41
回編集
Masahikokawagishi (トーク | 投稿記録) 細 (Rayleigh criterion...) |
Kentasaito (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
||
62行目: | 62行目: | ||
====STED==== | ====STED==== | ||
===Localization Microscopy=== | ===Localization Microscopy=== | ||
[[Image:PALM図8.png|600px|thumb|'''図1 PALMの原理'''<br>① 視野内の疎らなPSFPのオン。オン状態のPSFPの位置をグレーの◯で示した。 | |||
②蛍光一分子画像の取得。主に全反射顕微鏡によって行うが共焦点顕微鏡の利用も可能である。得られる輝点は前述のとおり2次元のPSFに従った広がりを持っている。撮影後は視野内のオン状態のPSFPを全て退色させる(あるいは退色するまで撮影を続ける)。 | |||
③座標推定による分子の局在画像の構築。これは②の蛍光一分子画像をガウス関数でフィッティングして、蛍光分子の「座標」を推定する事である(注釈で式?)。さらに、推定座標の「不確かさ」も求められる(注釈で式?)。座標推定から構築した図-③で示されている点は図-②での相当する点に比べて小さくなるが、この点の輝度も2次元のガウス関数として表現される。ガウス関数の中心が上記のフィッティングにより推定された「座標」、標準偏差が「不確かさ」に相当する。また、一分子当たりの輝度の合計が等しくなるように規格化される。つまり、精度が高く推定された点は小さく明るい点、精度が低く推定された点は大きく広がった暗い点として局在画像では表現される事になる。 | |||
④上記①~③操作を全てのPSFPがなくなるまで繰り返した後に、③で得られた画像を全て足し合わせる事で、PALM画像を得る事ができる。 | |||
PALM画像の輝度は蛍光分子がその位置で見つかる可能性に比例する。 | |||
図では比較のために②で得られた画像の総和も示した。これは通常の顕微鏡観察画像に相当する。この例では②の総和では見られなかった「P A L M」の4文字が③の総和では確認できる。]] | |||
==注釈== | ==注釈== | ||
<references group="注" /> | <references group="注" /> | ||
==参考文献== | ==参考文献== | ||
<references /> | <references /> |
回編集