「拮抗薬」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
(拮抗型阻害薬拮抗薬へ移動)
編集の要約なし
3行目: 3行目:
同義語:アンタゴニスト、遮断薬、拮抗型阻害薬、阻害薬、インヒビター
同義語:アンタゴニスト、遮断薬、拮抗型阻害薬、阻害薬、インヒビター


薬物が生体内タンパク質に作用して内在性物質に対する拮抗作用を発揮する場合を指す。その標的タンパク質が酵素の場合は阻害薬(inhibitor)、受容体の場合は拮抗薬(antagonist)、イオンチャネルの場合は遮断薬(blocker)等と厳密には用語が使い分けられる。
生体内タンパク質に作用して内在性物質に対する拮抗作用や機能阻害作用を発揮する薬物を指す。その標的タンパク質が酵素の場合は阻害薬(inhibitor)、受容体の場合は拮抗薬(antagonist)、イオンチャネルの場合は遮断薬(blocker)等と用語が使い分けられるが、その区別は厳密なものではない。


これらの物質は、酵素基質、神経伝達物質、ホルモンなどの内在性リガンドが結合する部位において競合的に拮抗する場合と、それ以外の部位(これをアロステリック部位という)に結合してタンパク質構造を変化させることによって作用する場合に分けられる。
これらの物質は、酵素基質、神経伝達物質、ホルモンなどの内在性リガンドが結合する部位において競合的に拮抗する場合と、それ以外の部位(これをアロステリック部位という)に結合してタンパク質構造を変化させることによって作用する場合に分けられる。
14

回編集

案内メニュー