自己会合ドメインを介した会合により12量体を形成するとされる<ref><PubMed>21884935</pubmed></ref><ref><PubMed>21884935</pubmed></ref>。ホロエンザイムは12
  哺乳類のCaMKIIは、4つの遺伝子(&alpha; &beta; &gamma; &delta;)によりコードされ、スプライスバリアントを含めると、20以上のアイソフォームによって構成される。基本構造として、N末端からATP結合ドメインを含むキナーゼドメイン、自己抑制ドメインとCa2+/カルモジュリン結合ドメインから構成される調節ドメイン、C末端の多量体形成を担う自己会合ドメインを有する。結晶構造解析から、ホロエンザイムは自己会合ドメインを介した会合により12量体を形成するとされる<ref><PubMed>21884935</pubmed></ref><ref><PubMed>23632248</pubmed></ref>。ホロエンザイムは12


=== CaMKK-CaMKI経路とCaMKK-CaMKVI 経路===
=== CaMKK-CaMKI経路とCaMKK-CaMKVI 経路===
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