「意識障害」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
22行目: 22行目:
 意識障害を厳密に定義することは困難であるため、臨床医学では、いくつかの[[意識評価スケール]]が用いられている。その基本的な考え方においては、意識は便宜的に、1.覚醒、2.運動反応、3.意識内容、の3つの要素に分けて評価され(図1)、意識清明とはこれら3者が正常に保たれている状態である。清明度が低下した状態を意識混濁(clouding of consciousness)という。
 意識障害を厳密に定義することは困難であるため、臨床医学では、いくつかの[[意識評価スケール]]が用いられている。その基本的な考え方においては、意識は便宜的に、1.覚醒、2.運動反応、3.意識内容、の3つの要素に分けて評価され(図1)、意識清明とはこれら3者が正常に保たれている状態である。清明度が低下した状態を意識混濁(clouding of consciousness)という。


 「覚醒」(図1のx軸)とは、意識清明という意味ではなく、動物と共通の意識要素として「目が覚めている(目を開けている)=覚醒している」という状態であり、覚めていない場合は覚醒させるのに必要な刺激の強さに応じて意識障害の程度を判断する。
 「覚醒」(図1のx軸)とは、意識清明という意味ではなく、動物と共通の意識要素として「目が覚めている(目を開けている)=覚醒している」という状態であり、覚めていない場合は覚醒させるのに必要な刺激の強さに応じて意識障害の程度を判断する。覚醒状態の維持には脳幹網様体賦活系が関与しているとされる。


 繰り返し強い刺激を加えることで初めて覚醒するような状態を「[[昏迷]]」、強い刺激(痛みなど)に対しても覚醒しないことを「[[昏睡]]」、あらゆる刺激に対して全く反応のない状態を特に「[[深昏睡]]」という。
 繰り返し強い刺激を加えることで初めて覚醒するような状態を「[[昏迷]]」、強い刺激(痛みなど)に対しても覚醒しないことを「[[昏睡]]」、あらゆる刺激に対して全く反応のない状態を特に「[[深昏睡]]」という。
164行目: 164行目:


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
(編集コメント:ございましたらご指摘下さい)
閉じ込め症候群
脳幹網様体賦活系


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==


<references />
<references />
3

回編集

案内メニュー