「シンタキシン」の版間の差分

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== 結合タンパク質 ==
== 結合タンパク質 ==
 他の分子との結合が最も良く調べられているのは、シンタキシン1である。''in vitro''においてシンタキシン1は、以下に紹介する神経伝達物質の放出に関与するものを含め約50種類ものタンパク質と結合することが示されている。シンタキシン13は、シナプス後部の足場タンパク質Homer1c(別名Vesl-1L)と結合する<ref><pubmed>10833436</pubmed></ref>
 シンタキシンは、輸送されて来る小胞に局在するv-SNAREと自身と同じ膜に局在する別のt-SNAREと結合しSNARE複合体を形成することで、その主な機能である膜融合能を発揮する。さらにシンタキシンには、SNARE複合体の形成を制御しているタンパク質の多くが結合する。他の分子との結合が最も良く調べられているのは、シンタキシン1である。''in vitro''においてシンタキシン1は、以下に紹介する神経伝達物質の放出に関与するものを含め約50種類ものタンパク質と結合することが示されている。シンタキシン13は、シナプス後部の足場タンパク質Homer1c(別名Vesl-1L)<ref><pubmed>10833436</pubmed></ref>、NEEP21(neuron-enriched endosomal protrein of 21 kDa)<ref><pubmed>12070131</pubmed></ref>、およびGRASP-1(GRIP-associated protein-1))<ref><pubmed>20098723</pubmed></ref>と結合することが報告されている。


=== SNARE(SNAP-25およびシナプトブレビン) ===  
=== SNARE(SNAP-25およびシナプトブレビン) ===  
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