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同義語:施錠症候群、かぎしめ症候群、ロックドインシンドローム、偽(性)昏睡 (pseudocoma)、de-efferented state、橋腹側症候群 (ventral pontine syndrome)、モンテ・クリスト症候群 (Monte Cristo syndrome) | 同義語:施錠症候群、かぎしめ症候群、ロックドインシンドローム、偽(性)昏睡 (pseudocoma)、de-efferented state、橋腹側症候群 (ventral pontine syndrome)、モンテ・クリスト症候群 (Monte Cristo syndrome) | ||
{{box|text= | {{box|text= 脳底動脈閉塞による脳梗塞などで、主に脳幹の橋腹側部が広範囲に障害されることによっておこる。眼球運動とまばたき以外のすべての随意運動が障害されるが、感覚は正常で意識は清明である。単に意思表示の方法が欠如した状態であり、ほとんど完全に「鍵をかけられた状態」であることからこの命名がされている。}} | ||
== 閉じ込め症候群とは == | == 閉じ込め症候群とは == | ||
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== 経過と予後 == | == 経過と予後 == | ||
最初の頃は、ほとんど死亡すると考えられていたが、1ないし12週後に、ある程度の神経症状の回復をみる例もあり、早期の積極的治療の必要性が強調されている。中には、27年間生存した例も報告されている。本症例に対する栄養補給中止の声明が、1993年American Academy of Neurologyから出されている<ref><pubmed> 8423893</pubmed></ref>。 | |||
== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
<references /> | <references /> |