9,444
回編集
細編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
2行目: | 2行目: | ||
<font size="+1">佐々木 奈都、金村 米博</font><br> | <font size="+1">佐々木 奈都、金村 米博</font><br> | ||
''独立行政法人国立病院機構大阪医療センター''<br> | ''独立行政法人国立病院機構大阪医療センター''<br> | ||
DOI:<selfdoi /> | DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2013年4月8日 原稿完成日:2015年2月5日<br> | ||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/read0080380 上口 裕之](独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター)<br> | 担当編集委員:[http://researchmap.jp/read0080380 上口 裕之](独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター)<br> | ||
</div> | </div> | ||
21行目: | 21行目: | ||
[[二分頭蓋]]・[[脳瘤]]([[cephalocele]])は、神経管閉鎖障害の頭側に生じた異常と考えられている。その中で、無脳症は、神経管形成の時期に発生した開放性閉鎖障害であり、尾側では[[脊髄髄膜瘤]]([[myelomeningocele]])([[脊髄裂]]:[[myeloschisis]])がこれに該当する。一方、脳瘤は神経管閉鎖後すなわちpostneurulationの時期に、間葉組織の形成不全によって頭蓋内容物の頭蓋外への脱出が原因とされるとういのが最近の考えである<ref name=ref1 /> <ref name=ref2 /> <ref name=ref3 />。 | [[二分頭蓋]]・[[脳瘤]]([[cephalocele]])は、神経管閉鎖障害の頭側に生じた異常と考えられている。その中で、無脳症は、神経管形成の時期に発生した開放性閉鎖障害であり、尾側では[[脊髄髄膜瘤]]([[myelomeningocele]])([[脊髄裂]]:[[myeloschisis]])がこれに該当する。一方、脳瘤は神経管閉鎖後すなわちpostneurulationの時期に、間葉組織の形成不全によって頭蓋内容物の頭蓋外への脱出が原因とされるとういのが最近の考えである<ref name=ref1 /> <ref name=ref2 /> <ref name=ref3 />。 | ||
== 分類 == | == 分類 == |